うせんせい【右旋性】
読者カード 用例 2024年12月20日 公開
用例: | 丙ノ場合ニハ右旋性ノ酒石酸ヲ析出セシムルヲ要ス〔附録・葡萄酒〕 |
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『裁判化学 附衛生的試験法』 1897年8月 池口慶三 | |
語釈: | 〔名〕結晶や溶液などのある種の物質が、その中を通過する偏光の振動面を右に回転させる性質。乳酸、ぶどう糖などに見られる。この性質を持つ物質を右旋体という。←→左旋性。 |
コメント:用例です。
編集部:第2版では、桜井錠二・高松豊吉『稿本化学語彙』(1900)の例が添えられていますが、3年さかのぼることになります。
著書・作品名:裁判化学 附衛生的試験法
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1897年8月
著者・作者:池口慶三
掲載ページなど:212ページ後ろから1行目
発行元:半田屋医籍商店