だっしょくざい【脱色剤】
読者カード 用例 2024年12月25日 公開
用例: | 満俺。白砒。或ハ硝石少量を以て脱色剤(ダッショクザイ)に供ず。是レに酸化錫〈硝酸に溶したる粉末を良とす〉を加る時は。白色暗明の琺瑯料と成る。〔十二・琺瑯料〕 |
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『百工製作新書(三)』 1877年5月 宮崎柳條 訳 | |
語釈: | 〔名〕繊維上から色を除去する薬剤。炭酸ソーダ、アンモニア、蓚酸、塩酸、硫酸など色相分を溶解するものと、ハイドロサルファイト、酸性亜硫酸ソーダ、漂白粉、重クロム酸カリ、硝酸など色素成分を破壊して無色または淡色にするものとがある。 |
コメント:遡ります。
編集部:2023年8月31日付けで、ubiAさんに、石田周三編『科学用語辞典』(1951)の例をご紹介いただいていますが、74年さかのぼることになります。
著書・作品名:百工製作新書(三)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1877年5月
著者・作者:宮崎柳條 訳
掲載ページなど:46丁裏4行目
発行元:清風閣