えそ【壊疽】
読者カード 用例 2025年01月12日 公開
用例: | 壊疽ノ皮膚ニ発スル者ニ、局処症、創傷症、単純症、特異症、及ヒ急症、慢症アリ、〔壊疽及眠瘡〕 |
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『日講記聞皮膚病論』 1874年7月24日 虞魯斬 著 高橋正純 訳 岡沢貞一郎 校訂 | |
語釈: | 〔名〕壊死(えし)に陥った組織が、外界に接触して病的な変化が進行したもの。 |
コメント:遡ります。
編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が早いのですが、文例としては、夏目漱石『門』(1910)よりも36年さかのぼります。
著書・作品名:日講記聞皮膚病論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1874年7月24日
著者・作者:虞魯斬 著 高橋正純 訳 岡沢貞一郎 校訂
掲載ページなど:33丁表6行目
発行元:大阪府病院