日国友の会

アングロアラブしゅ【—種】

読者カード 項目 2024年12月05日 公開

2024年11月28日 ingwさん投稿

用例:尚、競馬に出走する馬は、サラブレツドの外、アングロアラブ種(アラブにサラブレツドを交配したるもの)アラブ種、内国産洋種(外国から輸入したる馬にして血統不明のものを洋種と云ふ、その仔が内国産洋種である)中間種(トロツター、ハクニイ等主として挽車用の馬である)等である。
『競馬趣味』 1932年 菊池寛
語釈:〔名〕馬の一品種。フランスでアラブとサラブレッドを交配し、改良したもの。乗馬・競走用。〔『デジタル大辞泉』「アングロアラブ」〕

コメント:投稿例より遡ります。初出は「中央公論」1932年8月とあります。

編集部:2020年8月3日付けで、古書人さんに、秋山蓮三『内外普通脊椎動物誌』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:競馬趣味

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年

著者・作者:菊池寛

掲載ページなど:353ページ後ろから6行目〔『日本競馬読本』1936年〕

発行元:モダン日本社