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とばす【飛】
読者カード 語釈 2025年02月28日 公開
用例: | 其後水を和し漉して水飛する事なり。 |
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『封内土産考』 1798年 里見藤右衛門 | |
語釈: | 〔他サ五(四)〕液体を蒸発させる。「水分を飛ばす」 |
コメント:
編集部:第2版では、〈(4)空中にちらす。散乱させる〉に近いとも思われますが、この用法には触れていませんね。活用形について、第2版の「飛ばす」の補注に〈江戸時代には、終止・連体形が「とばする」の形をとることがある。(12)の意で、「評判記・色道大鏡‐一」の「とばする むかふよりしたひくるを我心にうけぬふりしてとびのかするやうにしなすをいふ」、「浮世草子・好色万金丹‐二・二」の「二文字座敷を蹴立て蹴立て早御出と申せ、客をとばする事鞠の如し」など〉とあります。
著書・作品名:封内土産考
媒体形式:その他
刊行年(月日):1798年
著者・作者:里見藤右衛門
掲載ページなど:459ページ下段後ろから11行目〔『仙台叢書 第三巻』、1971年9月20日発行〕
発行元:宝文堂