せきゆばこ【石油箱】
読者カード 用例 2003年02月09日 公開
用例: | 産卵箱と云ふものを少し高い処へ拵へて遣らなければなりません、石油箱へ藁を詰めれば沢山です |
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『食道楽 冬の巻』 明治37(1904)年 村井寛(弦斎) | |
語釈: | 〔名〕石油缶が二缶はいる大きさの木箱。リンゴ箱よりやや大きく、頑丈である。 |
コメント:ちょっとだけさかのぼりました。
編集部:最近では、ほとんど見かけなくなった物の一つでしょうか。リンゴ箱といいミカン箱といい、かつてはいろいろな用途に再利用していたのですね。第2版では、久保田万太郎『春泥』(1928)の例が早いのですが、24年さかのぼることになります。
著書・作品名:食道楽 冬の巻
媒体形式:単行本
刊行年(月日):明治37(1904)年
著者・作者:村井寛(弦斎)
掲載ページなど:191ページ
発行元:報知社出版部