日国友の会

しつばん【湿板】

読者カード 用例 2024年06月19日 公開

2004年04月23日 古書人さん投稿

用例:感光度が湿板の五倍以上遅緩なるとにより
『通俗写真薬品解説』 1920年10月27日 高桑勝雄
語釈:〔名〕写真用感光材の一種。コロジオン溶液と沃化銀を混合してガラス板に塗付し、硝酸銀溶液中にひたし、乾燥しないうちにカメラに入れ、撮影するもの。初期の写真や写真製版に用いられた。

コメント:遡ります

編集部:2003年11月3日付けで、末広鉄男さんに、毎日新聞社『新聞(新版)』(1954)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、34年さかのぼることになります。

著書・作品名:通俗写真薬品解説

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年10月27日

著者・作者:高桑勝雄

掲載ページなど:221ページ

発行元:小西本店