日国友の会

いくのぎんざん【生野銀山】

読者カード 項目 2024年08月20日 公開

2010年06月12日 古書人さん投稿

用例:生野銀山ハ、但馬ノ南境ニアル、鉱山ニシテ、現時、盛ニ金銀ヲ採掘ス、
『新撰地誌 二』 1887年5月30日 編纂人 岡村増太郎
語釈:兵庫県中央部、朝来(あさご)市にあった銀山。錫(すず)・銅・鉛なども産し、大同2年(807)発見と伝えられる。江戸幕府直轄となり、産出量を誇った。明治以後、三菱金属鉱業の鉱山となり、昭和48年(1973)閉山。(「デジタル大辞泉」より)

コメント:遡ります

編集部:2008年8月15日付けで、亀井忠一編『帝國地理教科書 全』(1898)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、11年さかのぼることになります。

著書・作品名:新撰地誌 二

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1887年5月30日

著者・作者:編纂人 岡村増太郎

掲載ページなど:19ページ

発行元:発兌 文学社