ジャパンナレッジ
『文藝春秋』は、作家・菊池寛によって大正12年(1923)1月に創刊された月刊総合誌です。
菊池が「創刊の辞」で「私は頼まれて物を云ふことに飽いた。自分で、考へてゐることを、讀者や編輯者に氣兼なしに、自由な心持で云つて見たい。」と書いているように、文壇の枠にとらわれない自由な文筆活動を願って発刊され、芥川龍之介をはじめ、久米正雄・川端康成・里見弴・小林秀雄・直木三十五など数多くの作家たちの随筆、創作作品の発表の場となりました。
昭和初期からは時事問題に関する記事の掲載も始まり、また、当代一流の大物を招いて様々な話題を語らせる「座談会」はとりわけ話題を呼びました。
本誌に連載していた芥川龍之介、直木三十五の二人を記念して昭和10年(1935)に制定された芥川賞・直木賞は、現在もっとも権威ある文学賞のひとつです。
ジャパンナレッジでは、この『文藝春秋』を「文藝春秋アーカイブズ」として、創刊号から昭和25年(1950)12月号までの全323冊を完全収録(増刊号を除く)。戦後までの28年間に掲載された、4,000名を超える作家・寄稿家の随筆、創作、記事など約90,000頁に及ぶ版面PDFを公開します。
記事タイトルでの見出し検索はもちろん、発行年月や執筆者名からの検索も可能にして利便性を高めました。また、広告を除いた本文の全文テキストを収載しているので、本文内に登場するキーワードや固有名詞などでの全文検索が可能です。
さらに、詳細検索画面に設けられたファセット機能を使って検索結果を絞り込み、目的の記事を取り出していただくこともできます。
底本名 | 文藝春秋 第1巻第1号~第28巻第16号 |
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発行 | 文藝春秋 |
原誌刊行日 | 大正12年(1923)1月1日~昭和25年(1950)12月1日 |
巻冊数 | 323冊 |
公開日 | 2019年8月1日 |
頁数 | 90,000頁 |
記事数 | 21,370件 |
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