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『鎌倉遺文』は竹内理三氏(1907~1997 元東京大学史料編纂所所長、東京大学名誉教授、早稲田大学名誉博士)が、昭和46年(1971)から24年間の歳月をかけて刊行された正編42巻、補遺4巻の鎌倉時代の古文書約3万6,000通を網羅した史料集です。
過去には、東京大学史料編纂所で、上記『鎌倉遺文』をもとに「鎌倉遺文フルテキストデータベース」を作成・公開(2006年)し、その成果をもとに東京堂出版から『CD-ROM版 鎌倉遺文』が2008年に刊行されていますが、今回配信する『Web版 鎌倉遺文』では、『鎌倉遺文』本編だけでなく、CD-ROM版では未収録であった鎌倉遺文研究会編『鎌倉遺文 補遺編 東寺文書』(全3巻)や、早稲田大学大学院中世史ゼミによる「『鎌倉遺文』所収「東寺文書白河本」の校訂」(鎌倉遺文研究会編集『鎌倉遺文研究』創刊号~第10号)など、新たな研究成果を含めたデータベースとなります。
一番の特長は、キーワード検索と共に書籍の版面を同じ画面で閲覧できることです。CD-ROM版では再現不可能だった、差図や系図などを表示しました。また東京大学史料編纂所の「日本古文書ユニオンカタログデータベース」へのリンク機能も搭載しており、この『Web版 鎌倉遺文』を利用することでさまざまな情報にアクセスでき、これまで以上に研究分野で利用しやすいものとなっています。
制作協力:公益財団法人角川文化振興財団/東京大学史料編纂所/鎌倉遺文研究会
底本名 | 鎌倉遺文 古文書編 第1巻~第42巻(文治元年〈1185〉~元弘4年〈1334〉) 鎌倉遺文 古文書編補遺 第1巻~第4巻(文治元年〈1185〉~元弘3・正慶2年〈1333〉) 鎌倉遺文 補遺編・東寺文書 第1巻~第3巻(文治2年〈1186〉~元弘3・正慶2年〈1333〉) |
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出版社 | [編集・刊行] 東京堂出版 |
書籍版刊行日 |
古文書編 第1巻~第42巻:1971年~1991年 古文書編補遺 第1巻~第4巻:1994年~1995年 補遺編・東寺文書 第1巻~第3巻:2011年~2014年 |
巻冊数 | 古文書編 42巻+補遺4巻、補遺編・東寺文書3巻 |
書籍価格 | ― |
公開日 | [第一期]古文書編 第1巻~第25巻:2018年12月10日 [第二期]古文書編 第26巻~第42巻+補遺 4巻、補遺編・東寺文書 3巻:2019年12月2日 |
項目数 | [第一期]19,415通/[第二期]16,703通 |
文字数 | [第一期]7,400,000文字/[第二期]5,604,348文字 |
検索について | 詳細検索・本棚あります |
更新頻度 | ― |
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