日本大百科全書(ニッポニカ)

徳仁
なるひと
[1960― ]

皇統譜にいう126代天皇。上皇明仁(あきひと)の第一男子。称号は浩宮(ひろのみや)。昭和35年2月23日生まれ。東宮(とうぐう)御所で両親に育てられ、学習院幼稚園に入園。1980年(昭和55)2月成年式。1982年学習院大学文学部史学科を卒業。卒業論文は「中世瀬戸内海水運の一考察」。同年4月同大大学院に進学。同年10月ブラジルを公式訪問。1983年6月からイギリスに留学、同年10月オックスフォード大学マートン・カレッジに入学。イギリス王室との交流を深め、社会見聞を広めた。1985年帰国。1986年学習院大学院に復学。オーケストラ部のビオラ奏者としても活躍した。1987年初めて国事行為の臨時代行を務め、1989年(平成1)昭和天皇逝去により、皇太子となる。その後独立して赤坂御所から東宮仮御所へ転居。学習院大学の客員講師として教壇に立つなどの活躍もある。1993年6月9日に外務省次官(当時)小和田恒(おわだひさし)の長女雅子(まさこ)と結婚、2001年12月1日長女の敬宮愛子(としのみやあいこ)が誕生した。
[小田部雄次]
 2019年5月1日、125代天皇の退位により皇位を継承した。
[編集部]