ジャパンナレッジ


  • このコンテンツについて

コンテンツ一覧

  • 総合
  • ジャパンナレッジLib
  • ジャパンナレッジPersonal

日本大百科全書(ニッポニカ)

イグアノドン

  • Jpn
  • Eng

ニッポニカ > 更新情報 > サンプルページ

イグアノドン
いぐあのどん
iguanodon 英語
[学]Iguanodon bernissartensis

世界各地の白亜紀前期、約1億4020万年~9960万年前の地層から産出した草食で四肢あるいは二肢歩行の恐竜。分類学上は鳥盤目鳥脚(ちょうきゃく)類(亜目)エウオルニソポッド類(真鳥脚類)イグアノドン類Iguanodontiaイグアノドン上科Iguanodontoideaに属する。全長5~9メートルで体重は最大で約5トンと推定される。1878年にベルギーのベルニサール炭鉱300メートルの地底から23頭の個体が発見され、大部分が関節でつながった骨格であったので、正確な復原像が判明した。前肢の大きさは後肢の約半分で、手は5本指。親指だけは大釘(くぎ)のような形であったので、それまではサイのような角(つの)と間違えられ、初期の復原では鼻の上につけられた。脛骨(けいこつ)は大腿骨(だいたいこつ)よりやや短い。足跡から、4本指中の3本が機能的で、1本が退化していることが判明した。また足跡から、小形種や大形種の若い個体は二肢歩行をしたが、大形種は四肢歩行を主としたと考えられている。角質のあごとくちばしを忙しく動かして木の葉を食べたらしく、あごには多数のへら状の歯がのこぎり状に密集して生えていた。歯が南米のイグアナの歯に似ているため、イグアノドンと名づけられた。イギリス、ベルギー、フランス、スペイン、ドイツ、モンゴルなどで発見されている。
[小畠郁生]

©SHOGAKUKAN Inc.

メディア

イグアノドンの骨格

    ほかのサンプルを見る

ジャパンナレッジLib

大学・法人向け

  • ジャパンナレッジLib とは
  • JKBooks とは
  • Lib と JKBooks の統合について
  • 連携サービス
  • 新規契約のご案内
  • 利用料金
  • 会員規約
  • 各種資料/申込書
ジャパンナレッジPersonal

個人向け

  • ジャパンナレッジPersonal
  • 新規入会はこちら
  • 会費・お支払い方法について
  • コース変更・退会について
  • 使い方
  • 推奨環境
  • 会員規約
ジャパンナレッジSchool

中学・高校生向け

  • ジャパンナレッジSchool
  • 事例紹介
  • よくあるご質問
  • 推奨環境
  • 会員規約

読み物・イベント

  • 知識の泉
  • ジャパンナレッジの本
  • イベントインフォメーション
  • イベントレポート
  • サンプルページ一覧
  • 利用者の声

関連サイトのご案内

  • 日本国語大辞典 第三版 
  • 日国友の会 
  • ことばのまど~小学館辞書編集室 
  • 大辞泉が選ぶ新語大賞 
  • 読書人 
株式会社ネットアドバンス
  • 推奨環境
  • プライバシーポリシー
  • 著作権について
  • リンクについて
  • 免責事項
  • 運営会社
  • アクセシビリティ対応
  • クッキーポリシー
  • Cookie設定
  • ABJマーク
  • ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す商標(登録番号 第10981000号)です。ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちらをご覧ください。AEBS 電子出版制作・流通協議会 https://aebs.or.jp/新しいウィンドウで開く
© 2001-2025 NetAdvance Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます
  • Twitter
  • Facebook