日本大百科全書(ニッポニカ)

日本相撲協会
にほんすもうきょうかい

日本で唯一の職業相撲の団体で、年寄、力士、行司、呼出し、床山(とこやま)らによって構成される。1925年(大正14)12月に財団法人として認可され、大日本相撲協会が誕生した。1927年(昭和2)1月に東京、大阪相撲協会が合併し、1958年(昭和33)に現在名に改称、2014年(平成26)には公益財団法人に移行した。1954年(昭和29)9月に蔵前国技館、1985年1月には現在の両国国技館が開館した。「太古より五穀豊穣(ほうじょう)を祈り執り行われた神事(祭事)を起源とし、わが国固有の国技である相撲道の伝統と秩序を維持し継承発展させるために、本場所および巡業の開催、これを担う人材の育成、相撲道の指導・普及、相撲記録の保存および活用、国際親善を行うとともに、これらに必要な施設を維持、運営し、相撲文化の振興と国民の心身の向上に寄与する」ことをその目的として掲げている。協会の運営は理事会の決議により決定される。評議員(過半数は外部有識者)からなる評議員会の決議により協会運営にあたる理事・副理事が選ばれる。
[徳増信哉]2019年12月13日