ジャパンナレッジ
1927年5月20日から21日にかけて、アメリカのリンドバーグがニューヨーク―パリ間北大西洋単独横断飛行に成功したときの使用機。ライアン社製NYP-1、ライト・ワールウィンド223馬力エンジン1基、全幅14.3メートル、翼面積28.9平方メートル、最大時速208キロメートル、乗員1名。なおニューヨーク―パリ間5809キロメートルの所要時間は33時間39分であった。この飛行でリンドバーグはニューヨークの実業家オルティグの2万5000ドルの賞金を獲得し、一躍世界の英雄となった。名称は、セントルイスの実業家たちから機体製作資金の援助を受けたことにちなんでつけられた。