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昆虫綱カマキリ目カマキリ科に属する昆虫。日本産のカマキリ類中では最大で、本州以南、東南アジアにまで分布し、草むらや樹上にすむ。カマキリによく似ているが、やや大きく、体長75~90ミリメートル。体は緑色ないし褐色。後ろばねは基部付近に紫黒色部分があり、ほかの大部分が褐色になるが、カマキリはこの部分が透明なので区別される。成虫は夏の終わりごろから秋にみられ、球形の卵嚢(らんのう)を産む。卵(らん)越冬をする。
[山崎柄根]
オオカマキリ〔標本画〕
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