スクラム[百科マルチメディア]
※赤のユニフォームのチームが攻撃側。各ポジションは別図「ラグビーのポジション名」参照。
プロップはフッカーとバインド(腕を使って他のプレーヤーと密着する)し、フッカーは左右のプロップをバインドする。ロックは自分の前にいるプロップ、およびロック同士でバインドする。バックローは少なくとも片方の腕を使ってロックをバインドする。ロックがプロップをバインドする際は、通常プロップの両足の間に腕を入れてプロップをバインドするのが一般的である。
レフェリーの「クラウチ」のコールでフロントローはクラウチの姿勢(低くしゃがみ込む姿勢)をとり、自分の前にいる相手の左側にくるようにして相手の耳と自分の耳を合わせる。
続いて、レフェリーの「バインド」のコールで両プロップは相手プロップとバインドする。その際、ルースヘッドプロップは相手タイトヘッドプロップの右腕の内側に自分の左腕を置いてバインドする。一方、タイトヘッドプロップは相手ルースヘッドプロップの左上腕の外側に自分の右腕を置いてバインドする。
最後にレフェリーの「セット」のコールで、両チームは初めて組み合う。
ボールを投入する側のスクラムハーフがどちらの側からボールを投入するかを選択する(通常は味方左プロップ側から)
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