Ⅰ 構成と解説のしかた
構成
(1) 項目名は原則として名詞を選定し,五十音順に配列した.
(2) 各項目とも,はじめに定義的な解説を示し,続けて詳しい解説を行った.文末には,その項目の関連項目,参照項目を示した.
(3) 酸化物,塩化物など,中心元素の酸化数により異なる化合物が存在するものについては,一つの項目にまとめ,それぞれの化合物を(1),(2),(3),…の小項目で解説し,物質の整理,比較ができるように構成した.
〔例〕「塩化クロム」では,クロムの酸化数により,(1)塩化クロム(Ⅱ),(2)塩化クロム(Ⅲ),(3)塩化クロム(Ⅳ)の小項目を設けた.
(4) 付表として,本文画面の右列に「国際単位系(SI)」「元素の周期表」「原子の電子配置表」「化学史年表」を掲載した.
解説
(1) 項目の定義的な解説を 定義に続けて簡潔に記した.
(2) 項目の中で,とくに高校化学の学習のうえで基礎となる項目,広い分野にまたがる項目については,適宜小見出しをつけて,重点的に解説し,学習の便をはかった.
〔例〕「タンパク質」では,【構造】【分類】【呈色反応】などの小見出しを設けた.