1. さん‐ぱい【山背】
日本国語大辞典
*広益熟字典〔1874〕〈湯浅忠良〉「山背 サンハイ ヤマノウシロ」*東京新繁昌記〔1874〜76〕〈服部誠一〉三・新橋鉄道「聞く、西国に遙眼鏡有りと。能く山背 ...
2. 夏の風 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
、湿った南から南西の風。「みなみ」、西日本では「はえ」「はい」「まじ」「まぜ」などとも呼ぶ。▼山背(やませ)春から夏にかけて北日本や東日本の太平洋側に冷たく湿め ...
3. やま‐せ【山背】
デジタル大辞泉
1 山を越えて吹いてくる風。フェーンの性質をもつ風。 2 夏季に北日本の太平洋側、特に三陸地方に吹く冷湿な北東風。オホーツク海高気圧から吹き出す風で、長く続くと ...
4. やま‐せ【山背】
日本国語大辞典
事門「其靡く向を見て、何月は山背(ヤマセ)(東風)なれど何月はクダリ(南風)なり」(1)本来、山の向こうから吹いてくる風のことで、山背の漢字表記がなされ、語源説 ...
5. やませ
日本大百科全書
漢字で山背をあてることが多いが、現在、東北・北海道方面で凶作の原因になる風として広く注目されている「やませ」は、三陸沖より内陸に吹き込んでくる北東気流であり、山 ...
6. やませ【山背】[方言]
日本方言大辞典
(1)山の方から吹く風。山風。 石川県能美郡012山岳語彙蒐集報告(高橋文太郎)1938 鹿島郡411石川県鹿島郡誌(鹿島郡自治会)1928 島根県725島根県 ...
7. やませ【山背】[標準語索引]
日本方言大辞典
おーどー / とね穏やかなやませ:山背ほそやまへ ...
8. やましろおう【山背王】
国史大辞典
長屋王の子。のちに藤原弟貞と改名。天平元年(七二九)二月長屋王の変のとき、王の子の多くは自経したが、山背王は安宿王・黄文王らとともに藤原不比等の女の所生であった ...
9. やましろおう【山背王】
日本人名大辞典
?−763 奈良時代の公卿(くぎょう)。長屋王と藤原長娥子(ながこ)の子。長屋王の変に際し,母が藤原不比等(ふひと)の娘であったため罪をまぬかれる。天平勝宝(て ...
10. やましろごう【山背郷】石川県:加賀国/江沼郡
日本歴史地名大系
天平一二年(七四〇)の越前国江沼郡山背郷計帳(正倉院文書)は、わずかに江沼臣族乎加非の戸一戸分と郷長江沼臣族忍人の戸の一部(五六人分)を残す断簡にすぎないが、北 ...
11. 山背画師
日本史年表
604年〈推古12 甲子〉 9・‐ 朝礼を改め、 扱地拝 とする(紀)。 黄書画師 ・ 山背画師 を定める(紀)。 ...
12. やましろのおうじ【山背皇子】
日本人名大辞典
?−? 6世紀,欽明(きんめい)天皇の皇子。母は蘇我堅塩媛(そがの-きたしひめ)。「古事記」では山代王。 ...
13. やましろのおおえ‐の‐おう[やましろのおほえのワウ]【山背大兄王】
日本国語大辞典
聖徳太子の王子。母は蘇我馬子の娘刀自古郎女。推古天皇の死後、蘇我蝦夷(そがのえみし)の推す田村皇子と皇位を争って敗れたが、なお人望があった。そのため皇極二年(六 ...
14. 山背大兄王(やましろのおおえのおう)
日本大百科全書
厩戸(うまやど)皇子(聖徳太子)の子。母は蘇我馬子(そがのうまこ)の娘、刀自古郎女(とじこのいらつめ)。推古(すいこ)女帝死後の皇位継承の有力資格者の一人であっ ...
15. 山背大兄王
世界大百科事典
?-643(皇極2) 聖徳太子の長子で,母は蘇我馬子の女刀自古郎女(とじこのいらつめ)。異母妹舂米(つきしね)女王と結婚し,難波麻呂古王,麻呂古王,弓削王,佐々 ...
16. やましろのおおえ‐の‐おう【山背大兄王】
デジタル大辞泉
[?〜643]飛鳥時代の皇族。聖徳太子の子。母は蘇我馬子の娘刀自古郎女(とじこのいらつめ)。推古天皇没後、蘇我蝦夷(そがのえみし)の推す田村皇子(舒明天皇)と皇 ...
17. やましろのおおえのおう【山背大兄王】
国史大辞典
皇)と次期大王位を争った。叔父の蘇我蝦夷は推古天皇の遺言に従って田村皇子を推し、境部臣摩理勢は山背大兄王を推し、群臣らの意見も二分されていた。斑鳩宮に居住した王 ...
18. 山背大兄王
日本史年表
643年〈皇極2 癸卯⑦〉 11・1 入鹿、斑鳩宮に巨勢徳陀古を遣わし 山背大兄王 らを襲う.山背大兄王ら生駒山に隠れる.数日後、斑鳩寺に入り、一族とともに自 ...
19. やましろのおおえのおう【山背大兄王】
日本人名大辞典
?−643 飛鳥(あすか)時代,聖徳太子の第1王子。母は蘇我馬子の娘,刀自古郎女(とじこのいらつめ)。推古天皇の死後,田村皇子(のちの舒明(じょめい)天皇)と皇 ...
20. 山背畫師(やましろのがし)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 789ページ ...
21. 山背国
日本史年表
794年〈延暦13 甲戌〉 11・8 山背国 を 山城国 と改め、新京を 平安京 と号する(紀略)。 ...
22. やましろの-ねこ【山背根子】
日本人名大辞典
「日本書紀」にみえる豪族。摂津の山氏の祖。神功(じんぐう)皇后摂政元年,皇后が新羅(しらぎ)(朝鮮)遠征からの帰途,忍熊(おしくまの)王(皇子)らの反乱の鎮圧に ...
23. やましろの-ひたて【山背日立】
日本人名大辞典
?−? 飛鳥(あすか)時代の学生。推古天皇10年(602)渡来した百済(くだら)(朝鮮)の僧観勒(かんろく)から方術(占術や医術)をまなんだ。名は日並立とも。 ...
24. 山背百足
日本史年表
676年〈天武5 丙子②〉 10・10 大使 物部麻 呂・小使 山背百足 を新羅に派遣(紀)。 ...
25. やましろべの-おだ【山背部小田】
日本人名大辞典
?−699* 飛鳥(あすか)時代の武人。壬申(じんしん)の乱(672)のとき,大海人皇子(おおあまのおうじ)(のちの天武天皇)の命令で東海の兵士を徴発する使者と ...
26. やませ‐かぜ【山背風】
デジタル大辞泉
1 「やませ」に同じ。《季 夏》 2 琵琶湖沿岸に吹く春夏の風。瀬田あらし。 ...
27. やませどまりちよう【山背泊町】北海道:渡島支庁/函館市/旧函館区地区/函館
日本歴史地名大系
この町名が生れた(箱館夜話草)。万延元年(一八六〇)箱館全図には「山背泊町」とみえ、その東側(山側)に「御台場」と記される。この山背泊台場は前期幕府領時代に異国 ...
28. やまじがえし【山背返】[方言]
日本方言大辞典
東南からの暴風の時、一時中断後に反対より吹く暴風。 愛媛県越智郡844周桑郡郷土研究彙報(杉山正世)1930~32 ...
29. やまじぐも【山背雲】[方言]
日本方言大辞典
南東から北へ動く雲。 香川県高見島829香川県方言辞典(近石泰秋)1976 ...
30. やませだし【山背出】[方言]
日本方言大辞典
東北から吹いてくる暴風。 秋田県由利郡012山岳語彙蒐集報告(高橋文太郎)1938 ...
31. やまぜぐも【山背雲】[方言]
日本方言大辞典
南西の沖から張り出してくる雲。 静岡県浜名郡545新居の浜のことば(山口幸洋・吉原けい子)1970 ...
32. やまへゆき【山背雪】[方言]
日本方言大辞典
山から吹いてくる風に乗って降る、水けを含んだ雪。 青森県上北郡082野辺地方言集(中市謙三)1936 ...
33. 国印・倉印(山城国)[図版]
国史大辞典
山背国印 山城国印 山城倉印 (c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
34. やましろ‐の【山城の/山背の】
デジタル大辞泉
[枕]山城国鳥羽の地の意から、「とは」にかかる。 「―とはにあひ見む」〈古今・恋四〉 ...
35. Yamashiro no Ōe, Prince 【山背大兄王】
Encyclopedia of Japan
?−643 Eldest son of the regent Prince Shotoku; his mother was a daughter of Sog ...
36. 山背大兄王(やましろおおえのおう)
日本大百科全書
→山背大兄王 ...
37. やましろ‐の‐くに【山城国】
デジタル大辞泉
⇒山城 ...
38. やませ‐かぜ【山背風】
日本国語大辞典
〔名〕
やませ(
山背)
...39. 「妹山背山」
日本史年表
1906年〈明治39 丙午〉 2・17 坪内逍遥・島村抱月ら、東京芝紅葉館で文芸協会発会式、 「妹山背山」 など上演。 ...
40. たいまの-やましろ【当麻山背】
日本人名大辞典
?−? 奈良時代,淳仁(じゅんにん)天皇の母。舎人(とねり)親王の妃。淳仁天皇の即位により正三位をさずけられ,大夫人(だいぶにん)と称される。天平宝字(てんぴょ ...
41. たいまのやましろのはか【当麻山背墓】兵庫県:三原郡/南淡町/筒井村
日本歴史地名大系
「淡路墓」があり、「当麻氏、在淡路国三原郡、兆域東西二町、南北二町、守戸正丁五人」とある。当麻山背は上総守従五位上当麻老の娘で、舎人親王の妃となり、淡路廃帝(淳 ...
42. みなみ‐やませ【南山背】
日本国語大辞典
〔名〕(1)東南風。《みなみやませ》岩手県九戸郡088 (2)雪を誘う風。《みなみやませ》鳥取県八頭郡012 ...
43. yīn shān bèi hòu 【阴山背后】
ポケプロ中日
【成語・格言(形式)】だれにも気づかれないみじめな境遇. ...
44. しもやませ【下山背】[方言]
日本方言大辞典
北東風。《しもやすもん》とも。 新潟県佐渡351新潟県方言辞典・佐渡編(渡辺富美雄)1974356佐渡海府方言集(倉田一郎)=全国方言集61944 ...
45. にしやませ【西山背】[方言]
日本方言大辞典
西風。 島根県能義郡・隠岐島725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963 ...
46. のだやませ【―山背】[方言]
日本方言大辞典
真東の風。 青森県三戸郡083青森県五戸語彙(能田多代子)1963 ...
47. ひがえりやませ【日返山背】[方言]
日本方言大辞典
午前には暖かく、午後は冷え冷えとし、夕方にはなくなる風。春先に多い。 青森県三戸郡083青森県五戸語彙(能田多代子)1963 ...
48. ほそやまへ【細山背】[方言]
日本方言大辞典
穏やかな山背。 青森県東津軽郡844周桑郡郷土研究彙報(杉山正世)1930~32 ...
49. みなみやませ【南山背】[方言]
日本方言大辞典
(1)東南風。 岩手県九戸郡088九戸郡志(岩手県教育会九戸郡部会)1936(2)雪を誘う風。 鳥取県八頭郡012山岳語彙蒐集報告(高橋文太郎)1938 ...
50. あち【彼方】[方言]
日本方言大辞典
史1925 大分県臼杵市038全国方言資料(日本放送協会)1966~67神楽歌早歌「安知あちの山背山」《あちゃ》 青森県三戸郡083青森県五戸語彙(能田多代子) ...