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白露(日本国語大辞典)
(草木においた露が白く光って見えるところから)露。白く見える露。《季・秋》*万葉集〔8C後〕二〇・四三一二「秋草におく之良都由(シラツユ)のあかずのみあひ見るものを月をし待たむ〈大伴家持〉」*古今和歌集〔905〜914〕春上・二七「浅緑いとよりかけて白露を珠にもぬける春の柳か〈遍昭〉」
サクラ(桜)(日本大百科全書(ニッポニカ))
バラ科の落葉高木または低木で、おもに北半球の温帯と暖帯に分布する。サクラ属のうち、スモモ、モモ、ウメ、ニワウメ、ウワミズザクラなどの亜属を除いたサクラ亜属のものを一般にサクラと称し、花の美しいものが多く、日本の花の代表として外国にも知られている
ハリケーン(日本大百科全書(ニッポニカ))
北大西洋および北太平洋東部で発生する発達した熱帯低気圧。性質は台風と同じである。世界気象機関(WMO)では、この地域の熱帯低気圧のうち最大風速が毎秒32.7メートル(64ノット)以上のものをハリケーンとよび
梅雨前線(日本大百科全書(ニッポニカ))
6月から7月の梅雨期に日本の南岸にほぼ定常的に発生し、ぐずついた天気をもたらす前線。停滞前線の一種で、成因や性質は秋雨(あきさめ)前線に似る。オホーツク海気団と小笠原(おがさわら)気団の間に形成され、寒帯前線の一種でもある。
アントシアン(日本大百科全書・改訂新版世界大百科事典)
植物色素の一群で、赤、青、暗紫色などを呈する花や葉、果実などの色素のこと。ギリシア語のanthos(花)+cyanos(青い)の意味から命名され、花青素(かせいそ)ともよばれた。基本構造として2個のベンゼン環が3個の炭素で結ばれた炭素骨格をもち、フラボノイド色素群に含まれる。
菌糸(改訂新版・世界大百科事典)
真菌植物の本体(栄養体)を構成する分枝した細い糸状体を菌糸といい,その集まりを菌糸体myceliumという。菌糸は先端生長によって伸長し,栄養分となる有機物があり,適当な湿度や温度などの良好な外的条件が続くかぎりいつまでも生長する。隔壁がなく多核体をなすもの(接合菌類)と
子実体(改訂新版・世界大百科事典)
担胞子体sporophoreともいう。菌類において,胞子が形成される部分が集合して塊状となったもの。いわゆるキノコは大型でよく目だつ子実体である。子囊菌類の子実体は子囊果ascocarpといい,一群の子囊を2核性の菌糸(造囊糸)と単相の菌糸が幾重にもとりまいた構造をなしている。
やま‐せ【山背】(日本国語大辞典)
山を越えて吹いてくる風。また、夏、東北地方の太平洋岸に吹く冷涼な北東風。《季・夏》(1)本来、山の向こうから吹いてくる風のことで、山背の漢字表記がなされ、語源説では「セ」を風とみるものが多い。(2)地方によって風向や付随する意味も様々である。この語が風名の中でも比較的有名なのは、方言の分布地域の広さのほか
太陽(改訂新版・世界大百科事典)
天体としての太陽 太陽系の中心に位置し,地球にもっとも近い恒星。平均的な恒星の一つであり,スペクトル型G2型の主系列星に分類される。太陽系の総質量の99.9%を占め,惑星その他の多くの太陽系天体を従えている。その放射する光や熱や風は惑星その他に種々な影響を与え,惑星の大気を作り
くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】(日本国語大辞典)
ブナ科の落葉高木。本州、四国、九州の山野に生え植林もされる。幹は高さ一五メートル、径六〇センチメートルにもなる。樹皮は深く縦に裂け、若枝には褐色毛を密布する。葉は柄があり互生し長さ八〜一五センチメートルの長楕円形で、縁は芒(のぎ)状に鋭く切れ込む。
つばき 【椿・海石榴・山茶】(日本国語大辞典)
(1)ツバキ科の常緑高木または低木。本州中部以西の各地と本州中部以北の海岸付近に分布し、林の中に生える。観賞用に広く植えられる。まれに高さ一〇メートルを越す。葉は互生し、柄をもち厚く光沢がある。葉身は長さ約八センチメートルの楕円形ないし長楕円形または長卵形で先は
けやき 【欅・槻】(日本国語大辞典)
ニレ科の落葉高木。本州、四国、九州および朝鮮、中国の山野に自生し、庭木や並木として栽培されることが多い。高さ三〇メートル、径二メートルに達し、枝は扇状にひろがる。樹皮は灰褐色、若枝と若葉には細毛を密布。
ひ‐の‐き 【檜・檜木】(日本国語大辞典)
(1)ヒノキ科の常緑高木。日本特産で、本州の福島県以南、四国、九州の屋久島までの山地に生え、広く植林されている。高さ三〇〜四〇メートル、径一〜二メートルに達する。樹冠は鋭円錐形。樹皮は赤褐色で縦に裂け薄くはげる。葉は鱗片(りんぺん)状に小枝に密に対生。
槍ヶ岳(日本歴史地名大系)
標高三一八〇メートルの北アルプス第二の高峰で、その峰が槍の穂先のようにとがっていることから命名された。長野県側からは常念岳・燕岳などの北アルプスの前山や美ヶ原などに登らないと見えないが、飛騨側からは高原川の上流地域から望むことができる。
御岳山(日本歴史地名大系)
大岳山から北に延びる御嶽尾根にある高山。御岳山は標高九二九メートル。金峰山・武州御嶽山ともいう。北の大塚山の東手を大沢川が流れ、南西の鍋割山の手前に奥院があり、東に日の出山がそびえる。古くから御嶽山信仰の山として知られ、山頂に吉野金峰山より蔵王権現の分霊を勧請した
立山(日本歴史地名大系)
県の南東部に位置し、北アルプス(飛騨山脈)の北部にあたる。雄山(三〇〇三メートル)・大汝山(三〇一五メートル)・富士ノ折立(二九九九メートル)で立山本峰を構成する。また立山本峰・浄土山(二八三一メートル)・別山(二八八五メートル)<を総称して立山三山という。
水晶岳(日本歴史地名大系)
黒部川源流にそびえる岩山。標高二九八六メートル。地籍は大山町。黒岳とも称する。後立山山脈の主稜から北へ分岐した黒岳山塊の主峰ともいうべき峨々たる岩山で、東側は東沢谷、西側は雲ノ平に臨み、数個の氷食地形をちりばめる。水晶および柘榴石を産するところから山名を生じた。
駒ヶ岳(日本歴史地名大系)
木曾山脈(中央アルプス)の主峰で、木曾郡と上伊那郡の境にあり、標高二九五六メートル。木曾駒ヶ岳ともいうが、伊那地方では赤石山脈北端の甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳とよぶのに対して西駒ヶ岳とよんでいる。本岳近くに前岳・中岳・宝剣岳などがあり、ほぼ等高度の山峰が連なり、雄大な山容を
白馬岳(日本歴史地名大系)
後立山連峰の北部にそびえる。標高二九三二・二メートル。山頂は朝日町と長野県白馬村の境界をなすが、その山体は新潟県西頸城郡にもまたがり、越中・越後・信濃の三国境の山という。信州側の古絵図に両替岳とあるのは両界岳の意で、越中・信濃境、越後・信濃境の両境界を備えるからであろう。
鷲羽岳(日本歴史地名大系)
大山町と長野県大町市の境にそびえる峻峰。標高二九二四・二メートル。すぐ南西にそびえる三俣蓮華岳の古名が鷲羽岳であったため山名に混乱が生じ、「二つの鷲羽岳」などといわれた。鷲羽岳の称は越中・信濃・飛騨三国境の山を主として、幾つかの峰の総称だったかとも思われるが、のち東側
八ヶ岳(日本歴史地名大系)
南佐久郡・諏訪郡・茅野市・山梨県北巨摩郡にまたがり、千曲川水系・富士川水系・天竜川水系の分水嶺をなす。赤岳(二八九九・二メートル)を主峰として北に横岳(二八三〇メートル)・硫黄岳(二七四二・一メートル)、西に阿弥陀岳(二八〇七メートル)、南に権現岳(二七八六メートル)
白山(日本歴史地名大系)
最高峰である御前峰(二七〇二・二メートル)、および大汝峰(二六八四メートル)・剣ヶ峰(二六七七メートル)の三峰からなる主頂部と、南方の別山(二三九九・四メートル、小白山ともいう)・三ノ峰(二一二八メートル)、西方の白山釈迦岳(二〇五三・二メートル)などを合せた総称。
金峰山(日本歴史地名大系)
甲府市北端にある標高二五九九メートルを測る秩父山地の主峰。山梨・長野両県の境界に位置し、千曲川水系・富士川水系の分水嶺をなす。高さでは北奥千丈ヶ岳(二六〇一メートル)に次ぐが、瑞牆山・朝日岳など周囲の山々とともに広大な金峰山塊を形成する。山体は黒雲母花崗岩で
浅間山(日本歴史地名大系)
群馬県嬬恋村と長野県北佐久郡軽井沢町・御代田町、小諸市にまたがる第四紀複合成層(三重式コニーデ)型の活火山で、標高二五四二メートル。第一外輪山は西方の黒斑山(二四一四メートル)・牙山(二〇四〇メートル)・剣ヶ峰(二二八八メートル)の半分ほどが残っており、第二外輪山の
男体山(日本歴史地名大系)
日光火山群中の単独峰で、標高二四八四・四メートルの円錐状成層火山。南面に中禅寺湖が広がる。山頂部の旧火口は直径約四〇〇メートル、火口壁北部は欠落しているため馬蹄形をしている。山腹各所に薙とよばれる山崩れの跡がみられ、南東部に大薙、南西部に古薙、北部に御真仏薙、南部に
妙高山(日本歴史地名大系)
中頸城郡南部にある二重式火山。一帯は上信越高原国立公園に属する。主峰の円形カルデラをなす中央火口丘は妙高村の南西端にあり、標高二四四五・九メートル。これを前山・赤倉山・三田原山・大倉山など標高二〇〇〇メートル前後の外輪山が囲む。外輪山東側に北地獄谷と南地獄谷の火口瀬
しい‐か 【詩歌】(日本国語大辞典)
漢詩と和歌。詩と歌。*高野本平家物語〔13C前〕三・少将都帰「この古き詩哥(シイカ)を口ずさみ給へば」*風姿花伝〔1400〜02頃〕六「仮令、名所・旧跡の題目ならば、その所によりたらんずるしいかの、言葉の耳近からんを、能の詰め所に寄すべし」
子嚢菌類(改訂新版 世界大百科事典)
酵母のように単細胞を主体とするものから,コウジカビ,アオカビ,アカパンカビなどのように糸状細胞のいわゆるカビといわれるものや,さらにマメザヤタケ,チャワンタケ,アミガサタケなどのように比較的大型でキノコ状のものまでをふくむ菌類をまとめた大群である。現在のところ1950属
淡路島(日本歴史地名大系・世界大百科事典)
瀬戸内海の東部に浮ぶ瀬戸内海最大の島。北は明石海峡、東は紀淡海峡によって本州と分たれ、西は鳴門海峡によって四国と分たれている。面積は約五九一平方キロ、本州・北海道・九州・四国および択捉島・国後島を除けば、沖縄島・佐渡島・奄美大島・対馬
はつ‐お[‥ほ] 【初穂・早穂・最花】(日本国語大辞典)
その年になって初めて実った稲の穂。*江帥集〔1111頃〕「きみがよのよろづのあきのはつほなるよしだのさとのいねをこそつけ」*色葉字類抄〔1177〜81〕「粃 ハツオ 早初 ハツオ 最花 同」*為家集〔1271〜75頃〕秋「風わたる野田のはつほの打なびきそよぐにつけて秋ぞ知る
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