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槍ヶ岳

ジャパンナレッジで閲覧できる『槍ヶ岳』の日本歴史地名大系のサンプルページ

槍ヶ岳
やりがたけ

標高三一八〇メートルの北アルプス第二の高峰で、その峰が槍の穂先のようにとがっていることから命名された。長野県側からは常念じようねん岳・つばくろ岳などの北アルプスの前山や美ヶ原うつくしがはらなどに登らないと見えないが、飛騨側からは高原川の上流地域から望むことができる。人跡未踏の地域であったとみえて正保年間(一六四四―四八)の国絵図や享保九年(一七二四)の「信府統記」にはこの山の記載がない。

槍ヶ岳に初めて登山したのは越中国出身の一向専修念仏行者播隆であった。播隆は天明二年(一七八二)に生れ、大和国の晃仏上人に師事し、諸国を遍歴して美濃国大野郡揖斐いび町に草庵を結び、ここを定住の地とした。文政九年(一八二六)かねてからの宿願であった槍ヶ岳登山を志し、玄向寺(現松本市浅間)を訪れ、三郷みさと小倉おぐらの中田又重郎の案内で登頂した。そして中腹の岩陰で四八日の修行のあと下山した。その後文政一一年、天保四年(一八三三)、同五年と登山し、頂上に三間九尺の平地をつくって釈迦牟尼仏を安置し、百間立の岩壁に鉄鎖をつけている(南安曇郡誌)

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検索コンテンツ
1. 槍ヶ岳
日本大百科全書
金次郎が登ったのが最初である。登山コースは、中房温泉から燕岳(つばくろだけ)、東鎌尾根を経て槍ヶ岳へ登り、横尾から上高地(かみこうち)へ下る表銀座コースも一般的 ...
2. 槍ヶ岳[百科マルチメディア]
日本大百科全書
日本アルプスの主峰の一つで、北アルプスを代表する山(標高3180m)。氷食によって取り残された山頂部は槍(やり)の穂先のような特異な形状をなし、「日本のマッター ...
3. 槍ヶ岳
世界大百科事典
岩,凝灰角レキ岩,ヒン岩などから構成されるが,南側には古生代の結晶片岩が一部に分布している。槍ヶ岳を取り囲む上記四つの谷は,いずれも氷期の氷河の浸食を受け,頂上 ...
4. やり‐が‐たけ【槍ヶ岳】地図
デジタル大辞泉
長野・岐阜県境、飛騨山脈中部にある山。穂高岳の北にあり、標高3180メートル。山頂は三角の岩峰をなし、槍の穂先に似る。  ...
5. やりがたけ【槍ヶ岳】長野県:南安曇郡
日本歴史地名大系
保年間(一六四四―四八)の国絵図や享保九年(一七二四)の「信府統記」にはこの山の記載がない。槍ヶ岳に初めて登山したのは越中国出身の一向専修念仏行者播隆であった。 ...
6. 鹿島槍ヶ岳
日本大百科全書
長野・富山県境にあって北アルプスの北部をなす後立山(うしろたてやま)連峰の山。長野県大町市街の北西部にある双耳峰。標高2889メートル。山頂は槍状に突出するとこ ...
7. 鹿島槍ヶ岳
世界大百科事典
長野県と富山県の県境部にある山。山頂部には南と北に二つの尖峰が並び立ち,最高部は南峰頂上で,標高2889m。飛驒山脈の北東部,後立山連峰のほぼ中央に位置し,北は ...
8. かしま‐やりがたけ【鹿島槍ヶ岳】地図
デジタル大辞泉
富山・長野の県境にある山。飛騨山脈の後立山(うしろたてやま)連峰中の代表的な山。山頂は南峰(標高2889メートル)と北峰(2842メートル)に分かれている。高山 ...
9. かしまやりがだけ【鹿島槍ヶ岳】富山県:総論/後立山連峰
日本歴史地名大系
難所として知られた。現在はキレットを越えた地点にキレット小屋が建つ。鹿島槍ヶ岳・五龍岳からは劔岳が真正面に見え壮観である。鹿島槍ヶ岳からの棒小屋沢と劔岳からの劔 ...
10. あかざわだけ・すばりだけ【赤沢岳・スバリ岳】富山県:総論/後立山連峰
日本歴史地名大系
立山町と長野県大町市の境界をなしている。越中の古絵図はおおむねこれら個々の峰を記載せず、後立山(鹿島槍ヶ岳)の峰続きの起伏程度に扱っている。ただし江戸時代末期の ...
11. 梓川(川)
日本大百科全書
長野県中西部を流れる川。犀川(さいがわ)の支流。槍ヶ岳(やりがたけ)南東側斜面の槍沢雪渓などを源頭として流出し、上高地(かみこうち)を経て、島々(しましま)地区 ...
12. 梓川
世界大百科事典
長野県西部の川。信濃川の最大の支流である犀(さい)川の主要支流。槍ヶ岳に源を発し,北アルプスの奥山と前山の間を南流して,松本盆地に出る。ここからは北流して,松本 ...
13. あずさ‐がわ【梓川】地図
デジタル大辞泉
長野県中西部を流れる川。槍ヶ岳に源を発し、上高地を経て松本盆地で奈良井川と合流して犀川(さいがわ)となる。長さ77キロ。  ...
14. あずさがわ【梓川】長野県:南安曇郡
日本歴史地名大系
槍ヶ岳・大天井岳・東天井岳・穂高岳・大滝山などに源を発し、槍沢・二ノ俣谷・一ノ俣谷・横尾谷・徳沢を合わせて上高地に下り、乗鞍岳・霞沢岳・野麦峠・鉢盛山・徳本峠・ ...
15. 安曇
日本大百科全書
トンネルで抜けて高山に通じる。また、松本電鉄が新島々(しんしましま)駅まで通じている。穂高岳、槍ヶ岳(やりがたけ)や上高地、乗鞍岳と乗鞍高原など県下有数の山岳観 ...
16. 安曇野[市]
世界大百科事典
な湧水を利用してワサビ栽培やニジマスの養殖が行われ,特に穂高ワサビは全国的に名高い。常念岳,槍ヶ岳,穂高岳などの登山口にあたり,有明温泉(単純硫化水素泉,78℃ ...
17. アルプス‐ぎんざ【アルプス銀座】
デジタル大辞泉
北アルプス(飛騨山脈)で、特に人気があり登山者の多い道。燕(つばくろ)岳から尾根伝いに槍ヶ岳へ至る表銀座と、高瀬川上流にある高瀬ダムから槍ヶ岳へ至る裏銀座がある ...
18. いぬかいじょうやま【犬飼城山】長野県:松本市/蟻ヶ崎村
日本歴史地名大系
木曾谷の入口をのぞむ。西方には犬飼島の水田地帯を経て北アルプスの連山、北から白馬岳(二九三三メートル)・槍ヶ岳(三一八〇メートル)・穂高(最高峰の奥穂高岳は三一 ...
19. 後立山連峰
世界大百科事典
名称は富山県側からみて立山のうしろにあることによる。最高峰の白馬岳(2932m)から南へ,五竜岳,鹿島槍ヶ岳を経て針ノ木岳までを指すことが多いが,朝日岳を北限と ...
20. うつくしがはら【美ヶ原】長野県:松本市
日本歴史地名大系
八ヶ岳連峰(主峰の赤岳は二八九九メートル)、富士山の姿が望まれ、西には北アルプスの前山をはじめ槍ヶ岳(三一八〇メートル)、穂高岳(三一九〇メートル)、西南の乗鞍 ...
21. うなづきまち【宇奈月町】富山県:下新川郡
日本歴史地名大系
面積:三四一・二〇平方キロ 県最東部の山寄りの地に位置し、東は鑓ヶ岳から鹿島槍ヶ岳などの稜線で長野県と接し、北は朝日町・入善町・黒部市と接する。朝日町との境界線 ...
22. おうがはな【王ヶ鼻】長野県:松本市
日本歴史地名大系
岳(二八五七メートル)や燕岳(二七六三メートル)、その後方に主峰穂高岳(三一九〇メートル)や槍ヶ岳(三一八〇メートル)、更に北方に目を転じると、白馬岳(二九三三 ...
23. 大島亮吉
世界大百科事典
慶応義塾大学経済学部在学中に槙有恒,三田幸夫らとともに慶大山岳部の中心として活躍。1922年には槙らと槍ヶ岳冬季初登,24年奥穂高岳,北穂高岳冬季初登などの記録 ...
24. おおしま‐りょうきち【大島亮吉】
デジタル大辞泉
[1899~1928]登山家。東京の生まれ。大正11年(1922)北アルプス槍ヶ岳の冬期初登頂に成功。登山思想の確立に努めたが、昭和3年(1928)3月、前穂高 ...
25. おおばみ‐だけ【大喰岳】地図
デジタル大辞泉
長野・岐阜県境、飛騨山脈の槍ヶ岳の南にある山。標高3101メートル。  ...
26. 大町[市]
世界大百科事典
にあたるため市場町として発展した。JR大糸線が通じる。市域の西部は北アルプス(飛驒山脈)で,槍ヶ岳まで市域に含まれている。また立山黒部アルペンルートの大町トンネ ...
27. おぐらしんどう【小倉新道】長野県:南安曇郡
日本歴史地名大系
〇両を投じたといわれ、中尾村から船津までの沿道に肝煎になってくれる人がないので、自分がかつて槍ヶ岳登山の道案内をしたことのある播隆を介して飛騨吉城郡本郷村の本覚 ...
28. 大天井岳
世界大百科事典
点に位置し,また常念岳方面への縦走路の分岐点にもあたり,毎夏の登山者が多い。南の赤岩岳を経て槍ヶ岳へ至る尾根道は,1923年穂高町(現,安曇野市)牧の名ガイド小 ...
29. 笠ヶ岳
日本大百科全書
岐阜県高山市の北東部、奥飛騨(ひだ)温泉郷地区にある山。槍ヶ岳(やりがたけ)、穂高岳の山々の西方にあたり、標高2898メートル。どこからでも端正な笠の形にみえる ...
30. 笠ヶ岳
世界大百科事典
なんえい)の開山とされ,また播隆も1823年(文政6)に登頂し,そこからの槍ヶ岳を望んで登頂の念願をおこし,後に槍ヶ岳開山を果たしたといわれる。北アルプスの幹線 ...
31. 鹿島槍スキー場
デジタル大辞泉プラス
長野県大町市にあるスキー場。鹿島槍ヶ岳、爺が岳を一望できる。大町温泉郷に位置する。 2011年12月 ...
32. 化政文化
日本大百科全書
頂するのである。幕府はたびたび禁令を出して富士講を弾圧している。さらに前人未踏の北アルプスの槍ヶ岳(やりがたけ)まで1828年(文政11)に念仏修験行者(ねんぶ ...
33. かたかいさんがさん【片貝三ヵ山】富山県:魚津市
日本歴史地名大系
ったという。加賀藩は黒部奥山廻役を定期的に黒部奥山へ入山させたが、三ヵ山からは白馬岳から鹿島槍ヶ岳方面(下奥山)への杣人足全体の三分の一が出されている(「新川郡 ...
34. 加藤文太郎
日本大百科全書
中心に槍(やり)ヶ岳、穂高岳、笠(かさ)ヶ岳など単独行でエネルギッシュな登山を行った。36年(昭和11)槍ヶ岳北鎌(きたかま)尾根で遭難死した。没後遺稿集『単独 ...
35. 上高地
日本大百科全書
れ、優れた自然景観に特別の保護が加えられ、日本の代表的山岳観光地として知られる。小林寛義自然槍ヶ岳(やりがたけ)の南東から流下する梓(あずさ)川によって形成され ...
36. かみこうち【上高地】地図
デジタル大辞泉
梓川(あずさがわ)上流の地域。松本市北西部にある。標高1500メートル。中部山岳国立公園の中心で、穂高岳・槍ヶ岳などへの登山基地。 もと、「上河内」「神河内」と ...
37. かみじょう‐かもんじ【上条嘉門次】
デジタル大辞泉
長野の生まれ。明治13年(1880)から上高地に住み、ウェストン・小島烏水(こじまうすい)ら多くの人を槍ヶ岳・穂高岳などに案内して、日本近代登山の発展に貢献した ...
38. かみたからむら【上宝村】岐阜県:吉城郡
日本歴史地名大系
北は神岡町および富山県上新川郡に接する。当村東部には、日本第三の高峰奥穂高岳(三一九〇メートル)をはじめ、槍ヶ岳・乗鞍岳・三俣蓮華岳・焼岳・笠ヶ岳・黒部五郎岳な ...
39. かわちむら【河内村】富山県:上新川郡/大山町
日本歴史地名大系
廃村となった。中村家は槍ヶ岳開山の播隆が出生した家である。播隆は文政一一年から五回も登頂し、登山路の開通や三角の尖峰に鉄鎖を懸垂した(中村家文書)。鉄鎖を勧進す ...
40. 崖錐
世界大百科事典
域,それに高山では,凍結破砕作用で岩屑ができやすく(周氷河地形),崖錐の発達がよい。日本では槍ヶ岳,穂高岳など日本アルプスの圏谷壁や氷食谷壁下に,現成のものが多 ...
41. 黒部川
世界大百科事典
する。ダムより下流は立山側より西岸から内蔵ノ助谷,別山谷,劔沢が合流する。ここで後立山の鹿島槍ヶ岳から流れる棒小屋沢と十字峡の景勝地をつくった後,〈下ノ廊下〉の ...
42. 黒部峡谷
世界大百科事典
特別名勝・特別天然記念物指定地域は黒部ダム下流から東沢谷合流点までの池平山,劔岳,立山を結ぶ稜線と,鹿島槍ヶ岳,岩小屋山を結ぶ稜線とによって囲まれた地域で,下流 ...
43. くろべきょうこく【黒部峡谷】富山県:総論
日本歴史地名大系
さらに境川・常願寺川・神通川の上流部を含むこともあった。上奥山と下奥山に分れ、境界は一応後立山(鹿島槍ヶ岳)とされていた。黒部川の川越えが困難であったため、立山 ...
44. くろべごろうだけ【黒部五郎岳】富山県:総論/立山連峰
日本歴史地名大系
頂上の柱状の自然石に「中之俣白山神社」の墨痕を認めたという(中村清太郎「越中アルプス縦断記」)。立山から槍ヶ岳への縦走路にあるが、個性の強い独自の山貌を備え、と ...
45. げんこうじ【玄向寺】長野県:松本市/本郷地区/大村
日本歴史地名大系
本尊は阿弥陀如来。霊廟には徳川家康生母伝通院の木像・歴代城主の位牌がある。本堂は江戸初期のものであり、また槍ヶ岳を開山した播隆上人の六字名号碑・同石像がある。墓 ...
46. 小島烏水
世界大百科事典
横浜商業学校卒業後,横浜正金銀行入社。志賀重昂の《日本風景論》に触発され,岡野金次郎らと乗鞍岳,槍ヶ岳などに登った。この間,雑誌《文庫》の編集にもかかわる。イギ ...
47. こじまうすい【小島烏水】
国史大辞典
集部に加入し雑誌記者として活躍。志賀重昂の『日本風景論』により山への目を開き、同三十五年八月槍ヶ岳に登山、下山後英国宣教師ウォルター=ウエストンと相知り、同三十 ...
48. 五龍岳
日本大百科全書
大部分斑岩(はんがん)からなり、北は唐松(からまつ)岳、南は八峰(はちみね)キレットを経て鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)へと続く。山頂の南東側には、鹿島川の上流 ...
49. 五竜岳
世界大百科事典
長野・富山県境,飛驒山脈(北アルプス)北東部にある山。後立山連峰の中央部,鹿島槍ヶ岳と大黒岳の間に位置する。標高2814m。山頂部は山脈の南北方向に対して直角に ...
50. ごりゅう‐だけ【五竜岳】地図
デジタル大辞泉
富山県・長野県の県境にある山。標高2814メートル。飛騨山脈後立山連峰の一。鹿島槍ヶ岳の北に位置し、中部山岳国立公園に属する。  ...
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