1. いぶきさん【伊吹山】岐阜県:揖斐郡/春日村
日本歴史地名大系
伊吹山地の南端にある主峰で、山頂部は春日村と滋賀県坂田郡伊吹町にわたる。同町域にある最高点は標高一三七七・四メートル。古来より山岳信仰の対象とされ、山名にかかわ
2. 伊吹山画像
日本大百科全書
揖斐いび郡揖斐川町との境界にある山。膽吹山、伊富貴山、伊服(夫)岐山、夷服岐山などとも書く。伊吹山地の主峰。標高1377メートル。古くから信仰を集めた霊峰で、奈
3. 伊吹山
世界大百科事典
修する七高山の一つともなり,沙門三修を開祖とする伊吹山護国寺が定額寺となっている。中世期には弥高,大平,観音,長尾の伊吹山四護国寺を中心として修験道の山として栄
4. いぶき‐やま【伊吹山】
日本国語大辞典
たともいわれる)滋賀・岐阜県境にある伊吹山地の主峰。日本武尊が東征の帰途、あらぶる神のたたりを受けたという伝説がある。高山植物、薬草が豊富。山頂には伊吹山測候所
5. いぶきやま【伊吹山】
全文全訳古語辞典
上代から薬草の自生地として知られる。この山から採れる蓬が灸のもぐさの原料として名高く、「さしも草」と「伊吹山」とを結びつけて、「言ふ」や「燃ゆ」の掛詞・縁語とし
6. いぶきやま【伊吹山】
国史大辞典
滋賀県坂田郡、岐阜県揖斐郡・不破郡の県境にある伊吹山地の最高峰。海抜一三七七メートル。胆吹山とも書く。琵琶湖国定公園に属し、山頂に大正七年(一九一八)気象観測
7. いぶきやま【伊吹山】滋賀県:坂田郡/伊吹町
日本歴史地名大系
れている。〔伊吹山の産物〕「後拾遺集」所収の藤原実方の歌に「かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしも知らじな燃ゆる思ひを」とある伊吹山の艾については、古くから当
8. 伊吹山(いぶきやま)
古事類苑
地部 洋巻 第3巻 807ページ
9. 伊吹山[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
米原まいばら市側からの眺望。琵琶湖びわこ国定公園域。滋賀県米原市/岐阜県揖斐いび郡揖斐川町©公益社団法人びわこビジターズビューロー
10. 伊吹山地画像
日本大百科全書
滋賀・岐阜県境にある山地。最高峰は伊吹山。花崗岩かこうがんおよび古生層の砂岩、粘板岩が主で、東西は断層崖がい、南は関ヶ原狭隘きょうあい部で鈴鹿すずか山脈に対峙た
11. 伊吹山絵詞(著作ID:97905)
新日本古典籍データベース
いぶきやまえことば 伊吹山物語 室町物語
12. 伊吹山薬草園のこと(著作ID:2435678)
新日本古典籍データベース
いぶきやまやくそうえんのこと
13. 切支丹実記(著作ID:2373935)
新日本古典籍データベース
きりしたんじっき 伊吹蓬 伊吹艾因縁記 伊吹山艾草記 伊吹もぐさ キリスト教
14. 日本武尊伊吹山にて大蛇を跳越給躰(著作ID:330212)
新日本古典籍データベース
やまとたけるのみこといぶきやまにてだいじゃをとびこえたまうてい 祭祀
15. あおのがはらのたたかい【青野ヶ原の戦】
国史大辞典
志す北畠顕家の軍と、これを阻止しようとする足利幕府の軍との間で美濃国青野ヶ原で戦われた決戦。青野ヶ原は伊吹山の東麓、不破郡垂井の東北方(岐阜県大垣市赤坂町)にあ
16. あさいぐん【浅井郡】
国史大辞典
現在の東浅井郡と坂田郡伊吹町北部および伊香郡西浅井町にあたる地域。北は伊香郡、西は高島郡、南は坂田郡、東は伊吹山地を境に美濃国池田郡に接し、西南は琵琶湖に臨んで
17. あさいひめのみこと【浅井比
命】
日本人名大辞典
土記」逸文にみえる神。琵琶湖の竹生島(ちくぶしま)にある都久夫須麻(つくぶすま)神社の祭神。伊吹山の神である多々美比古(たたみひこの)命の姪(めい)。浅井岡にす
18. あさま【浅間】
日本国語大辞典
からるべきにて、近国の侍にふれられ候」*雑俳・柳多留‐三八〔1807〕「浅間よりひろくけむるは伊吹山」【二】〔名〕(1)「あさまもの(浅間物)」の略。*雑俳・柳
19. あじゃり【阿闍梨】
国史大辞典
に任ぜられる例を開いた。天台宗では七高山阿闍梨とて承和三年(八三六)近江比叡山・比良山、美濃伊吹山、山城愛宕山、摂津神峯山、大和金峯山・葛城山に阿闍梨が置かれた
20. あすかだじんじゃ【飛鳥田神社】岐阜県:各務原市/古市場村
日本歴史地名大系
祀ったものとも考えられる。旧蘇原地区には古市場・宮代(「みやしろ」とも読み、古代の社地の意)・伊吹(伊吹山、あるいは古代各務郡に居住した伊福部氏との関係を示すか
21. 熱田神宮
日本大百科全書
のち東国平定の帰途、尾張おわり(愛知県)国造くにのみやつこの館にとどまり、その娘宮簀媛命を妃きさきとしたが、伊吹山いぶきやまの賊を平定に行くときこの剣を館に置い
22. あつたじんぐう【熱田神宮】画像
国史大辞典
東夷平定の後、尊は尾張国造の館にとどまり、その女宮簀媛(みやずひめ)を妃とし、神剣をそのもとに置いて近江伊吹山の妖賊を討伐したが、病を得て没した。ここにおいて媛
23. 姉川
世界大百科事典
滋賀県北部の川。伊吹山地の新穂(しんぽ)山(1067m)付近に源を発し,伊吹山の西麓を南流して谷口の米原市の旧伊吹町付近で西に方向を転じ,草野川,高時川の支流を
24. あね‐がわ[‥がは]【姉川】
日本国語大辞典
滋賀県琵琶湖東岸に注ぐ川。伊吹山地を源とし、高時川を合わせて養蚕地帯の三角州をつくる。元亀元年(一五七〇)姉川の戦いの古戦場。アネ
25. あねがわ【姉川】滋賀県:東浅井郡
日本歴史地名大系
伊吹山地の南東部、坂田郡伊吹町甲津原の北方新穂山(一〇六七メートル)に水源をもつ一級河川で、全長は五三キロ。水量は県下で最も多い。甲津原の瀬戸山谷・中津又谷など
26. あねがわのたたかい【姉川の戦】
国史大辞典
・旗本の順に、丹羽長秀を横山城の押えに置き、十二段の編成で二十八日早朝行動を開始した。姉川は伊吹山の山麓を西南に流れ琵琶湖にそそぐ川であって野村・三田付近は比較
27. あぶれもの【
者】
国史大辞典
自害事に「安宅・篠原・日夏(中略)其外伊吹山ノ麓、鈴鹿河ノ辺ノ山立・強盗・溢者共二三千人」とあるのは群盗となって落人を襲撃した類である。こ
28. あまの‐かわ[‥かは]【天野川】
日本国語大辞典
(「あまのがわ」とも)滋賀県東部、米原(まいばら)町・近江町を流れる川。伊吹山の南裾に発して琵琶湖に注ぐ。古来、川沿いに交通が開け、朝妻、筑摩の要港があった。全
29. あまのがわ【天野川】滋賀県:坂田郡
日本歴史地名大系
伊吹山地と鈴鹿山脈からなる池溝帯を西流する、流路延長約一九キロ、流域面積約一一一平方キロの一級河川。霊仙山地北麓の山東町柏原にある菖蒲ヶ池を水源とし、上流で奥出
30. あみだじあと【阿弥陀寺跡】滋賀県:近江八幡市/北津田村
日本歴史地名大系
を中心に当寺など五ヵ寺所属の山伏が比良山系修験道集団を構成しており、奥島山や鶴翼山・比良山・伊吹山などを行場として活動している。文献上での当寺の存在は、永禄一〇
31. 荒振神
世界大百科事典
火の光(かがや)く神〉とある邪神,日本武(やまとたける)尊が征服した近江の胆吹(いぶき)山(伊吹山)の神などもこの類である。また,邪悪のため,人々の生活に災いを
32. い【胆】
日本国語大辞典
複合してでなくては用いられない。例、クマノi (イ)」(1)「日本書紀」に「伊吹山」「生駒山」を「膽吹山」(景行四〇年)「膽駒山」(神武即位前紀)と表記する借訓
33. いかぐん【伊香郡】滋賀県
日本歴史地名大系
東は岐阜県揖斐郡坂内村、南は東浅井郡浅井町・湖北町と琵琶湖、西は高島郡マキノ町・福井県敦賀市。北部から中部は伊吹山地に連なる高山で、これら山地に発する高時川・余
34. 池田[町](岐阜)
世界大百科事典
はじめ多くの古墳が点在する。また山麓の霞間ヶ渓(かまがたに)公園の桜は名勝・天然記念物に指定され,一帯は伊吹山県立自然公園に属する。上田 雅子 池田荘 池野
35. いさきじ【伊崎寺】滋賀県:近江八幡市/白部村
日本歴史地名大系
。一方、応永一一年(一四〇四)九月一八日の伊崎寺五ヶ寺衆僧掟書案(大原観音寺文書)によれば、伊吹山修験道の拠点であった弥高寺(現同県伊吹町)の客僧山伏寺として、
36. 十六夜日記(中世日記紀行集) 275ページ
日本古典文学全集
地名に現世の執着・煩悩から覚醒する意を掛ける。この歌、『夫木抄』雑八・井に入る。岐阜県南部。伊吹山を水源とし、不破の関趾の傍らを流れ、牧田川に合流して揖斐川に入
37. 泉
世界大百科事典
日本では湧水を利用したマス類やアユ類の大規模養殖が,岩手山麓,那須山系,アルプス山系,富士山麓,伊吹山麓,阿蘇山麓,霧島山系などで行われている。間欠的に湧出する
38. 泉(湧泉)画像
日本大百科全書
ため、マス類やアユ類の養殖に適しており、岩手山麓、那須なす山系、日本アルプス山系、富士山麓、伊吹山麓、阿蘇あそ山麓、霧島山系などで大規模な養殖が行われている。山
39. いずみ-すけゆき【泉亮之】
日本人名大辞典
明治-大正時代の彫刻家。天保(てんぽう)9年1月11日生まれ。どくろ,蛇の作品を得意とした。伊吹山(滋賀,岐阜の県境)頂上にある日本武尊(やまとたけるのみこと)
40. いせひがしかいどう・いせにしかいどう【伊勢東街道・伊勢西街道】岐阜県:不破郡/関ヶ原町
日本歴史地名大系
安江村を通って伊勢に入る道がみえ、これが東街道に相当するものと考えられる。伝承に、日本武尊が伊吹山から伊勢に帰るとき通過したといい、また霊亀三年(七一七)などの
41. いちかわもんのすけ【市川門之助】[付録]
歌舞伎事典
ことに義経には、落魄の貴公子のおっとりした品格がそこはかとなく漂う。《ヤマトタケル》でも父の役皇后と伊吹山の姥神を継いだ。《一条大蔵譚》の鳴瀬、《夏祭》のお梶に
42. いっぽう‐あじゃり【一法阿闍梨】
仏教語大辞典
密教修法のうち、特定の修法一つを修する阿闍梨をいう。嵯峨天皇の時、七高山(比叡山・比良山・伊吹山・神崎山・愛宕山・金峰山・葛木山の七山)において薬師法だけを修す
43. いとう-はんえもん【伊東半右衛門】
日本人名大辞典
慶長5年(1600)関ケ原の戦いで敗走した敵将小西行長(ゆきなが)を近江(おうみ)(滋賀県)の伊吹山中で捕らえた。
44. いなりじんじゃ【稲荷神社】青森県:弘前市/弘前城下/新寺町
日本歴史地名大系
信政は病気となった。そのため、宝永五年現在地へ堂社を建て尊像を移し、貞昌寺の良仙を別当職に任じ、別当寺として伊吹山白狐寺を建立し、社禄三石六斗を寄付した。明治三
45. いぬかみぐん【犬上郡】滋賀県
日本歴史地名大系
郡内は佐々木京極氏の勢力下にくみ込まれ、とくに京極導誉から大きな影響を受けた。甲良庄内には導誉の住居が伊吹山麓から移築され、建武四年頃には勝楽寺山に城郭が構えら
46. 揖斐川[町]
世界大百科事典
イモやシイタケが栽培され,春日茶の特産がある。村の一部は揖斐関ヶ原養老国定公園,伊吹山県立自然公園に属し,伊吹山は高山植物や薬草の宝庫である。峠を越え垂井町に抜
47. いびがわ【揖斐川】岐阜県:総論
日本歴史地名大系
流域面積一八四〇平方キロ、幹川流路延長一二一キロ。一級河川。〔流域とその地形の特徴〕流域の地形は美濃越前山地・伊吹山地・養老山地・鈴鹿山地などの壮年期山地、鈴鹿
48. 揖斐川(町)画像
日本大百科全書
広く県外に販売網をもつ。米麦作のほか、ダイズや野菜栽培が行われ、また、良質な揖斐茶を産する。このほか、伊吹山麓さんろくは薬草の宝庫として知られる。三輪神社の揖斐
49. いびがわちょう【揖斐川町】岐阜県:揖斐郡
日本歴史地名大系
西は小島山(八六三・六メートル)などの山嶺を挟んで春日村と接する。町の西部はこの山嶺が南部に連なって伊吹山地の東端部をなし、中央部から東部にかけては揖斐川の形成
50. いびぐん【揖斐郡】岐阜県
日本歴史地名大系
同県伊香郡木之本町・余呉町、北部は福井県南条郡今庄町・今立郡池田町・大野市と接する。北部および西部は伊吹山地が占め、南部はその谷々の水を集めて南流する揖斐川の扇