NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1700冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 自然
  6. >
  7. 植物
  8. >
  9. 草・花・木
  10. >
  11. くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】

くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】

ジャパンナレッジで閲覧できる『くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】』の日本国語大辞典のサンプルページ

くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】

解説・用例

〔名〕

ブナ科の落葉高木。本州、四国、九州の山野に生え植林もされる。幹は高さ一五メートル、径六〇センチメートルにもなる。樹皮は深く縦に裂け、若枝には褐色毛を密布する。葉は柄があり互生し長さ八〜一五センチメートルの長楕円形で、縁は芒(のぎ)状に鋭く切れ込む。五月ごろ、新枝の葉腋(ようえき)に、小さな黄褐色の花穂を生じる。どんぐりと呼ばれる果実は、径二センチメートルぐらいの球形で黒褐色を帯び、椀形の大きな殻斗に包まれている。樹皮は染料に用いられ、種子は食用または糊料に、材は薪炭用および、シイタケの培養原木に使われる。漢名、櫟・橡。くにぎ。ふしまき。かたぎ。ふしくれぼく。つるばみ。学名はQuercus acutissima ▼くぬぎの花《季・夏》 ▼くぬぎの実《季・秋》

*日本書紀〔720〕仁徳五八年五月(前田本訓)「荒陵(あらはか)の松林(はら)の南に当りて忽に両(ふたつ)の歴木(クヌキ)生ひたり」

*琴歌譜〔9C前〕高橋振「道の辺の榛(はり)と久奴伎(クヌギ)としなめくも言ふなるかもよ榛と久奴支(クヌギ)と」

*新撰字鏡〔898〜901頃〕「櫪 閭激反馬 久比是又久奴木也」

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕一〇「挙樹 本草云挙樹〈久奴岐〉日本紀私記云歴木」

*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「クヌギ 櫟」

語源説

(1)皮を煎じて染料とするところから、クヅニルキ(屑煎木)の義〔名語記〕。

(2)クリニギ(栗似木)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

(3)クノキ(食之木)の転。クは飲食の概念を表示する原語で、クヌギは食用の実を結ぶ槲斗科植物の総称だった〔日本古語大辞典=松岡静雄〕。

(4)クニキ(国木)の転。「景行紀」に、天皇が筑紫の道後で歴木(くぬぎ)と称する大木を御覧になり、その国を御木の国と名づけられたとある。クヌギ(歴木)の旧称がクニキ(国木)に変わり、更に音転した語〔東雅・名言通・大言海〕。

(5)古く、火に焚く木をクノギといった。それが特定の燃料用木に限られるようになり、クヌギといわれたらしい〔地名の研究=柳田国男〕。

(6)クは「栩」の音ku からで、字義は柞櫟。栩の木の義〔日本語原考=与謝野寛〕。

発音

クヌ〓

〓カナギ〔岐阜〕クニギ〔茨城・淡路・鳥取・徳島・愛媛周桑・伊予・土佐〕クニ〓〔岩手〕クヌキ・クヌッ・クノッ〔鹿児島方言〕クネギ〔埼玉方言・鳥取・周防大島〕クネ〓〔秋田〕クノキ〔福岡〕クノギ〔伊賀・大和・鳥取〕クノ〓〔岩手・仙台方言〕

〓[0][キ゜]〓平安〓〓〓〓[0]/[ク]

辞書

字鏡・和名・色葉・名義・和玉・易林・日葡・書言・言海

正式名称と詳細

表記

釣樟和名色葉名義易林書言

挙樹和名色葉名義

歴木色葉名義書言

和玉書言言海

鳥樟色葉名義

字鏡

色葉

和名

書言

言海

図版


上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 1193
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. 櫟(いちい)
古事類苑
植物部 洋巻 第1巻 192ページ ...
2. いちひ【石櫧・櫟】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕木の名。イチイガシ。実は九月頃熟し、食用となる。木の質は堅く、器などに使用。  ...
3. くにぎ【櫟】
日本国語大辞典
〔名〕植物「くぬぎ()」の古名。*大和本草批正〔1810頃〕一二「槲 作〓誤。槲当 ...
4. クヌギ
日本大百科全書
ブナ科の落葉高木。幹は直立し樹皮は灰黒色で深く縦に割れ、アベマキに似るが弾性はない。葉は狭長楕円(だえん)形で長さ7~15センチメートル、縁(へり)に14対前後 ...
5. くぬぎ【櫟/橡/椚/櫪】
デジタル大辞泉
ブナ科の落葉高木。山野に多く、樹皮は暗灰色で裂け目が多い。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。5月ごろ、雄花と雌花とが咲く。2年目の秋に球状のどんぐりがなり、食べ ...
6. くぬぎ【櫟・橡・櫪・椚・椢】
日本国語大辞典
樹皮は染料に用いられ、種子は食用または糊料に、材は薪炭用および、シイタケの培養原木に使われる。漢名、・橡。くにぎ。ふしまき。かたぎ。ふしくれぼく。つるばみ。学 ...
7. くのぎ【櫟】
日本国語大辞典
〔名〕植物「くぬぎ()」の異名。*義経記〔室町中か〕三・書写山炎上の事「末座(ばつさ)を見れば、くの木を打ち切り打ち切りくべたる燃えさしををっ取り」*日葡辞書 ...
8. 櫟
字通
怨めり。 〓 れきらつ 爪弾き。 朽 寿 〓 ...
9. くぬぎ【櫟】[標準語索引]
日本方言大辞典
ひよぐり / ひょひょんぐり / ひょんぐり / ひょんひょんぐり / よめ の御器くぬぎ:の花うめずえくぬぎ:の実うつぎ / こなら / じざい / じざ ...
10. クヌギ
世界大百科事典
里山の雑木林に最も普通にみられ,大きな丸いどんぐりをつけ,樹液に昆虫が多く集まるなど,なじみの深いブナ科の落葉高木。幹は直立し,樹皮は縦に細かく裂ける。やや太い ...
11. 以櫟爲神木 (見出し語:櫟)
古事類苑
神祇部 洋巻 第2巻 1793ページ ...
12. いちいえのしょう【櫟江庄】愛知県:海部郡
日本歴史地名大系
寺蔵)に「尾州海西郡江庄堤内雀森」とみえ、現立田村雀ヶ森辺りも含んでいた。初見は長治三年(一一〇六)二月七日付の東寺政所宛平盛正解(東寺百合文書)で、「故太政 ...
13. いちいきたのしょう【櫟北庄】奈良県:天理市/櫟本地区/市ノ本村
日本歴史地名大系
同免田の所在は現本町(西部)と大和郡山市石川町(南部)に比定される。また、康保四年(九六七)の記文(東大寺続要録)に、東大寺尊勝院根本所領の一として「北庄」 ...
14. いちいたばらむら【櫟田原村】島根県:浜田市
日本歴史地名大系
[現]浜田市田原町 田橋村の南に位置し、東は鍋石村、西は横山村、南は井野村。田橋村から分村して成立し、元禄一二年(一六九九)の石見国旧三領分附村々石高記録写( ...
15. いちいだにななのじんじゃ【櫟谷七野神社】京都市:上京区/成逸学区/社横町地図
日本歴史地名大系
[現]上京区社横町 船岡山の南東にある。高砂社ともいった(坊目誌)。祭神は春日明神で天児屋根命・武甕槌命・斎主命を併祀する。旧村社。祭日は九月一六日。「京内まい ...
16. 櫟谷神(いちいだにのかみ)
古事類苑
神祇部 洋巻 第3巻 1388ページ ...
17. いちいだのしょう【櫟田庄】奈良県:大和郡山市/櫟枝村
日本歴史地名大系
六条三里(三)である。以上の条里によると、田庄の所在は現枝町辺りに比定される。延久以後については、正治二年(一二〇〇)の興福寺維摩大会料帳(興福寺文書)の「 ...
18. いちいだのしょう【櫟田荘】
国史大辞典
大和国(奈良県)添上郡の荘園。興福寺領。延久二年(一〇七〇)の雑役免帳に所見し、添上郡五条二里・三里、六条三里にわたり、膳夫寺田・伝法院田・勧学院田・大后寺田 ...
19. 櫟津(いちいつ)
古事類苑
地部 洋巻 第3巻 511ページ ...
20. いちいのきむら【櫟木村】佐賀県:佐賀市/上佐賀上郷
日本歴史地名大系
[現]佐賀市久保泉町大字上和泉字木 東は神埼郡に接し、北は川久保村、西は上和泉村、南は西尾崎村に接する。正保絵図に「一井ノ木村」とある。文化一四年(一八一七) ...
21. いちいのしょう(いちいもとのしょう)【櫟庄(櫟本庄)】奈良県:天理市/櫟本地区/市ノ本村
日本歴史地名大系
ら現大和郡山市枝町東南の二地域を中心としているが、本町内で興福寺領本庄と多少とも交錯している。東大寺領庄は本庄ともよばれていたもののようで、天暦四年( ...
22. いちいののえき【櫟野駅】鹿児島県:薩摩郡
日本歴史地名大系
逓送に多大な苦労が伴うことから、その中間の薩摩郡野村に駅を置くことになった。その比定地を、「鹿児島県史」は現樋脇町市比野としたが、「川内市史」はこの比定では ...
23. いちいのむら【櫟野村】滋賀県:甲賀郡/甲賀町
日本歴史地名大系
[現]甲賀町野 杣川の支流野川の谷に位置。村域は野川に沿って鈴鹿山脈に至り、南東は伊勢国鈴鹿郡(現三重県)、伊賀国阿山郡(現同上)。那須ヶ原山(八〇〇メー ...
24. いちいはら-せっさい【櫟原〓斎】
日本人名大辞典
1723−1800 江戸時代中期の儒者。享保(きょうほう)8年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)垂井(たるい)の人。京都の久米訂斎(くめ-ていさい)にまなび,帰郷し ...
25. いちいばらむら【櫟原村】山口県:宇部市
日本歴史地名大系
小野村と合筆記載される(→小野村)。「郡中大略」には原村とあり、小野村を含み門役七三軒とし、原村は原組のみが記される。村域内に神内社の小祠がある。現在、如 ...
26. いちいもとのしょう【櫟本荘】
国史大辞典
大和国添上郡の荘園。現在の奈良県天理市本付近を中心とする地域。荘ともいう。領有関係は複雑で、同一名称の五つの荘園が重なりあっていた。 (一) 東大寺領官省符 ...
27. いちえだむら【櫟枝村】奈良県:大和郡山市
日本歴史地名大系
こり、本村が樋の寸法九・六寸四方の板樋を伏せることで落着している(枝区有文書)。鐺子に湯沸かせ子ども津の檜橋より来む狐に浴むさむ 長忌寸意吉麿(「万葉集」 ...
28. いちきもんじょ【櫟木文書】
国史大辞典
もとに同十二年、年代順に度会(黒瀬)益弘が再編したのが『木文書』である。檜垣家は以前、木に居住し、木兵庫家とも呼ばれていた。『木文書』の名称はこれによる ...
29. いちぎばるむら【櫟木原村】福岡県:築上郡/築城町
日本歴史地名大系
[現]築城町原 本庄村の南に位置し、城井川上流域の山間に立地する。原とも記される(旧高旧領取調帳)。「豊国紀行」には立地について「いちい木村と寒田の間、山あ ...
30. いちぎむら【櫟木村】大分県:大分郡/庄内町
日本歴史地名大系
旧高旧領取調帳では高一八二石余。長宝水井手と宝暦元年(一七五一)完成の木井路の水掛りで、寛政六年(一七九四)には長宝水の水掛り三〇石余、木井路は七二石余(「 ...
31. いちだにじんじゃ【櫟谷神社】京都市:西京区/上山田村地図
日本歴史地名大系
「類聚国史」巻三二(天皇遊猟)弘仁四年(八一三)一〇月七日の記事にみえる原野、「和名抄」などに載る葛野郡原郷は、谷神社の所在地一帯と推定される。〈京都・山 ...
32. いちだむら【櫟田村】兵庫県:三原郡/西淡町
日本歴史地名大系
[現]西淡町松帆田 慶野村の東、倭文川中流北岸に位置する。北部丘陵地帯の谷々の水は倭文川に入る。籠池・皿池・糟池・大池など用水池が多い。天正一四年(一五八六) ...
33. いちのむら【櫟野村】福岡県:大牟田市
日本歴史地名大系
が課されていた。村内で産する阿蘇溶結凝灰岩は野石とよばれ、江戸時代後期以降社寺の石造物や石橋・灯籠・墓石などの素材として多用され、これを加工する野石工の活動 ...
34. 櫟本
日本大百科全書
天理市の一地区。旧本町。古代の本荘(しょう)。天理市の中心地丹波市(たんばいち)の北に続く上(かみ)街道の街村として発達、名阪国道が通じ、西名阪自動車道に接 ...
35. いちのもときたのしょう【櫟本北庄】奈良県:天理市/櫟本地区/市ノ本村
日本歴史地名大系
(一)である。公田畠の条里は、六条五里(二)、七条三里(二)である。この条里によると、本北庄の所在は現本町(六条四里・五里)と大和郡山市新庄町(七条三里)の ...
36. いちのもとちく【櫟本地区】奈良県:天理市
日本歴史地名大系
明治二二年(一八八九)四月一日の町村制施行により六ヵ村が合併して本村となり、同二七年九月三日、町制を施行し本町となる。昭和二九年(一九五四)四月一日、合併に ...
37. いちのもとのしょう【櫟本庄】奈良県:天理市/櫟本地区/市ノ本村
日本歴史地名大系
里(二)である。以上の条里によると、本庄の所在は現本町を中心としているが、高瀬川に沿って東に細長く散在的に延び、白川溜池南辺に至っている。前掲の長寺は本町 ...
38. いちはらごう【櫟原郷】京都市:山城国(京都市域)郡郷/葛野郡
日本歴史地名大系
争論山城国葛野郡原郷社里水陸田文調度文書」とあって、栖(棲)霞寺・観空寺(跡地は現右京区)にも近接していた。大覚寺から観空寺にかけての嵯峨野中・北部が郷域であ ...
39. いちはらじんじゃ【櫟原神社】富山県:滑川市/滑川町/神明町
日本歴史地名大系
七座のうちの「原神社」の比定社の一つとされる。天明三年(一七八三)の滑川町惣絵図(田村家蔵)に神明社、天保一二年(一八四一)の滑川町見取絵図(滑川市立博物館蔵 ...
40. いちはらのしょう【櫟原庄】和歌山県:西牟婁郡/上富田町
日本歴史地名大系
「中右記」天仁二年(一一〇九)一〇月二二日条に「氏院庄原石田」とあり、応保元年(一一六一)頃と思われる某書状(京都大学蔵「兵範記」仁安二年春巻裏文書)に「抑紀 ...
41. いちはらのしょう・いちはらむら【櫟原庄・市原村】兵庫県:篠山市/旧今田町地区/市原村
日本歴史地名大系
天喜三年(一〇五五)頃とみられる丹波国庄園注文(東大寺文書)に多紀郡西県に所在する庄園として「原庄」とみえる。東条川上流の市原付近に比定され、その北方の本荘も ...
42. いちはらむら【櫟原村】奈良県:生駒郡/平群町
日本歴史地名大系
[現]平群町大字原 生駒山地東麓、上ノ庄村西北に立地。「譜牒余録」所収の慶長六年(一六〇一)の片桐市正知行書立には「市はし村」、慶長郷帳には「一橋村」、元和郷 ...
43. いちびのや【櫟屋】
日本人名大辞典
?−? 戦国時代の絵仏師。奈良の人で,天文(てんぶん)(1532-55)のころの僧屋順禅であろうといわれる。また里村紹巴(じょうは)の手紙によると,慶長(15 ...
44. いちもとじんじゃあと【櫟本神社跡】大阪府:南河内郡/美原町/真福寺村地図
日本歴史地名大系
仁徳天皇の皇子が大木にちなんで社名をつけたといい、また天正三年(一五七五)までは行基創建の多数の伽藍があったと伝える。一方、応神天皇の皇孫瑞歯別皇子が社地の ...
45. クヌギカメムシ
日本大百科全書
昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目クヌギカメムシ科Urostylidaeの総称、またはそのなかの1種。体は扁平(へんぺい)で、触角は長く、頭部側縁の複眼のすぐ前から ...
46. くぬぎ‐ずみ【櫟炭】
デジタル大辞泉
クヌギ材から作った良質の木炭。ささらずみ。  ...
47. くぬぎ‐ずみ【櫟炭】
日本国語大辞典
〔名〕クヌギを焼いて作った炭。佐倉炭、池田炭などが有名。ささらずみ。くのぎずみ。*俳諧・炭俵〔1694〕序「かの冬籠の夜、きり火桶のもとにより、くぬぎ炭のふる哥 ...
48. くぬぎ‐はら【櫟原】
日本国語大辞典
〔名〕クヌギが生えている原野。*今昔物語集〔1120頃か〕二五・五「此奴(やっこ)は、終夜(よもすがら)戦ひし極(こう)じて〈略〉櫪原(くぬぎはら)などにこそ死 ...
49. くぬぎ‐ばやし【櫟林】
日本国語大辞典
七里ばかりゆきてみ給へば、ひがしよりにしにいわやあり」*土〔1910〕〈長塚節〉九「彼は村外れの林(クヌギばやし)の側に居たので」*千曲川のスケッチ〔1912 ...
50. くぬぎ‐もみじ[‥もみぢ]【櫟紅葉】
日本国語大辞典
〔名〕クヌギの葉の紅葉したもの。《季・秋》クヌ〓モミジ ...
「くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】」の情報だけではなく、「くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】と同じ草・花・木カテゴリの記事
白露(日本国語大辞典)
(草木においた露が白く光って見えるところから)露。白く見える露。《季・秋》*万葉集〔8C後〕二〇・四三一二「秋草におく之良都由(シラツユ)のあかずのみあひ見るものを月をし待たむ〈大伴家持〉」*古今和歌集〔905〜914〕春上・二七「浅緑いとよりかけて白露を珠にもぬける春の柳か〈遍昭〉」
サクラ(桜)(日本大百科全書(ニッポニカ))
バラ科の落葉高木または低木で、おもに北半球の温帯と暖帯に分布する。サクラ属のうち、スモモ、モモ、ウメ、ニワウメ、ウワミズザクラなどの亜属を除いたサクラ亜属のものを一般にサクラと称し、花の美しいものが多く、日本の花の代表として外国にも知られている
シバザクラ(日本大百科全書(ニッポニカ))
ハナシノブ科の多年草。アメリカ東部原産で、英名はモス・フロックス。茎は低く5~10センチメートル、地面をはうようにして広がり、よく枝を密生し、初めは軟毛をつけるが基部は木質化する。葉は常緑で堅く、披針形または針状で長さ約1センチメートル。3~5月、葉腋または枝先に桃紅色で
くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】(日本国語大辞典)
ブナ科の落葉高木。本州、四国、九州の山野に生え植林もされる。幹は高さ一五メートル、径六〇センチメートルにもなる。樹皮は深く縦に裂け、若枝には褐色毛を密布する。葉は柄があり互生し長さ八〜一五センチメートルの長楕円形で、縁は芒(のぎ)状に鋭く切れ込む。
つばき 【椿・海石榴・山茶】(日本国語大辞典)
(1)ツバキ科の常緑高木または低木。本州中部以西の各地と本州中部以北の海岸付近に分布し、林の中に生える。観賞用に広く植えられる。まれに高さ一〇メートルを越す。葉は互生し、柄をもち厚く光沢がある。葉身は長さ約八センチメートルの楕円形ないし長楕円形または長卵形で先は
草・花・木と同じカテゴリの記事をもっと見る


「くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】」は自然に関連のある記事です。
その他の自然に関連する記事
春一番(日本大百科全書・世界大百科事典・日本国語大辞典)
冬から春へと季節が移るころ、冬のうちとは風向きの異なる強風が急に吹き出すことがある。この現象を戒めたことばで、漁業従事者たちの間で、海難防止の意味合いで使われだしたといわれる。春一(はるいち)ともいう。冬のうちの北風、西風を吹かせた西高東低型の気圧
富士山宝永噴火(国史大辞典)
宝永四年(一七〇七)十一月二十三日に始まり、十二月八日まで続いた富士山南東側中腹付近での大噴火。大量の火山弾、火山灰が降ったため「宝永の砂降り」ともよばれる。被災地域は駿河・相模・武蔵三国に及び、江戸でも降灰があり雪が降るようであったという(新井白石
伊吹山(世界大百科事典・日本大百科全書・日本歴史地名大系)
滋賀県と岐阜県の県境を南北にのびる伊吹山地の主峰で,標高1377m。地質は古生代石灰岩よりなり,山麓の古生層は石灰岩が少ない。その地質構造は,巨大な石灰岩が低角度の衝上面で石灰岩の少ない古生層の上に衝上したものとされていたが,褶曲に衝上を伴ったもので
長良川(日本歴史地名大系)
県のほぼ中央部に東西に横たわる位山(くらいやま)分水嶺山脈中に位置する見当(けんとう)山(一三五二・一メートル)を源流とし、濃尾平野を経て、伊勢湾直前で揖斐(いび)川に合流する。地形的には河川争奪によって流域拡大がなされたとも考えられる大日
アルデバラン(日本大百科全書・世界大百科事典)
おうし座のα(アルファ)星の固有名。アラビア語で「後に続くものAlDabaran」の意で、同じおうし座のプレヤデス(すばる)よりも少し遅れて日周運動していることに由来する。日本でもいくつかの地方で「すばるの後星(あとぼし)」とよばれている。冬の夜空で
自然に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1700冊以上(総額750万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶