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  11. くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】

くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】

ジャパンナレッジで閲覧できる『くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】』の日本国語大辞典のサンプルページ

くぬぎ 【櫟・橡・櫪・椚・椢】

解説・用例

〔名〕

ブナ科の落葉高木。本州、四国、九州の山野に生え植林もされる。幹は高さ一五メートル、径六〇センチメートルにもなる。樹皮は深く縦に裂け、若枝には褐色毛を密布する。葉は柄があり互生し長さ八〜一五センチメートルの長楕円形で、縁は芒(のぎ)状に鋭く切れ込む。五月ごろ、新枝の葉腋(ようえき)に、小さな黄褐色の花穂を生じる。どんぐりと呼ばれる果実は、径二センチメートルぐらいの球形で黒褐色を帯び、椀形の大きな殻斗に包まれている。樹皮は染料に用いられ、種子は食用または糊料に、材は薪炭用および、シイタケの培養原木に使われる。漢名、櫟・橡。くにぎ。ふしまき。かたぎ。ふしくれぼく。つるばみ。学名はQuercus acutissima ▼くぬぎの花《季・夏》 ▼くぬぎの実《季・秋》

*日本書紀〔720〕仁徳五八年五月(前田本訓)「荒陵(あらはか)の松林(はら)の南に当りて忽に両(ふたつ)の歴木(クヌキ)生ひたり」

*琴歌譜〔9C前〕高橋振「道の辺の榛(はり)と久奴伎(クヌギ)としなめくも言ふなるかもよ榛と久奴支(クヌギ)と」

*新撰字鏡〔898〜901頃〕「櫪 閭激反馬 久比是又久奴木也」

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕一〇「挙樹 本草云挙樹〈久奴岐〉日本紀私記云歴木」

*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「クヌギ 櫟」

語源説

(1)皮を煎じて染料とするところから、クヅニルキ(屑煎木)の義〔名語記〕。

(2)クリニギ(栗似木)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

(3)クノキ(食之木)の転。クは飲食の概念を表示する原語で、クヌギは食用の実を結ぶ槲斗科植物の総称だった〔日本古語大辞典=松岡静雄〕。

(4)クニキ(国木)の転。「景行紀」に、天皇が筑紫の道後で歴木(くぬぎ)と称する大木を御覧になり、その国を御木の国と名づけられたとある。クヌギ(歴木)の旧称がクニキ(国木)に変わり、更に音転した語〔東雅・名言通・大言海〕。

(5)古く、火に焚く木をクノギといった。それが特定の燃料用木に限られるようになり、クヌギといわれたらしい〔地名の研究=柳田国男〕。

(6)クは「栩」の音ku からで、字義は柞櫟。栩の木の義〔日本語原考=与謝野寛〕。

発音

クヌ〓

〓カナギ〔岐阜〕クニギ〔茨城・淡路・鳥取・徳島・愛媛周桑・伊予・土佐〕クニ〓〔岩手〕クヌキ・クヌッ・クノッ〔鹿児島方言〕クネギ〔埼玉方言・鳥取・周防大島〕クネ〓〔秋田〕クノキ〔福岡〕クノギ〔伊賀・大和・鳥取〕クノ〓〔岩手・仙台方言〕

〓[0][キ゜]〓平安〓〓〓〓[0]/[ク]

辞書

字鏡・和名・色葉・名義・和玉・易林・日葡・書言・言海

正式名称と詳細

表記

釣樟和名色葉名義易林書言

挙樹和名色葉名義

歴木色葉名義書言

和玉書言言海

鳥樟色葉名義

字鏡

色葉

和名

書言

言海

図版


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検索コンテンツ
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2. いちひ【石櫧・櫟】
全文全訳古語辞典
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3. くにぎ【櫟】
日本国語大辞典
〔名〕植物「くぬぎ()」の古名。*大和本草批正〔1810頃〕一二「槲 作〓誤。槲当 ...
4. クヌギ
日本大百科全書
ブナ科の落葉高木。幹は直立し樹皮は灰黒色で深く縦に割れ、アベマキに似るが弾性はない。葉は狭長楕円(だえん)形で長さ7~15センチメートル、縁(へり)に14対前後 ...
5. くぬぎ【櫟/橡/椚/櫪】
デジタル大辞泉
ブナ科の落葉高木。山野に多く、樹皮は暗灰色で裂け目が多い。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。5月ごろ、雄花と雌花とが咲く。2年目の秋に球状のどんぐりがなり、食べ ...
6. くぬぎ【櫟・橡・櫪・椚・椢】
日本国語大辞典
樹皮は染料に用いられ、種子は食用または糊料に、材は薪炭用および、シイタケの培養原木に使われる。漢名、・橡。くにぎ。ふしまき。かたぎ。ふしくれぼく。つるばみ。学 ...
7. くのぎ【櫟】
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8. 櫟
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9. くぬぎ【櫟】[標準語索引]
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10. クヌギ
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23. いちいのむら【櫟野村】滋賀県:甲賀郡/甲賀町
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24. いちいはら-せっさい【櫟原〓斎】
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26. いちいもとのしょう【櫟本荘】
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29. いちぎばるむら【櫟木原村】福岡県:築上郡/築城町
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30. いちぎむら【櫟木村】大分県:大分郡/庄内町
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34. 櫟本
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36. いちのもとちく【櫟本地区】奈良県:天理市
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44. いちもとじんじゃあと【櫟本神社跡】大阪府:南河内郡/美原町/真福寺村地図
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46. くぬぎ‐ずみ【櫟炭】
デジタル大辞泉
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47. くぬぎ‐ずみ【櫟炭】
日本国語大辞典
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48. くぬぎ‐はら【櫟原】
日本国語大辞典
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49. くぬぎ‐ばやし【櫟林】
日本国語大辞典
七里ばかりゆきてみ給へば、ひがしよりにしにいわやあり」*土〔1910〕〈長塚節〉九「彼は村外れの林(クヌギばやし)の側に居たので」*千曲川のスケッチ〔1912 ...
50. くぬぎ‐もみじ[‥もみぢ]【櫟紅葉】
日本国語大辞典
〔名〕クヌギの葉の紅葉したもの。《季・秋》クヌ〓モミジ ...
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