1. 椿
字通
を得たる 椿庭 ちんてい 父。 椿堂 ちんどう 父。 椿年 ちんねん 椿寿。 椿府 ちんぷ 父。 椿齢 ちんれい 老年。 玉椿 香椿 仙椿 大椿 庭椿 霊椿 老 ...
2. ツバキ
日本大百科全書
帯」として国の天然記念物に指定されている。富山県氷見(ひみ)市の「上田の椿」「不動の大椿」、愛媛県四国中央市の「猿田の椿」などの大木は県の天然記念物になっている ...
3. 椿
日本大百科全書
徳島県中東部、阿南(あなん)市の一地区。旧椿町。橘(たちばな)湾南部の小半島部を占める地域で、椿泊(どまり)はかつて阿波(あわ)水軍の本拠地であり、またカツオ漁 ...
4. 椿[温泉]
世界大百科事典
和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町にある温泉。白浜温泉の南東,山が迫る海岸にある。40℃の単純泉で,加熱して浴する。江戸前期,当地普門(ふもん)寺の僧が,シラサ ...
5. つばき【椿/山茶/海石榴】
デジタル大辞泉
多数の雄しべも基部が合着している。果実は球形で、秋に熟すと厚い果皮が裂けて黒い種子が現れ、種子から椿油をとる。ワビスケなど多くの品種があり庭木としても重用される ...
6. つばき【椿・海石榴・山茶】
日本国語大辞典
)の都婆吉(ツバキ)つらつらに見とも飽かめや植ゑてける君〈大伴家持〉」*二十巻本和名類聚抄〔934頃〕二〇「
椿 唐韻云
椿〈
倫反 和名豆波木〉木名也
...7. つばき【椿】
日本国語大辞典
姓氏の一つ。
[ツ]
...8. つばき【椿】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕 ❶木の名。ツバキ。(春の季語) ❷襲の色目の名。表は蘇芳、裏は赤。冬に用いる。 ...
9. つばき【椿】
国史大辞典
合色目の一つ。表蘇芳、裏赤か紅。一般には五節より春までの冬の季に着用と記されているが、内閣文庫本の『胡曹抄』によると、異説の中に取りあげられており、正月の季と ...
10. 椿(つばき)
古事類苑
植物部 洋巻 第1巻 537ページ ...
11. ちん【椿】[漢字項目]
デジタル大辞泉
伝説中の長寿の大木。「
椿寿・
椿葉/大
椿」 2 思いがけないこと。「
椿事・
椿説」
〈つばき〉木の名。ツバキ科の常緑樹。「
椿油」 [難読
...12. ちん【椿】[方言]
日本方言大辞典
ちん の木き植物つばき(椿)の一種。 九州※040本草啓蒙補遺(黒田斉清)1848以後 ...
13. ちん〔字音語素〕
日本国語大辞典
大椿、霊椿/椿葉/(2)長寿のもの。父。/椿萱/椿寿、椿齢、椿庭、椿堂/(3)不意のできごと。思いがけない。「珍」に同じ。/椿説/椿事/賃 ...
14. つばき【椿】[方言]
日本方言大辞典
植物(1)(葉が椿に似ているところから)まさき(柾)。 長野県北佐久郡485佐久の植物方言(佐藤邦雄)1950(2)ばら(薔薇)。 山口県794山口県植物方言集 ...
15. つばき【椿】[標準語索引]
日本方言大辞典
やまつばき八重のつばき:椿せんつばき九月初旬、各戸が日を限って自分の山や畑のつばき:椿の実を採った後、他人の山に入ることきなぶり / すりやま変形したつばき:椿 ...
16. ツバキ
世界大百科事典
とツバキの自生地が分布し,椿山などとよばれ神聖視されている。椿山のツバキを折ると暴風雨が起こってたたるとされ,ここに近づくのさえ忌み,椿山明神などの神が祭られた ...
17. 以レ椿爲二神木一 (見出し語:椿)
古事類苑
神祇部 洋巻 第2巻 1802ページ ...
18. カメムシ
日本大百科全書
昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目Heteropteraに含まれる昆虫で、狭義ではカメムシ科Pentatomidae(あるいはカメムシ上科Pentatomoidea ...
19. かめ‐むし【椿象/亀虫】
デジタル大辞泉
半翅(はんし)目カメムシ科の昆虫の総称。体長3ミリ~3センチ。体は扁平で亀の甲に似る。触れると悪臭を放つ。口吻(こうふん)で、植物の汁や昆虫の体液を吸う。キンカ ...
20. かめ‐むし【椿象・亀虫】
日本国語大辞典
〔名〕カメムシ(半翅)目カメムシ科と、その近縁の科の昆虫の総称。体型が多くは亀の甲型の六角形で、体の後部は丸みを帯びる。前ばねは角質で、その後端部分だけが膜質で ...
21. ずんばい‐もも[づんばい‥]【椿桃・油桃】
日本国語大辞典
〔名〕(1)植物「つばいもも(椿桃)」の異名。*歌舞伎・傾城天の羽衣〔1753〕四幕「ずんばい桃の様にずくずくとはちくれてゐるそなた」(2)娘の若くて血色のよい ...
22. ちんかしゅう【椿花集】
デジタル大辞泉
飯田蛇笏の俳句集。昭和41年(1966)刊行。 ...
23. ちん‐けん【椿萱】
日本国語大辞典
〔名〕(「椿」は長寿の木で父にたとえ、「萱(わすれぐさ)」は主婦のいる部屋近くに植えるので母にたとえる)椿堂と萱堂。転じて、父と母。両親。*新編覆醤続集〔167 ...
24. ちん‐じ【珍事・椿事】
日本国語大辞典
*大乗院寺社雑事記‐文正元年〔1466〕六月一九日「以外珍事」*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕拾遺・四九回「今宵の椿事(チンジ)は、ただ今老兵して、しらし給 ...
25. ちん‐じゅ【椿寿】
デジタル大辞泉
《「荘子」逍遥遊の「上古大椿という者あり、八千歳を以て春と為し、八千歳を秋と為す」から》長生きすること。長寿。特に、人の長寿を祝っていう語。 ...
26. ちん‐じゅ【椿寿】
日本国語大辞典
秋」による語。
椿にとっては春と秋が各八千年であるというところから)人の長生きすること。長寿。*杜甫‐寄劉峡州伯華使君詩「但求
椿寿永
...27. ちんじゅ‐き【椿寿忌】
日本国語大辞典
〔名〕俳人高浜虚子の命日。四月八日。虚子忌。《季・春》
[ジュ]
...28. 椿寿忌
デジタル大辞泉プラス
俳人・小説家の高浜虚子の忌日。4月8日。「虚子忌」ともいう。春の季語。 2015年12月 ...
29. ちん‐せつ【珍説・椿説】
日本国語大辞典
〔名〕(1)めずらしい話。変わった話。珍談。*浮世草子・万の文反古〔1696〕四・一「西国の珍節(チンセツ)ども御聞せくだされ」*談義本・根無草〔1763〜69 ...
30. 『椿説弓張月』
日本史年表
1805年〈文化2 乙丑⑧〉曲亭馬琴 『椿説弓張月』 前編刊(この頃より 読本流行 )。 1807年〈文化4 丁卯〉 1・‐ 曲亭馬琴 『椿説弓張月』 前編刊 ...
31. 椿説弓張月
日本大百科全書
江戸時代の読本(よみほん)。曲亭馬琴作、葛飾北斎(かつしかほくさい)挿絵。28巻29冊。前編は1807年(文化4)、後編、続編は1808年、拾遺は1810年、残 ...
32. 椿説弓張月
世界大百科事典
読本。曲亭馬琴作,葛飾北斎画。1807年(文化4)前編刊,11年完結。5編29冊から成る長編で,島渡り伝説で名高い鎮西八郎為朝を主人公としたロマン的な英雄小説。 ...
33. ちんせつゆみはりづき【椿説弓張月】
デジタル大辞泉
江戸後期の読本(よみほん)。5編28巻29冊。曲亭馬琴作、葛飾北斎画。文化4~8年(1807~1811)刊。「保元物語」「太平記」や中国の「水滸(すいこ)後伝」 ...
34. ちんせつゆみはりづき【椿説弓張月】
日本国語大辞典
江戸後期の読本。五編二九冊。曲亭馬琴作。葛飾北斎画。文化四〜八年(一八〇七〜一一)刊。源為朝を主人公として、為朝伝説を縦横に利用し、「保元物語」「太平記」などの ...
35. ちんせつゆみはりづき【椿説弓張月】
全文全訳古語辞典
[書名]江戸後期の読本。曲亭馬琴作。葛飾北斎画。一八〇七年(文化四)~一八一一年刊。源為朝伝説を主軸に、『保元物語』『太平記』『水滸後伝』など和漢の古典に構想を ...
36. ちんせつゆみはりづき【椿説弓張月】
国史大辞典
葛飾北斎画。五編二十八巻二十九冊。文化四年(一八〇七)―八年刊。「椿説」は珍説で、フィクションを意味し、為朝のながされた大島の椿と、九州の鎮西に通じさせ、「弓張 ...
37. ちんせつゆみはりづき【椿説弓張月】
歌舞伎事典
戯曲。三幕八場。曲亭馬琴原作、三島由紀夫作・演出。昭和四四(1969)年一一月《海》に発表。同年一一月国立劇場初演。源為朝=八世松本幸四郎(後の初世白鸚)、高 ...
38. ちんたくじ【椿沢寺】新潟県:見附市/椿沢村
日本歴史地名大系
[現]見附市椿沢町 椿沢集落西方の東山丘陵にある。真言宗智山派、秘密山と号し、本尊阿弥陀如来。和銅年間(七〇八―七一五)行基創建と伝える。椿十二坊の本寺ともいう ...
39. ちん‐だん【珍談・椿談】
日本国語大辞典
知らないたア、迂々濶々といふ次第だ」*最暗黒之東京〔1893〕〈松原岩五郎〉二「彼等の生涯は如何に旅行的椿談(チンダン)綺話を以て満さるるよ」 ...
40. ちん‐てい【椿庭】
デジタル大辞泉
父のこと。→椿堂 ...
41. ちん‐てい【椿庭】
日本国語大辞典
〔名〕(「
椿」は「荘子‐逍遙遊」に「上古有
大
椿者
、以
...42. ちんていかいじゅ【椿庭海寿】
国史大辞典
一三一八―一四〇一 南北朝時代の臨済宗古林派の僧侶。竺仙梵僊の法嗣。遠江の人。文保二年(一三一八)生まれる。竺仙に師事し、貞和六年(一三五〇)入元、帰朝は応安 ...
43. 椿庭海寿
日本史年表
1373年〈【北朝】応安6・【南朝】文中2 癸丑⑩〉 この年 椿庭海寿 ,明より帰国(延宝伝燈録)。 1401年〈応永8 辛巳①〉 閏1・12 没。 ...
44. ちんてい-かいじゅ【椿庭海寿】
日本人名大辞典
1318−1401 南北朝-室町時代の僧。文保(ぶんぽ)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。竺仙梵僊(じくせん-ぼんせん)の法をつぐ。観応(かんのう)元=正平(しょ ...
45. 椿庭海寿花押[図版]
国史大辞典
(c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
46. ちん‐どう【椿堂】
デジタル大辞泉
《椿(つばき)は長寿の木であるところから》父の部屋。また、父のこと。椿庭。 ...
47. ちん‐どう[‥ダウ]【椿堂】
日本国語大辞典
〔名〕父の部屋。転じて、父のこと。椿庭。→萱堂(けんどう)・椿萱(ちんけん)*袁桷‐賦題「椿堂」 ...
48. ちん‐ぶん【珍聞・椿聞】
日本国語大辞典
〔名〕めずらしい風聞。珍奇な噂。ふしぎな話。奇聞。*安愚楽鍋〔1871〜72〕〈仮名垣魯文〉三・下「イヤ世の中には新聞外の珍聞(チンブン)があるヨ」*黒潮〔19 ...
49. ちん‐よう【椿葉】
デジタル大辞泉
《「荘子」逍遥遊に見える大木の椿は、八千年を一つの春または秋とするとあるところから》大椿(だいちん)の葉。長寿・永年のたとえ。 ...
50. ちん‐よう[‥エフ]【椿葉】
日本国語大辞典
賢之庭。椿葉秋久」*性霊集‐八〔1079〕藤左近将監為先妣設三七斎願文「所冀。時攀椿葉。数甞仙桃」色葉【椿葉】色葉 ...