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  11. 独立国家共同体

独立国家共同体

ジャパンナレッジで閲覧できる『独立国家共同体』の世界大百科事典のサンプルページ

世界大百科事典

独立国家共同体
どくりつこっかきょうどうたい

ソ連崩壊のさなか独立した共和国からできた条約共同体。英語名Commonwealth of Independent States,略称CIS。ロシア語でSodruzhestvo nezavisimykh gosudarstv,略称SNG(エスエヌゲー)。1991年12月8日,ロシア,ウクライナ,ベラルーシの3国によって合意され,ミンスクで誕生した。これに年末アルマ・アタ(現アルマトゥイ)でアゼルバイジャン,アルメニア,カザフスタン,キルギスタン(現,キルギス),モルドバ,タジキスタン,トルクメニスタン,ウズベキスタンと11の共和国が参加した。グルジアは93年に加入したが,バルト諸国は参加しなかった。CISは執行機関をもたないが,調整,最高機関として,国家首脳会議,政府首脳会議がつくられており,また外相会議,国防相会議も制度化されている。決定は共和国の合意のみにより,共通言語は各国公用語だが,93年の独立国家共同体憲章では,使用言語はロシア語となった。

 CISをめぐっては,各国が完全独立国家となるまでの過渡的な措置なのか,それとも諸国家の統合過程の始まりなのか,といった対立があり,空洞化している面があることは否定しがたい。
[編集部]

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検索コンテンツ
1. 独立国家共同体
世界大百科事典
会議も制度化されている。決定は共和国の合意のみにより,共通言語は各国公用語だが,93年の独立国家共同体憲章では,使用言語はロシア語となった。 CISをめぐっては
2. どくりつこっか‐きょうどうたい[ドクリツコクカ‥]【独立国家共同体】
日本国語大辞典
一九九一年一二月、ソビエト連邦の消滅とともに、連邦を構成していた諸共和国が形成した共同体。CIS。
3. どくりつ‐こっか‐きょうどうたい【独立国家共同体】
法律用語辞典
一九九一年のソ連解体後、バルト三国を除く旧ソ連構成国一一箇国をメンバーとして同年一二月に創設された共同体。CIS。グルジアは一九九三年に加盟したが、二〇〇九年に
4. 独立国家共同体
日本大百科全書
→CIS
5. CIS(独立国家共同体)【2019】[ロシア・NIS諸国【2019】]
現代用語の基礎知識
ゴルバチョフ政権の権限を継承すべく同年12月8日、ベラルーシの首都ミンスクにおいてCIS(独立国家共同体)を創設した。こうしたスラブの結束への動きに対し、中央ア
6. CIS[欧文略語]
情報・知識 imidas
(4)[Commonwealth of Independent States]【政治】独立国家共同体.旧ソ連の共和国が形成した新体制の国家連合体.1991年1
7. CIS共通経済圏[欧文略語]
情報・知識 imidas
[CIS's common economic zone]【経済・金融】CIS(独立国家共同体)12カ国による共通経済圏構想.
8. EUN[欧文略語]
情報・知識 imidas
・運動】統一チーム.1992年のバルセロナオリンピックに参加した旧ソ連合同チームの略称.独立国家共同体(CIS)加盟の11カ国にグルジアを加えた12の共和国でチ
9. GUAM[ロシア/CIS諸国]
情報・知識 imidas
ソ連邦解体後に創設された独立国家共同体(CIS)加盟国のなかで、親欧米、反ロシア的色彩の濃い4カ国が形成中の組織。1997年にグルジア(現・ジョージア)、ウク
10. NIS[欧文略語]
情報・知識 imidas
(2)[Newly Independent States]【政治】旧ソ連の新独立国家.CIS(独立国家共同体)の別称 (3)[network informat
11. アゼルバイジャン共和国画像
日本大百科全書
アゼルバイジャン最高会議はソ連からの独立宣言を採択した。1991年12月ソ連解体とともに独立国家共同体(CIS)に加盟した。1992年6月大統領に選出されたエリ
12. アゼルバイジャン共和国
世界大百科事典
SSR)が,1991年8月アゼルバイジャン共和国として独立し,ソ連邦解体後の93年9月独立国家共同体(CIS)に加盟した。北は大カフカス山脈の天険とダゲスタン
13. アブハジア[中央アジア]
情報・知識 imidas
に反発し、スフミを攻撃・制圧。93年7月および94年5月の停戦協定によって、国連ならびに独立国家共同体(CIS)によるPKOが派遣され、事態は鎮静化した。他方、
14. アブハジア紛争
日本大百科全書
10月に最高会議議長に選出され、1995年11月の選挙で大統領となった。この間の1993年10月に独立国家共同体(CIS)に加盟し、1995年10月にはロシア軍
15. アルメニア(アジア南西部)
日本大百科全書
邦の構成共和国となった。1991年ソビエト連邦解体で、3共和国はそれぞれ独立し、CIS(独立国家共同体)を構成している。木村英亮
16. アルメニア共和国画像
日本大百科全書
1人区56)、任期は4年。大統領が首相を任命する。渡辺一夫木村英亮外交・軍事1991年12月21日、独立国家共同体(CIS)創設協定に調印し、CIS加盟国となっ
17. イタル・タス
日本大百科全書
いた。ソ連崩壊後の1992年、タスは、ロシアのニュースを伝えるイタルと、海外のニュースを独立国家共同体(CIS)向けに提供するタスの2組織に再編され、イタル・タ
18. ウクライナ画像
日本大百科全書
Shushkevich(1934― )とともに12月8日にベラルーシのミンスクでスラブ3か国による独立国家共同体(CIS)を創設した。12月21日、カザフスタン
19. ウクライナ
世界大百科事典
Respublika〉が,1991年8月24日独立し,国名を〈ウクライナ〉と改称したもの。独立国家共同体(CIS)の構成国の一つ。人口や経済的重要度において,旧
20. ウクライナ
日本国語大辞典
ソ連最大の重工業地帯でもあった。一九二二年、ソ連邦の結成に参加。九一年ソ連邦解体をもたらした独立国家共同体(CIS)の結成に参加し、独立国家としてウクライナを国
21. ウズベキスタン画像
日本大百科全書
議会は二院制で、議席数は上院100、下院150、任期はともに5年である。 1991年12月21日、独立国家共同体(CIS)創設協定に調印し、CIS加盟国となった
22. ウズベキスタン
世界大百科事典
独立国家共同体(CIS)を構成する中央アジアの共和国。旧ソ連邦を構成したウズベク・ソビエト社会主義共和国が1991年独立し,改称したもの。CIS諸国のうち,面積
23. エリツィン
日本大百科全書
大統領に当選した。1991年8月のクーデターを鎮圧、1991年12月ソ連邦解体・CIS(独立国家共同体)創設を宣言した。その後、エリツィンは、ロシア連邦の市場経
24. エリツィン(Eltsin, Boris Nikolaevich)
世界人名大辞典
進める.ウクライナ独立の国民投票[同.12]を受けて,ベロヴェーシ会議でスラブ系3国家のソ連離脱と〈独立国家共同体〉形成で合意,ソ連崩壊を導く.独立したロシアは
25. オリンピック画像
日本大百科全書
選手数1801。日本選手63(うち女子21)。冷戦終結後初めての大会で、旧ソ連がCIS(独立国家共同体)で、統一ドイツ、独立したバルト三国も参加した。アルベール
26. オリンピック画像
世界大百科事典
となった。89年から92年にかけて起こった戦後世界の体制の変化や民族紛争は,統一ドイツ,独立国家共同体,仮加盟のボスニア・ヘルツェゴビナなど,参加国を大きく様変
27. 拡大ヨーロッパ 133ページ
文庫クセジュ
パレスチナ暫定自治政府、チュニジア、ウクライナ)のそれぞれが、二〇〇七年から、TACIS(独立国家共同体に対するEUの技術援助)やMEDA(EUの地中海諸国支援
28. 核兵器禁止地域
日本大百科全書
この条約が過去の条約における権利・義務に影響しない、と規定する第12条を問題にしている。すなわち旧ソ連の独立国家共同体(CIS)諸国の集団安全保障条約を通じ、緊
29. カザフスタン画像
日本大百科全書
1990年4月23日にカザフスタン共産党第一書記のナザルバエフが初代大統領となった。ソ連解体に際し、彼は独立国家共同体(CIS)結成にイニシアティブをとり、急進
30. カザフスタン
世界大百科事典
独立国家共同体(CIS)を構成する中央アジアの共和国の一つ。旧ソ連邦を構成したカザフ・ソビエト社会主義共和国が1991年独立し,改称したもの。中央アジアの北部に
31. カザフスタン 4ページ
文庫クセジュ
宣言したのは中央アジア諸国のなかで一番遅く、一九九一年十二月十六日であり、その五日後にはCIS(独立国家共同体)に加盟した。ソ連の消滅までほとんど無名であったカ
32. カザフスタン 138ページ
文庫クセジュ
クルグズスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、カザフスタンという一一共和国の大統領・首脳が、独立国家共同体(CIS)創設協定に調印した。  CISがソ連の後継
33. カザフスタン‐きょうわこく【─共和国】
日本国語大辞典
(Kazakhstan )独立国家共同体(CIS)を構成する共和国の一つ。カスピ海の北東方、中央アジアのステップ地帯に位置する。首都はアスタナ。CIS有数の炭田
34. カリモフ
日本大百科全書
急進的な改革による混乱が避けられたため、独立以降の国内総生産(GDP)の落ち込みは、他の独立国家共同体(CIS)諸国より少なかった。経済自立の観点からエネルギー
35. 危機遺産
日本大百科全書
六大州および中東の7地域に分け、各地域内は国名の五十音順に配列した。CIS(旧ソ連構成国の独立国家共同体)諸国はヨーロッパに含めた。 2021年7月時点の登録件
36. 共同体思想
日本大百科全書
も見逃すわけにはいかないだろう。その顕著な事例としては、1991年末のソ連邦崩壊ののち、独立国家共同体(CIS)が誕生したことがあげられる(2015年末時点の正
37. キルギス
世界大百科事典
中央アジア東部の共和国で,独立国家共同体(CIS)構成国の一つ。1993年5月の憲法改正で国名正称はキルギス共和国とされたが,キルギスタンと通称される。旧ソ連邦
38. キルギス(国)画像
日本大百科全書
規定されており、二重国籍は認めていない。 ソ連からの独立に伴い、1991年12月21日、独立国家共同体(CIS)設立協定に調印し、CISの加盟国となった。199
39. クルド
日本大百科全書
ペルシア、アルメニア、ラテン、キリル文字で表記されている。清水宏祐クルド人問題中東の北方諸国から独立国家共同体(CIS)の一部共和国内にかけて住むクルド人にかか
40. クロアチア 167ページ
文庫クセジュ
一人あたりの国民総生産は、一九九七年には四七〇〇米ドル(フランスの三分の一)に上昇していた。これは、(独立国家共同体を除く)旧共産主義国のなかで、スロヴェニア、
41. GUAM
日本大百科全書
CIS(独立国家共同体)諸国による、民主主義と経済発展を支柱とする地域統合のための国際機構。「民主主義と経済発展のための機構GUAMグアム」の略称で「民主主義・
42. グルジア
世界大百科事典
Respublika)が,1991年4月グルジア共和国として独立回復を宣言した。ソ連邦解体後の93年12月独立国家共同体(CIS)に加盟した。国内にアブハジア自
43. 軍制画像
日本大百科全書
は実質的に解体し、同年12月8日にはロシア、ウクライナ、ベラルーシがソビエト連邦の消滅と独立国家共同体(CIS)の創設を正式に決定した。CISへの移行に伴う旧ソ
44. 軍隊
日本大百科全書
継承したロシア軍は、その遺産を整理しながら、ハイテク装備の近代軍化を目ざしている。ロシアは1992年当初、独立国家共同体(CIS)諸国の独立とともに、CIS諸国
45. 現代中央アジア 74ページ
文庫クセジュ
九一年十二月八日にはミンスクで、スラヴ系三カ国(ロシア、ウクライナ、ベラルーシ)だけからなる独立国家共同体(CIS)の創設がほとんど一方的な形で宣言された。中央
46. 国連児童基金
日本大百科全書
本・韓国)に資金調達および政策決定者の連絡を行う事務所がある。そのほかに、中・東欧および独立国家共同体、東アジア・太平洋、南アジア、東部・南部アフリカ、中東・北
47. ゴルバチョフ
日本大百科全書
ノーベル平和賞を受賞。1991年8月の保守派クーデター未遂後、党書記長を辞任。同年12月、独立国家共同体(CIS)の創設とソ連消滅を受けて大統領を辞任した。19
48. シェワルナゼ
日本大百科全書
同年8月の保守派クーデターでは、クーデター首謀者らに徹底抗戦の構えをみせた。ソ連が消滅し、独立国家共同体(CIS)創設後の1992年3月、ジョージア国家評議会議
49. シュシケーヴィチ(Shushkevich, Stanislau Stanislavavich)
世界人名大辞典
],共産党を離党[91].同会議議長[同-94].ベロヴェーシ会議[91]でソ連崩壊と〈独立国家共同体〉形成をロシアのエリツィン大統領,ウクライナのクラフチュー
50. シンフェロポリ
日本大百科全書
クリム(クリミア)山脈北麓ほくろくの乾燥した平野に位置する。モスクワからの直通列車が発着し、CIS(独立国家共同体)主要都市と空路でも結ばれる。クリミア観光の基
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