古代~現代の人物3万名に関し、関連文献12万余の文献名・著編者名などを付した伝記資料集
── およそ人物伝の研究は、彼の生活した家庭環境から、さらに広くはその社会や時代の流れを理解し、進んでは彼に関する研究文献や史料を手を尽して徹底的に洗い出して、これに基いて着手してこそ、初めて可能である。それには何よりも、まず既往におけるその人物に関する先人の研究の有無と既刊の関係史料の存否だけでも知悉せねばならぬが、これとても生易しいことではない。そして手っ取り早くこれが探索の手掛りとなるものは、何と言ってもよく整った伝記目録の類を繙くことである ── (序文より)
ある人物についてより深く知りたい時、その人物について書かれた伝記などを調べたい時、文献目録はその手掛かりとなる強い味方です。
日本人の伝記に関する文献を収録した『日本人物文献目録』は、古代より現代に至る人物3万名に関し、明治初年から昭和41年までに刊行された関連文献(図書・雑誌記事)12万余の文献名・著編者名・刊年などを付した画期的伝記資料集です。
人物名から検索できるほか、全文検索では文献名などからも調べることが可能です。また、付録として「採録資料一覧」をご覧いただけます。