書籍版 凡例
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一、明治初年から昭和四十一年末までに刊行された図書・逐次刊行物の記事で、日本人の伝記に関する文献を収録した。
収録にあたっては、巻末に掲げた二次文献を多く援用した。
叢伝・列伝類からは原則として採らなかったが、援用した二次文献に収められているものは、そのまま収録した。
文学・美術部門で、作品論に類すると思われるものは、収録を保留した場合がある。
雑誌の特集号は、特集号名を掲げるに止め、個々の記事は収録しなかった。
二、被伝者名は、号・通称などが著名と思われるものはそれで掲げた。検索の便のために本名または別名から⇒を付して、収録位置を指示した。
三、排列は被伝者名の五十音順により、清・濁・半濁音は考慮せず、同音異字は画数の少ない順とした。
世系をもつ被伝者にはこれを付け、その順とした。
訓の確認できないものは、通行の訓によるか、音によった。
四、同一被伝者に関する文献は、書誌・図書(論集・全集・叢書・単行書などから採った記事を含む)・逐次刊行物所載の記事の三つに分類し、それぞれの最初に①・②・③を付けた。①のなかは図書・逐次刊行物の記事の順に排列した。
各文献の記載要領は次のようにした。
- 単行書
書名 副題 巻数冊数 著編者 シリーズ名 刊行所 刊年
- 論集・全集・叢書・単行書などの記事
論題 副題 著編者 収録書名 シリーズ名 巻次 刊行所 刊年
- 逐次刊行物の記事
論題 副題 連載回数 著編者 誌名 巻号 刊年(巻号・刊年の一方を欠く場合もある)
「早稲田大学」「信濃」など刊行が数期にわたるものは、期順を巻次の上に付けた。
- 同名異人の被伝者は職業・居所などで区別した。
- 著編者が複数の場合は、○○著刊・○○編刊とした。
- 監修者名は原則として省き、校訂者は校、筆記者は記を付けた。
- 同名誌には刊行所や刊年を付けた。
- 巻・冊・号などは次のように示した。
全五巻全五冊→五巻五冊
第五巻第五号→五ノ五
第五巻第四号と第五号の合併号→五ノ四・五
第五巻第四号から第五号まで連載→五ノ四―五
図書の上・下巻は二巻、逐次刊行物はそのまま上下とした。
刊年は、年号を明治→明・大正→大・昭和→昭とし、それに年次を付した。
謄写印刷は謄とした。
- 増補・改訂・刊行所の異なる再版は、初版に()で付記し、逐次刊行物の記事が図書に収録されたものも、図書に()で付記した。