理学(数学・物理・化学・生物・地学)(環境学)〈NDC10版:489.6〉
水口博也
海の王者・シャチ.深い家族愛で結ばれた意外な素顔や,親から子へと受け継がれる狩り,そして彼らをとりまく雄大な自然と人が引き起こす環境問題…….知床,カナダ,アラスカ,アルゼンチン,ノルウェーなど,彼らを追って世界を旅する著者が,映像が目に浮かぶような臨場感あふれる文章でつづります.[カラー口絵16頁]
理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:487.768〉
澤井悦郎
夜光る,すぐ死ぬ,おぼれる人を助けた,3億個産卵して生き残るのは2匹……数々の噂は本当なのか? 最新研究でわかった,まさかのペンギンとの共通点とは!? これを読まずして,マンボウを語ることなかれ――.いばらの道と知りながらマンボウに人生をかけた若き研究者による,江戸時代以来初のマンボウ・ノンフィクション! [カラー頁多数]
理学(数学・物理・化学・生物・地学)(環境学)〈NDC10版:486.5〉
沼田英治
大阪に生息するセミの7割がクマゼミと言われ,同時に分布域も東へ北へと拡大している.クマゼミ増加の原因は,温暖化にともない冬の寒さが緩和されたせいなのか? はたまた乾燥が進んだことが原因なのか? 地道な調査・実験から温暖化との関係を明らかにする.科学的真理を探究する過程の奥深さと楽しさも味わえる一冊.
理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:289.1〉
桝太一
人気No.1アナ桝太一.そのまじめで誠実な人柄に隠された素顔は,無類の生物オタクだった! 仲間たちとフィールドを飛び回ってチョウを追いかけた中高時代.潮にまみれ,船酔いに悩みながらアサリやアナゴと格闘した学生時代.生き物とともに遊び,学び,成長してきた理系アナが,その魅力を存分に語る「ムシ熱い」青春記.
理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:486.8〉
小原嘉明
モンシロチョウの雄がしばしば別種の雌に交尾をしかける――この現実をどう考えるか? 40年以上モンシロチョウの配偶行動を研究してきた著者に,新しい課題がつきつけられた.雄が雌を翅の紫外色で見分けることをつきとめて以来,つぎつぎと課題をクリアーしてきた.そしていま,新種形成を一気に進める主役にたどりついた? [カラー8頁]
理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:457.87〉
小林快次
地球上にあらわれた2億3000万年前,小型の恐竜たちは大型のワニの祖先に圧倒されていた.その後,2億年前,ワニの祖先が絶滅したのをきっかけに,恐竜が大繁栄していく.さらに巨大恐竜の出現,始祖鳥の空への進出と,多様化が進む.アルゼンチン,南極,中国などでの発掘経験もまじえ,恐竜繁栄の歴史をえがく.[カラー16頁]
理学(数学・物理・化学・生物・地学)(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:471〉
中西弘樹
和紙をすくときに使う糊,節分に戸口に魔除けとして使うもの,家紋の半分以上に使われているもの,どれも植物だ.食料や家屋にはもちろん,日常の道具や楽しみにも,植物は用いられてきた.エネルギー・材料両面での石油依存や原子力からの脱却を考えるためにも,自然を暮らしの中に取り込んできた先人たちの知恵を学びたい.
理学(数学・物理・化学・生物・地学)(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:480〉
谷本雄治
家の庭で,通学の途中にある田畑や川,雑木林で,身近にすむ昆虫や小動物をよ~く見てみよう.祈る虫カマキリ,土の管理人ミミズ……,かれらのユニークな習性にあっと驚き,環境や生態系での役割を知れば感心してしまう.昆虫から「虫へん」のつく小動物まで,「プチ生物研究家」谷本氏の観察・飼育おもしろ体験談や,古今東西のエピソードがつまった絶好のムシガイド.虫が苦手な人にもオススメ.(カラー16頁)
理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:429.6〉
益川敏英
物質を構成するもっとも小さい要素は何か? 古代ギリシアの原子論にはじまり,近現代の科学的探究により,さまざまな素粒子像が描かれてきた.そして科学者たちはついに,究極の基本粒子をとらえた.素粒子像はこれまでにどんな変遷をしてきたのか,最新像はどんなものか,2008年ノーベル物理学賞の著者が自在に語る.
理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:429.6〉
小柴昌俊
2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴先生が,研究の道のりとニュートリノ物理学を語る.神岡と出会い,カミオカンデを構想し,性能のすぐれた観測装置につくりあげていき,そして世界初のニュートリノ観測.恩師・朝永先生や旧友・晝馬氏,弟子の戸塚氏らへの思いとあわせて,楽しく心打たれる物語になっている.