4.本文解説
- 解説冒頭にその人物が活躍した時代とおもな職種などを記しています。時代の区分は,飛鳥,奈良,平安,鎌倉,南北朝,室町,戦国,織豊,江戸,明治,大正,昭和,平成を用い,飛鳥より前の古代は世紀で示しています。幕末も適宜用いています。
- 解説文中の年表示は和暦により,明治6年1月1日の太陽暦施行以後は現行の太陽暦に,それ以前は太陰暦によっています。南北朝時代の年号は,北朝年号=南朝年号の順に両朝の年号を併記しました。古代については,例えば「推古天皇4年」のように天皇名で示したものもあります。
- 日本人の生没年月日は,各種の資料から確証のあるものを採用し,和暦で示しています。このため,月や日を欠くものもあります。
- 外国人の生没年月日は,西暦で示していますが,中国・朝鮮の人はそれぞれ中国暦・朝鮮暦で示しました。また,沖縄については明治12年4月4日の琉球処分までは,琉球暦で示しています。
- 享年は,昭和24年末までに死亡した日本人は数え年で,また中国人・朝鮮人については全て数え年で記しました。その他の外国人および昭和25年以降に死亡した日本人は満年齢で記しています。
- 天皇については,第29代欽明天皇までは「日本書紀」により記述しました。生没年月日・年齢など「日本書紀」に詳細が見えない場合は,「古事記」により記述しました。また,天皇の代数は読者の便宜を考え,「日本書紀」により神武天皇を初代として数えました。南北朝時代の天皇については,例えば「北朝第1代天皇」「(南朝第3代天皇)」などと表記しています。
- 地名は原則として当時の地名で示し,現在地名を( )の中に注記しました。昭和20年8月までの満州国,朝鮮については当時の地名を示し,必要に応じて( )の中に現在地名を補っています。なお,京城(現在の大韓民国の首都ソウルに相当する地域)については,そのまま記述しました。