(きんせいずいそうしゅう)
松永貞徳、戸田茂睡、本居宣長ほか
江戸知識人の教養と知的センスの結晶を示す傑作エッセイ4本
江戸時代に生まれた、傑作随想を収録。松永貞徳による古今伝授についての聞き書き集『貞徳翁の記(ていとくおうのき)』(1633年ごろ)、和学者・戸田茂睡(もすい)の江戸名所巡り『紫の一本(ひともと)』(1682年)、本居宣長の和歌論の処女作『排蘆小船(あしわけおぶね)』(1757年ごろ)、学者の裏話を暴露する『しりうごと』(1832年)の計4編。江戸期の知識人の教養と知的センスの高さを示す。
[江戸時代][随筆]
《校注・訳者/注解》 鈴木 淳 小髙道子