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日本陸軍の軍服[百科マルチメディア]
陸軍は徳川幕府に続いて軍服にもフランス陸軍の影響を強く受け、それは長く礼装に名残をとどめた。やがて普仏戦争の勝者、プロイセン・ドイツ式に変わり、数次の戦争を経て日本独自のファッションが確立した。ここに揚げたものは日中戦争から太平洋戦争(1937~1945)に至る代表的な軍服で、ほかに航空兵、戦車兵、船舶兵などの特殊被服がある。陸軍の軍服は一様にカーキ色で実質本位であったため、スマートさに欠ける面もあった。

(1)陸軍大将の正装 (大礼服)正帽、正衣袴(いこ)、飾帯、飾緒(しょくちょ)、正刀帯(かたなおび)、正肩章、正靴よりなる (2)鉄帽をかぶった将校の軍装 (3)参謀飾緒をつけた参謀 (4)軍刀を下げた下士官 (5)執銃(しつじゅう)の兵 (6)後ろから見た兵の完全軍装 (7)近衛騎兵(このえきへい)少尉の正装 (8)腕章をつけた憲兵 (9)防寒装備の兵 (10)南方用防暑衣の下士官

関連項目

軍服