オフサイドの例[百科マルチメディア]
オフサイドは「待ち伏せ」であり、反スポーツマン的行為として間接フリー・キックで罰せられる。つまり、オフサイド・ラインより前方に出て、味方からパスをもらい、相手ゴールキーパー(または他の守備側選手)と1対1でシュートをねらうのは卑怯(ひきょう)な行為だと考えられる。そのため、守備側の選手が2人(1人はゴールキーパーのことが多い)以上いるラインがオフサイド・ラインになり、これより前にいてパスをもらうと間接フリー・キックが守備側に与えられる。
【オフサイドとなる場合】
AがBにパスしたとき、Bが後方から2人目の相手選手より相手のゴール・ラインに近い場合。ただし、Cはオフサイド・ラインより前方にいるが、A→Bのプレーに関与せず、守備側の選手に影響を与えていないので、オフサイドの反則で罰せられることはない。
【オフサイドとならない場合】
Aがパスしたとき、Bが後方から2人目の相手選手より相手のゴール・ラインに近くない場合。
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