一、春(立春から立夏の前日)、夏(立夏から立秋の前日)、秋(立秋から立冬の前日)、冬(立冬から立春の前日)、新年(新年に関するもの)の五つに区分した。
一、各季は、時候、天文、地理、生活と行事、動物、植物の六部に分けた。
一、見出し季語の表記は原則として歴史的仮名遣いとし、振り仮名は、上に現代仮名遣いで付した。
一、重要季語は赤色で表示した。
一、見出し語の横には時節を表示し、下には俳句でよく使われる傍題を表示した。
一、平易でわかりやすい解説を心がけ、関連する季語との違い、句作での留意点などにも触れるよう努めた。
一、常用外漢字には振り仮名を付した。
一、年号は和暦を用い、必要に応じて西暦を添えた。
一、おもに季節や部分けの異なる関連季語を、関連として表示し、リンクを付与した。
一、漢字表記は新字体を原則とした。
一、近世の例句は読みやすくするため、平仮名を漢字に、漢字を平仮名に変更した場合がある。踊り字は使用しなかった。また、必要に応じて振り仮名を付した。
一、近世の俳人は号のみで記した。
一、すべての例句に「鑑賞のヒント」を鑑賞以下に添えた。
一、執筆にあたっては、作品の背景や作者の紹介などを中心に、俳句を読む楽しみが増すような内容となるように努めた。
一、じっくりと鑑賞したい秀句を取り上げ、鑑賞文を付した。
一、季語解説と鑑賞のヒント、名句鑑賞ともに、執筆者名を文末の[ ]内に表示した。