世界文学の足跡を集大成した最大級の文学事典で、非西欧圏も重視。総項目1万6,600余。毎年更新
企画から15年の歳月をかけて、世界文学の足跡を集大成した大事典です。
紀元前27世紀の古代オリエントの神話文学から最新の現代文学まで、西欧やロシア・北米中心の情報にかたよることなく、北欧・東欧・ラテンアメリカ、さらには中国・朝鮮・インドをはじめとするアジア、中近東やアフリカなどの文学についても、幅広くフォローしています。
作家・作品解説はもとより、文学用語や文芸思潮ほか、さまざまな文学ジャンルにわたる文学史関連の事項も、きめこまかく収録。ますます国際化の進む21世紀、全世界的な視野からあらゆる地域・時代・民族の文学を可能な限り網羅した内容になっています。正確で詳細な文学情報の引出しであるとともに、「読書」の楽しみをいっそう広げる案内役ともいえる、世界文学事典の決定版です。
このデジタル版では、世界的評価を受けた新作家の出現などによる新規項目の追加、また死亡・受賞などにともなう既存項目の更新など、定期的に内容のバージョンアップをおこなっています。総項目数1万6,600余(2014年現在)。書籍版『集英社 世界文学大事典』全6巻をもとにした最新改訂版です。
編集委員/安 宇 植・伊藤正文・岡 道男・河島英昭・川村二郎・菅野昭正・桑名一博・篠田一士・志村正雄・高松雄一・鼓 直・原 卓也