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  11. 万歳

ジャパンナレッジで閲覧できる『万歳』の辞書・事典・叢書別サンプルページ

改訂新版 世界大百科事典

世界大百科事典
万歳
まんざい

民俗芸能。祝福芸,門付芸(かどづけげい)の一つ。正月に家々の座敷や門口で予祝の祝言を述べたてるもので,〈千秋万歳(せんずまんざい)〉の末流と考えられる。平安時代後期成立の《新猿楽記》には〈千秋万歳之酒禱(さかほがい)〉と見え,千秋万歳はこのころすでに職能として存在していたと思われる。鎌倉時代以降には宮中をはじめ寺社,武家などの権門を訪れるようになり,室町時代の中ごろには一般の民家にも門付してまわるようになった(《臥雲(がうん)日件録》)。1698年(元禄11)刊の《書言字考》には〈万歳は千秋万歳の略なり〉とあり,また〈万歳楽〉とも呼ばれていた(《世諺問答》)ようである。万歳の宮中への参入は大正時代中ごろまであったといい,民間では第2次世界大戦ころまでは盛んであったが,戦後はしだいに衰微し,現在は全国をめぐり歩く万歳の姿はほとんど見かけなくなった。

 民俗芸能として地域に残るのは〈尾張万歳〉〈越前万歳〉〈伊予万歳〉などで,〈三河万歳〉〈秋田万歳〉〈加賀万歳〉〈会津万歳〉〈豊後万歳〉は衰微し,〈大和万歳〉〈仙台万歳〉〈津島万歳〉〈伊六万歳〉,沖縄の〈京太郎(ちよんだらあ)〉は廃絶した(京太郎の芸系をひく民俗芸能は現存する)。

 万歳は一般には太夫と才蔵の2人が一組になり,太夫が扇をかざし,いろいろとめでたい寿詞(ほぎごと)を言い立て,才蔵が小鼓を打ち囃して合の手を入れる掛合いで進行する。才蔵が複数のこともある。服装は古くは舞楽の《万歳楽》をまねてか,太夫は鳥甲をかぶっていた。中世も後期になるとかぶり物は侍烏帽子(えぼし)になり,着物は素襖(すおう)に平袴が普通である。門付には裁着袴(たつつけばかま)をはいた。幕末近くには太夫が才蔵を雇う才蔵市が立ったといい(《守貞(もりさだ)漫稿》),才蔵は大黒頭巾風のものをかぶり大袋を背負い,服装も自由になっていた。

 現在残る万歳についてみると,〈尾張万歳〉は春日井郡矢田(現,名古屋市東区)の長母寺の開山無住が,寺男の生活援助のために作り与えたと伝え,これが農民にも伝承されて長母寺領の味鋺(あじま)と知多に定着したという。門付が主体で,日〓宗の家で演ずる《法華経万歳》,浄土真宗の《六条万歳》,神道の《神力(しんりき)万歳》,大名屋敷の造りをほめる《御城(おしろ)万歳》,家を建てるときの祝歌である《地割(じわり)万歳》(以上を〈五万歳〉という)をもつ。ほかに《福倉持倉(ふくらもくら)》《入込(いりこみ)万歳》《御殿万歳》と〈三曲万歳〉がある。〈三曲万歳〉は鼓・三味線・胡弓を伴奏としたもので,万歳師たちによって舞台にかけられるようになった。また明治中期には嵐伊六が舞台万歳(伊六万歳)を専門とするようになり,これらが現在の漫才の成立に大きな影響を与えた。1925年知多の北川長福太夫が家元となり,現在5代目が伝承に努めている。

 〈越前万歳〉は福井県越前市の旧武生市味真野に存し,旧村名のまま〈野大坪(のおおつぼ)万歳〉ともいう。鼓の代りに小ぶりの締太鼓(万歳太鼓)を用いたり,ときにかます烏帽子という特別なかぶり物を用いたりの格別な趣をもつ。《舞込御家万歳》《寿(ことぶき)万歳》《三番叟》《木やり万歳》《さいとり万歳》《扇尽し》の6曲は〈六段物〉と呼ばれ,県の無形民俗文化財に指定されている。〈加賀万歳〉は〈野大坪万歳〉からの分れという。

 〈伊予万歳〉は愛媛県松山市,伊予郡などで,おもに舞台や座敷芸として演じられる。三味線,太鼓で囃し,太夫,才蔵,次郎松に,はでな頭巾,色じゅばん,袴姿の踊子(男子)が扇を翻して踊る演芸的なものである。これは江戸初期に上方の万歳を伝承したものというが,願人(がんにん)系の芸脈が混入したためと思われる。《柱揃》《豊年踊》《松づくし》など十数曲を伝える。

 また,〈三河万歳〉は徳川家康が三河の出身であることから幕府の保護を受け,正月は江戸城に参入したという。江戸やその周辺を活動の場としたが,座敷に上がって演ずる檀那場万歳が主体で幕末まで盛んであった。現在は2系統に分かれ,愛知県西尾市の森下万歳(西野町万歳とも)が《御門開》の曲を,安城市の別所万歳(神道三河万歳とも)が《三羽鶴の舞》など3曲,計4曲を伝えるのみである。〈秋田万歳〉は県下にいくつかの万歳組織があり,地名をとって〈横手万歳〉〈大曲万歳〉などと呼ばれる。表裏六段ずつ12曲を伝えるほか,囃子舞,噺(はなし)万歳などの余興を演ずる。尾張万歳の血を濃くひくが,一般に地方の万歳は〈尾張万歳〉の影響を受けたものが多い。沖縄の〈京太郎(ちよんだらあ)〉は京都からの伝来といい,禁中千秋万歳歌と同じ《御知行(うちじよう)》(《枡舞》)や越前万歳と同じ《さいとり万歳》が残る。

 なお廃絶した〈大和万歳〉は,本拠地を法隆寺近くの村々とし,宮中をはじめ諸公家に参入するなどの歴史をもつが,伝承者が絶えた。宮中では《言立(ことだて)》《富久舞(ふくまい)》《京之町》《浜出》《都久志舞》《枡舞》の6曲が演じられたといい,歌詞を残している。
→千秋万歳 →漫才
[西角井 正大]

[索引語]
祝福芸 門付 千秋万歳 千秋万歳 万歳 太(大)夫(芸能) 才蔵 尾張万歳 越前万歳 野大坪(のおおつぼ)万歳 伊予万歳 三河万歳 森下万歳 西野町万歳 別所万歳 神道三河万歳 秋田万歳 京太郎 大和万歳
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検索コンテンツ
1. 万歳(ばんざい)
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3. ばん‐ざい【万歳】
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4. 萬歳(ばんざい)
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5. ばん‐ぜい【万歳】
日本国語大辞典
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6. ばん-ぜい【万歳】
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(主として天皇について)いつまでも長生きすること。(国家について)いつまでも栄えること。 「天子宝算、千秋万歳」〈平家・潅頂・女院死去〉天皇のご寿命が、千年も万 ...
7. 万歳(まんざい)画像
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8. 万歳[百科マルチメディア]画像
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9. 万歳
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10. まん‐ざい【万歳】画像
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11. まん-ざい【万歳】画像
全文全訳古語辞典
いつまでもいつまでも。「ばんざい」とも。 「万歳千秋の間、朝暮に仕らむとこそ思ひ給へつるに」〈今昔・11・1〉いついつまでも、朝に晩にお仕えしようと思っておりま ...
12. 万歳[図版]画像
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人倫訓蒙図彙 尾張名所図会 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
13. まんざい【万歳】画像
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14. 萬歳(まんざい)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 879ページ ...
15. まん‐ぜい【万歳】
日本国語大辞典
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16. よろず‐とせ[よろづ‥]【万年・万歳】
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允恭四年秋九月(図書寮本訓)「三の才(みち)顕(あらは)れ分(わか)れて以来(このかた)、多く万歳(ヨロツトセ)を歴(へ)ぬ」(2)永遠の年。御代の永遠に続くこ ...
17. 【万歳】ばんざい
新選漢和辞典Web版
【一】ばんざい ①一万年。 ②長命や好運を祝って、となえることば。 ③尊い人の死。「万歳後(ばんせいののち/ばんざいののち)」(死後。天子の寿命が尽きてのち。 ...
18. 万歳(著作ID:1727624)
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19. 万歳(著作ID:4385882)
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20. 大道芸[図版]画像
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傀儡師 人形廻し 万歳 覗き機関 曲鞠 居合抜 講釈 枕の曲芸 絵本御伽品鏡 江戸名物鹿の子 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
21. ばんざい【万歳】[方言]
日本方言大辞典
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22. ばんざい【万歳】[標準語索引]
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やんやー / やんよー ...
23. まんざい【万歳】[方言]
日本方言大辞典
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24. まんざい【万歳】[標準語索引]
日本方言大辞典
まんざい:万歳へやぶん年始の礼に回ってくるまんざい:万歳へんど / へんどー神楽やまんざい:万歳の演者の組だちまんざい:万歳行者まんざい / やんざい / やん ...
25. ばんざい‐さんしょう[‥サンシャウ]【万歳三唱】
日本国語大辞典
〔名〕めでたいときや長久を祈るときなどに、万歳(2)を大勢で三度となえること。*風俗画報‐二一〇号〔1900〕漫録「同十一時三十分来賓一同宴会場に入り。万歳三唱 ...
26. ばんざい‐じけん【万歳事件】
日本国語大辞典
朝鮮の三・一独立運動の俗称。〓[ジ] ...
27. 万歳事件
日本史年表
3・1 京城(現ソウル)などで 朝鮮独立宣言 発表.独立運動、朝鮮全土に拡大( 3・1独立運動 ・ 万歳事件 )。  ...
28. ばんざい の 後(のち)
日本国語大辞典
貴人の死をはばかっていう語。万一の事があった後。〓[チ] [0] ...
29. ばんざい の 旗(はた)
日本国語大辞典
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30. ばんざい-らく【万歳楽】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕《「まんざいらく」「まざいらく」とも》舞楽の名。即位の儀式などで行われた、四人または六人で舞うめでたい曲。唐楽。隋の煬帝の作という。  ...
31. ばんざいれい【万歳嶺】沖縄県:那覇市/首里/立岸村
日本歴史地名大系
てられた慈眼院観音堂境内にある万歳嶺記(上ミヤキジナハノ碑文)によるとこの碑は尚真王の命を奉じ、扶桑散人(日本の文人)樗不材が「夫山之得名由其形勝也、茲嶺以万歳 ...
32. ばんざい‐ろう【万歳楼】
日本国語大辞典
中国晉代、潤州刺史王恭が潤州の城壁の西南隅(現在の江蘇省鎮江市の揚子江岸)に建てた高楼。バンザイロー ...
33. ばんぜい‐き【万歳旗】
日本国語大辞典
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34. ばんぜい‐せんしゅう[‥センシウ]【万歳千秋】
日本国語大辞典
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35. ばんぜい‐ばん【万歳幡】
日本国語大辞典
〔名〕「ばんぜいき(万歳旗)」に同じ。*文安御即位調度図〔15C後か〕「万歳幡 色赤以錦為〓縁。以 ...
36. ばんぜい‐ふえき【万歳不易】
日本国語大辞典
〔名〕「ばんせいふえき(万世不易)」に同じ。*浮世草子・日本新永代蔵〔1713〕六・五「万歳不易(バンゼイフエキ)の松のえだ」 ...
37. ばんぜいらく【万歳楽】
日本国語大辞典
「まんざいらく(万歳楽)【一】」に同じ。*易林本節用集〔1597〕「万歳楽 ハンゼイラク」易林・書言【万歳楽】易林【萬歳楽】書言 ...
38. まざいらく【万歳楽】
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「まんざいらく(万歳楽)【一】」に同じ。*宇津保物語〔970~999頃〕俊蔭「仲頼、感にたへでおりはしり、まざいらくを舞ひて御前に出できたり」*俳諧・番匠童〔1 ...
39. まぜらく【万歳楽】
日本国語大辞典
。*滑稽本・浮世風呂〔1809~13〕前・下「そら弁慶が怒たぞ。臍の下では桑原桑原、頸の上では万歳楽(マゼラク)と迯まはるを」 ...
40. まんざい‐うた【万歳歌】
日本国語大辞典
〔名〕千秋万歳をことほぐ意で、新年を祝う歌。*東京年中行事〔1911〕〈若月紫蘭〉一月暦「今日まで伝はった万歳謡(マンザイウタ)には、都久志舞、富久舞、京の町、 ...
41. まんざい‐えぼし【万歳烏帽子】
日本国語大辞典
〔名〕万歳(2)のかぶる烏帽子。また、烏帽子をつけた万歳。*婦系図〔1907〕〈泉鏡花〉前・二九「万歳烏帽子が五人ばかり、づらりと拝伏した処が描いてある」 ...
42. まんざい‐おうぎ[‥あふぎ]【万歳扇】
日本国語大辞典
めの御礼とて、かみしもいためつけ、万歳扇(マンサイアフキ)ざっざっと門礼つとむるいそがしさ」*滑稽本・仁勢物語通補抄〔1784〕「万歳、安ひ扇の一名也、万歳扇と ...
43. まんざい-おうぎ【万歳逢義】
日本人名大辞典
?−? 江戸時代後期の狂歌師。江戸浅草の人。壺側の判者。文政3年(1820)兄の浅草市人(あさくさの-いちひと)の追善集「あさくさぐさ」をあらわした。姓は久智。 ...
44. 萬歳旗(まんざいき)
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45. まんざい‐ぎく【万歳菊】
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〔名〕植物、えぞぎく(蝦夷菊)。《まんざいぎく》宮崎県東諸県郡954 鹿児島県薩摩062 《まんざいぎっ》鹿児島県963  ...
46. まんざい‐けいせい【万歳傾城】
日本国語大辞典
〔名〕(万歳節の「誠に目出度うさぶらひける」という句により、侍に蹴られる遊女をあざけっていったところから)遊女をののしっていう語。*浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡〔171 ...
47. まんざい‐し【万歳師・漫才師】
日本国語大辞典
〔名〕万歳、また、漫才を専門に行なう芸人。*白粉とガソリン〔1930〕〈川端康成〉二「春吉の車のお得意は浅草の芸人─その送り迎へだ。辯士、万歳師(マンザイシ)、 ...
48. まんざいじょうあと【万歳城跡】奈良県:大和高田市/市場村
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万歳西」「新万歳」がみえ、「大乗院雑事記」康正三年(一四五七)四月二八日条に、一乗院方国民として「万歳」「万歳南」「万歳北井」をあげている。いずれも万歳一党であ ...
49. まんざいどう-たけまる【万歳堂竹丸】
日本人名大辞典
?−? 江戸時代後期の狂歌師。享和-文化(1801-18)ごろの人。大坂薩摩(さつま)屋敷にすむ。晴雲舎空丸の社中。姓は吉田。 ...
50. まんざい‐ぶし【万歳節】
日本国語大辞典
〔名〕万歳(2)のうたう歌。また、その節(ふし)。*歌舞伎・滑稽俄安宅新関〔1865〕「今も七草の拍子が出たれば、万歳節(マンザイブシ)でいたしゃれ」 ...
「万歳」の情報だけではなく、「万歳」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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