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  10. 伴大納言絵詞

ジャパンナレッジで閲覧できる『伴大納言絵詞』の辞書・事典・叢書別サンプルページ

日本大百科全書・国史大辞典

日本大百科全書(ニッポニカ)

伴大納言絵詞
ばんだいなごんえことば

平安後期の絵巻。三巻。国宝。『伴大納言絵巻』ともいう。866年(貞観8)春に起きた応天門の放火事件に題材を得たもの。時の大納言伴善男 (とものよしお)が政敵の左大臣源信 (まこと)を失脚させるため、京の重要な門の一つである応天門に火を放ち、その罪を源信に負わせるが、かえってその陰謀が露見し、失脚するという顛末 (てんまつ)が説かれる。この説話は『宝物集』や『宇治拾遺物語』にもほぼ同じ内容のものが収録されている。絵巻はもと長大な一巻であったとみられるが、現在は三巻からなり、上巻は応天門炎上と、清涼殿に参じ事件の真相糾明を唱える藤原良房 (よしふさ)、中巻は天に無実を訴える源信、真相暴露のきっかけとなった子供の喧嘩 (けんか)、下巻は放火現場の目撃者である舎人 (とねり)の召喚取調べ、流罪となった伴大納言の護送が描かれる。各段の長い連続画面を利して、次々に展開される事件の推移をときに異時同図法などを交えて巧みにとらえた構成力は、同時代の『信貴山 (しぎさん)縁起』とともに特筆される。

 描写は闊達 (かったつ)な筆線で図様した上に濃厚な色彩を用い、随所に鮮麗な賦彩を織り込んだ明快な色調が全巻を支配している。登場人物は天皇、公卿 (くぎょう)から路傍の庶民に至る各層を表現法を変えて描き分け、姿態、表情も的確にとらえている。とくに火事場や喧嘩に集まる見物人の群像描写にみるべきものがあり、また検非違使 (けびいし)などの風俗表現の正確さも指摘できる。洗練された優れた筆技は宮廷画所 (えどころ)の正統様式の伝統を伝え、筆者は、12世紀中ごろから後半にかけて後白河 (ごしらかわ)上皇の周辺で活躍した常磐光長 (ときわみつなが)と伝えられ、詞書 (ことばがき)は藤原教長 (のりなが)説が有力視されている。火災に出動する検非違使随兵の騎馬するありさまなどから、およそ1170年(嘉応2)前後の制作と考えられる。中世以降若狭 (わかさ)国(福井県)新八幡 (はちまん)宮に伝わり、のち領主酒井家の所有となるが、現在は東京・出光 (いでみつ)美術館蔵。

[村重 寧]



『伴大納言絵詞』[百科マルチメディア]
『伴大納言絵詞』[百科マルチメディア]

応天門炎上を聞きつけて、朱雀門(すざくもん)を駆け抜けて火事場に急ぎ、立ち止まって火煙を見上げる群集。模写国立国会図書館所蔵


『伴大納言絵詞』にみる検非違使[百科マルチメディア]
『伴大納言絵詞』にみる検非違使[百科マルチメディア]

866年(貞観8)、応天門(おうてんもん)放火の犯人とされた伴善男(とものよしお)の捕縛に向かう検非違使(けびいし)の一行。『伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)』 模写国立国会図書館所蔵


『伴大納言絵詞』にみる高坏[百科マルチメディア]
『伴大納言絵詞』にみる高坏[百科マルチメディア]

貴族の通常の食事に用いられた円高坏(えんたかつき)には高盛りの飯を中央に置き、その周囲に菜を配している。高坏の奥には朱漆塗りの円盆にのせた酒杯などが置かれている。『伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)』(部分) 模写国立国会図書館所蔵


国史大辞典

伴大納言絵巻
ばんだいなごんえまき
応天門の変を題材とする絵巻物。紙本著色。三巻。東京出光美術館蔵。国宝。貞観八年(八六六)閏三月十日の夜、応天門が炎上した事件について、大納言伴善男はこれは左大臣源信(みなもとのまこと)が放火したものとして告発した。しかし、のち真相が暴露し、伴善男が真犯人として捕われ、伊豆に配流されたという『三代実録』にも記録されている史実にもとづく説話を描いたもの。この説話は中世かなり有名で、『宇治拾遺物語』にも収録されている。絵巻はもと若狭国松永荘の新八幡宮に蔵され、のち若狭小浜藩主酒井忠勝の所有となり、酒井家で襲蔵されたが、昭和五十九年(一九八四)十月出光美術館蔵となった。上巻は巻頭の詞を欠くが応天門炎上に際して出動する検非違使の随兵の登場から始まり、火事場に急いだ民衆たちが風下の朱雀門の下で炎上する応天門を見物する場面、さらに、火焔につつまれた応天門、風上の会昌門下で見物する官人たちの様子が一気に描き出され、その後、空間をおいて清涼殿に夜中参内した藤原良房が清和天皇に真相究明に慎重であるべきことを諫言する場面で終る。中巻第一段は源信が自宅でその無実を天道に訴えているところに赦免の使者が到着、悲嘆にくれる女房たちが一転喜びの涙にむせぶ場面。第二段は伴家の出納の子供と右兵衛舎人の子供がけんかし、出納が舎人の子供を蹴り倒したので、怒った舎人は応天門炎上の放火犯人を目撃したことを口走り、世間は騒然とする。下巻第一段は舎人が検非違使庁に喚問されて取り調べられるところ、第二段は罪状明白となった伴善男が検非違使の随兵にとらわれ、牛車で配流されるのを見送る家人の悲劇が描かれている。絵は洗練吟味された流暢な描線で、対象に応じてある時は慎重に、またある時は動勢をもって描き、さらに色彩も華麗で優美な色調が示されている。こうした画風は平安時代の宮廷絵所の様式を示すもので、『信貴山縁起絵巻』とも『源氏物語絵巻』とも異なる平安時代大和絵様式の本流を示す作品である。その制作年代は十二世紀後半で、絵の筆者は常磐光長、詞書筆者は飛鳥井雅経とも藤原教長とも考えられているが、いずれもその確証は得られない。『(新修)日本絵巻物全集』五、『日本絵巻大成』二に収載。→応天門の変(おうてんもんのへん)
[参考文献]
福井利吉郎「絵巻物概説」下(『(岩波講座)日本文学』所収)、上野直昭「伴大納言絵詞」(『美術研究』一四二)、鈴木敬三「風俗から見た伴大納言絵詞―作者と筆者―」(『美術史』七)
(宮 次男)
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検索コンテンツ
1. 伴大納言絵詞画像
日本大百科全書
平安後期の絵巻。三巻。国宝。『伴大納言絵巻』ともいう。866年(貞観8)春に起きた応天門の放火事件に題材を得たもの。時の大納言伴善男とものよしおが政敵の左大臣源
2. 伴大納言絵詞
世界大百科事典
平安時代の絵巻。866年(貞観8)応天門に放火して,その罪を政敵である左大臣,源信(みなもとのまこと)に負わせようとした大納言伴善男(とものよしお)(809-8
3. ばんだいなごんえことば[バンダイナゴンヱことば]【伴大納言絵詞】
日本国語大辞典
絵巻物。三巻。平安末期の作。絵は常磐光長、詞書は飛鳥井雅経または藤原教長の筆と伝える。応天門の変を題材とし、上巻は詞書を欠く。自由暢達な墨線と濃厚な彩色をもち、
4. 伴大納言絵詞(著作ID:420428)
新日本古典籍データベース
ばんだいなごんえことば 伴大納言絵巻 伴大納言画詞 伴善男物語 土佐光長(とさみつなが) 画 ? 飛鳥井雅経(あすかいまさつね) 詞書 絵巻 
5. とものだいなごんえことば[とものダイナゴンヱことば]【伴大納言絵詞】
日本国語大辞典
〓ばんだいなごんえことば(伴大納言絵詞
6. 『伴大納言絵詞』[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
応天門炎上を聞きつけて、朱雀門すざくもんを駆け抜けて火事場に急ぎ、立ち止まって火煙を見上げる群集。模写国立国会図書館所蔵
7. 『伴大納言絵詞』にみる足駄[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
平安時代の絵巻に描かれた足駄あしだ。歯の下側が広がる銀杏歯いちょうばであることがわかる。『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』(部分) 模写国立国会図書館所蔵
8. 『伴大納言絵詞』にみる検非違使[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
応天門おうてんもん放火の犯人とされた伴善男とものよしおの捕縛に向かう検非違使けびいしの一行。『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』 模写国立国会図書館所蔵
9. 『伴大納言絵詞』にみる高坏[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
中央に置き、その周囲に菜を配している。高坏の奥には朱漆塗りの円盆にのせた酒杯などが置かれている。『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』(部分) 模写国立国会図書
10. 浮田一蕙[文献目録]
日本人物文献目録
田五雲『沈勇豪毅の浮田一蕙』原風庵主人『訥言一蕙漫談 1‐4』相見香雨『訥言と一蕙と為恭 伴大納言絵詞宿縁』高原慶三『本朝歴代名画家伝 18 浮田一蕙』-『名家
11. 宇治拾遺物語 304ページ
日本古典文学全集
しがみつきながら降りて来る者がいる。善男の子、中庸。この時は右衛門佐であった。のち隠岐国へ配流。『伴大納言絵詞』(以下『絵詞』と略称)は「ときよ」。しかし『三代
12. え‐ことば[ヱ‥]【絵詞・絵言葉】
日本国語大辞典
送」(2)詞書のついている絵巻物。「伴大納言絵詞」「蒙古襲来絵詞」など。〔二〕(絵言葉)言語や年齢の違いをこえて理解できることをめざして考
13. 絵本画像
日本大百科全書
最古の物語絵の二大傑作である。同時代後半に、これら2作に比すべき『信貴山縁起しぎさんえんぎ』と『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』の傑作が生まれた。 南北朝時
14. 絵巻画像
日本大百科全書
むしろそういった折衷的な画風で描かれたものが、のちになるほど多くつくられている。それらのなかで『伴大納言絵詞』や『平治物語絵巻』などは、とくに優れた作品である。
15. 絵巻
世界大百科事典
詞書 画巻 信貴山縁起 伴大納言絵詞 作絵 引目鉤鼻 源氏物語絵巻 女絵 女絵 男絵 吹抜屋台 異時同図法 つくり物語絵巻 説話絵巻 日記絵巻 源氏物語絵巻 伴
16. 扇画像
日本大百科全書
ほお、色は赤き、紫、緑」「貧けなるもの黒柿くろがきの骨に黄なる紙張りたる扇」などとある。『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』には、京の庶民のなかにも紙扇を手に
17. 応天門
世界大百科事典
,あるいは《続日本紀》の追筆かもしれない。平安宮の応天門は5間3戸の重層の門で,その絵は《伴大納言絵詞》に描かれている。鬼頭 清明 大伴門 朱雀(すざく)門
18. おうてん-もん【応天門】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕平安宮朝堂院南面の正門。朱雀門と南北に対す。貞観八年(八六六)はじめて焼失(応天門の変)、その様子は『伴大納言絵詞』に描かれる。
19. おうてんもん の 変(へん)
日本国語大辞典
遠流に処された。大伴氏、紀氏らの名家が没落し、藤原氏の隆盛が決定的になった事件で、絵巻物「伴大納言絵詞」に描かれる。オーテンモンノヘン
20. 応天門の変
世界大百科事典
疑獄事件の性格がつよい。この事件を素材とした絵巻として《伴大納言絵詞》がある。佐藤 宗諄 伴善男 源信 藤原良房 紀夏井 伴大納言絵詞
21. 応天門の変[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
送される網代車あじろぐるまの中から簾すだれをあげ、袖そでと指貫さしぬきをのぞかせている。『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』 模写国立国会図書館所蔵
22. 女絵
世界大百科事典
ックスな画法で描かれたものと考えてよいだろう。東寺旧蔵の《山水屛風》や《信貴山縁起絵巻》《伴大納言絵詞》などは,男絵の代表的な作例である。→絵巻佐野 みどり 源
23. 吉備大臣入唐絵巻
日本大百科全書
駆使して動きのある図様を構成する。同一人物が繰り返し幾度も反復描写されるのもこの作品の特色である。描写は『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』(12世紀)に近似
24. 宮城十二門画像
世界大百科事典
門号もあるが,ほぼ同じと推定できる。構造は藤原宮以降基壇をもつ礎石建ち,瓦葺きの建物で,《伴大納言絵詞》に描かれた平安宮朱雀門は丹塗り,白壁である。平安宮の南面
25. 下駄画像
日本大百科全書
『源平盛衰記』にも記されているが、また当時の風俗を下絵とした『扇面古写経』(大阪・四天王寺蔵)をはじめ、『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』『信貴山しぎさん縁
26. 源威集 241ページ
東洋文庫
ほおひげ。火丁は火長。兵士二人を「火」といい、その長を火長という。検  非違使庁に属する。『伴大納言絵詞』に検非違使の武士が出向するのに松明をかざして  先導す
27. しびら
国史大辞典
主上の御湯殿奉仕の女房が、飛沫を防ぐために着けた今木(いまき)の同類と解され、『信貴山縁起』『伴大納言絵詞』などに描写された婢女の着流しの小袖姿の腰に巻いた一幅
28. 障子
世界大百科事典
〉は〈障子絵〉で周囲に〈紫細布縁〉を施していたという。また平安宮清涼殿の〈昆明池障子〉は《伴大納言絵詞》によれば衝立の形式であり,同じく〈馬形障子〉も現在伝えら
29. 住居
世界大百科事典
一段高くし,入口の端に方立(ほうだて)を立て,帳を垂らした作り付けの帳台が見られるようになる(《伴大納言絵詞》)。(d)家屋の構造は礎石の上に丸柱を立て,舟肘木
30. 高坏画像
日本大百科全書
ものもある。中央に高盛りの飯を置き、その周囲に菜をのせた食器で取り囲んで配しているのが、『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』に描かれている。室町後期より茶懐石
31. 高杯/高坏
世界大百科事典
そなえた脚台へと変容する。現在一般に高杯と称されるのはこの形式を踏襲したものである。《信貴山縁起絵巻》《伴大納言絵詞》には中央に高く飯を盛った椀をすえ,周りにお
32. 田中訥言[文献目録]
日本人物文献目録
の図 解説』-『訥言』-『訥言一蕙漫談 1‐4』相見香雨『訥言奇行』-『訥言と一蕙と為恭 伴大納言絵詞宿縁』高原慶三『真虎と訥言』-『王仁図 訥言筆』-
33. たわぶんこ【多和文庫】香川県:大川郡/志度町/志度村
日本歴史地名大系
化財)など、古代から近世にいたる貴重な史料が保存されている。典籍には曼珠院本「古事記」、「伴大納言絵詞」「大和物語」などがあり、また調自身の記した元治元年(一八
34. 貞丈雑記 4 296ページ
東洋文庫
垂らした帳台が用いられた。平安時代初期ごろは塗籠が用いられたが、後期には物置になり、末期の『伴大納言絵詞』には再び帳台が見られる。建具は蔀戸や妻戸が用いられ、横
35. 常盤光長
日本大百科全書
』は、上皇の命により光長を中心に制作されたが、原本は60巻にも及ぶ大作であった。現存する『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』(国宝、東京・出光いでみつ美術館)
36. 常盤光長
世界大百科事典
12世紀後半,後白河上皇のもとで活躍し,《年中行事絵巻》や《伴大納言絵詞》の筆者に擬せられる宮廷絵師。生没年をはじめ経歴の詳細は不明であるが,後世土佐派の系図に
37. ときわ‐みつなが【常磐光長】
日本国語大辞典
承安三年(一一七三)藤原隆信と最勝光院御堂の障子絵を合作。散逸した「年中行事絵巻」の原本や現存する「伴大納言絵詞」(国宝)の筆者と伝えられている。生没年不詳。
38. ときわ-みつなが【常磐光長】
日本人名大辞典
絵をかく。また60巻におよぶ「年中行事絵巻」(原本焼失。模本が現存)を中心となって制作。「伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)」(国宝,出光美術館蔵)の作者と
39. 伴善男画像
日本大百科全書
創始するのに障害となる人物を失脚させることをねらったために犠牲となったものと考えられる。『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』三巻は、応天門放火より流罪までを描
40. 伴善男
世界大百科事典
の罪にとわれ,伊豆に配流され,その宅地資財は没官とされた。2年後に没した。→応天門の変 →伴大納言絵詞佐藤 宗諄 応天門の変
41. ともの-よしお【伴善男】
日本人名大辞典
逆に善男とその子中庸(なかつね)が犯人とされ,伊豆(いず)へ配流となる。この応天門の変の経過は「伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)」にえがかれている。貞観1
42. とものよしお【伴善男】
日本架空伝承人名事典
八六六年に御所の朝堂院の正門である応天門が放火によって焼失した事件。善男を犯人とする事件の顛末を描いた『伴大納言絵詞』(出光美術館蔵)は、我が国絵画史上第一級の
43. 胴丸
世界大百科事典
の《種々御振舞御書》などから見えはじめるが,それ以前にこの種の形式の甲が存在したことは《伴大納言絵詞》をはじめとする絵画に認められ,愛媛県の大山祇(おおやまづみ
44. どう‐まる【胴丸・筒丸・同丸】画像
日本国語大辞典
おしなべて是を用ゐ侍る由」(1)右脇で引き合わせる形式の鎧で、これは「伴大納言絵詞」等の古画にすでに見られるから平安後期ごろには存在していたと思われる。初期はも
45. にほんえまきたいせい【日本絵巻大成】
国史大辞典
収載作品は次のとおりである。 1源氏物語絵巻(徳川黎明会・五島美術館他蔵)・寝覚物語絵巻(大和文華館蔵) 2伴大納言絵詞(出光美術館蔵) 3吉備大臣入唐絵巻(ボ
46. にほんえまきものぜんしゅう【日本絵巻物全集】
国史大辞典
2源氏物語絵巻(徳川黎明会・五島美術館蔵) 3信貴山縁起(朝護孫子寺蔵) 4鳥獣戯画(高山寺他蔵) 5伴大納言絵詞(出光美術館蔵) 6粉河寺縁起絵(粉河寺蔵)・
47. 日本美術画像
日本大百科全書
叙情性や装飾性を特色とし、「女絵おんなえ」とよばれる。これに対し『信貴山縁起しぎさんえんぎ』『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』などは説話や伝説を主題とし躍動
48. 日本美術
世界大百科事典
された耽美主義的傾向を示す一方で,いきいきとした現実感の描出を求めている。《信貴山縁起》《伴大納言絵詞》や《鳥獣戯画》などいわゆる男絵系絵巻の変化と流動感に満ち
49. 年中行事絵巻
世界大百科事典
群らがる庶民のありさまなど,活力に満ちた場面は原画のすぐれた表現力をうかがわせる。さらに《伴大納言絵詞》(12世紀末)はじめ《春日権現験記》(14世紀)などに通
50. 半首(はつむり)
日本大百科全書
防護する甲冑かっちゅうの小具足で、半頭とも書き、また「はっぷり」ともいう。『保元ほうげん物語』にみえ、『伴大納言絵詞ばんだいなごんえことば』『平治へいじ合戦絵詞
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源氏物語絵巻(日本大百科全書・世界大百科事典・国史大辞典)
絵巻。愛知・徳川美術館ならびに東京・五島(ごとう)美術館蔵。いずれも国宝。紫式部の『源氏物語』を題材としたもので、徳川本はもと3巻、五島本はもと1巻の巻物であったが、現在はいずれも各段ごと詞(ことば)と絵とを離して、額装(徳川本43面、五島本13面)


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