1. 『古事記伝』
日本史年表
1790年〈寛政2 庚戌〉 この年 本居宣長 『古事記伝』 刊(~文政5年)。 1798年〈寛政10 戊午〉 6・‐ 本居宣長 『古事記伝』 完成。
2. 古事記伝画像
日本大百科全書
本居宣長もとおりのりながの代表的著書。全44巻。1764年(明和1)『古事記』研究に着手し、98年(寛政10)に完成させた。宣長69歳のときであった。刊行は17
3. 古事記伝
世界大百科事典
本居宣長の古事記注釈書。44巻。付巻1。1790-1822年(寛政2-文政5)刊。1764年(明和1)に起稿し,35年の歳月をついやして98年(寛政10)に脱稿
4. こじきでん【古事記伝】
日本国語大辞典
「古事記」の注釈書。四八巻。本居宣長著。明和元年(一七六四)頃から執筆準備を始め、同四年起稿、寛政一〇年(一七九八)完成。寛政二~文政五年(一七九〇~一八二二)
5. こじきでん【古事記伝】
全文全訳古語辞典
[書名]江戸時代の注釈書。四十八巻(本文四十四巻、索引四巻)。本居宣長著。一七六七年(明和四)起稿、一七九八年(寛政一〇)完成。古事記の注釈書。実証的方法により
6. こじきでん【古事記伝】
国史大辞典
かった。その結果、『古事記伝』は前人未踏の精確詳細な注釈として成就し、今日に至るまでこれを超える『古事記』注釈はない。テキストとしては、板本四十八冊のほか、『校
7. 古事記伝(著作ID:27703)
新日本古典籍データベース
こじきでん 本居宣長(もとおりのりなが) 注釈 寛政一〇
8. 【古事記伝(傳)】こじき でん
新選漢和辞典Web版
《国》書名。四十八巻。本居宣長(もとおりのりなが)の著した、古事記の注釈書。
9. 古事記伝追継考附録(著作ID:1107579)
新日本古典籍データベース
こじきでんおいつぎこうふろく 茜部相嘉(あかなべすけよし) 神社 考証 安政六
10. 古事記伝書入(著作ID:4367950)
新日本古典籍データベース
こじきでんかきいれ 伴信友(ばんのぶとも)
11. 古事記伝外宮論弁(著作ID:1075996)
新日本古典籍データベース
こじきでんげくうろんべん 古事記伝外宮論ノ弁 神社 考証
12. 古事記伝外宮論辨誤(著作ID:188056)
新日本古典籍データベース
こじきでんげくうろんべんご 古事記伝十五巻外宮論辨誤 亀田末雅(かめだすえもと) 神社 考証
13. 古事記伝古史伝抄記(著作ID:254988)
新日本古典籍データベース
こじきでんこしでんしょうき 国学
14. 古事記伝首巻(著作ID:188067)
新日本古典籍データベース
こじきでんしゅかん 本居大平(もとおりおおひら) 国学 文政五刊
15. 古事記伝抄/楽舞ノ事(著作ID:188078)
新日本古典籍データベース
こじきでんしょう/がくぶのこと 本居大平(もとおりおおひら) 抄 雅楽
16. 古事記伝姓氏目録(著作ID:188089)
新日本古典籍データベース
こじきでんしょうじもくろく 目録
17. 古事記伝上木雑事(著作ID:579862)
新日本古典籍データベース
こじきでんじょうぼくざつじ 本居宣長(もとおりのりなが) 記録
18. 古事記伝題字関係書類(著作ID:4365068)
新日本古典籍データベース
こじきでんだいじかんけいしょるい
19. 古事記伝抜書(著作ID:188090)
新日本古典籍データベース
こじきでんぬきがき 注釈
20. 古事記伝抜萃(著作ID:188103)
新日本古典籍データベース
こじきでんばっすい 注釈
21. 古事記伝日向古名辨(著作ID:188114)
新日本古典籍データベース
こじきでんひむかこめいべん 白尾国柱(しらおくにはしら) 考証
22. 古事記伝目録(著作ID:27714)
新日本古典籍データベース
こじきでんもくろく 古事記伝注釈目録 本居春庭(もとおりはるにわ) 索引 文化三序、同五刊
23. 古事記伝要書(著作ID:1082106)
新日本古典籍データベース
こじきでんようしょ 注釈
24. 古事記頒題歌集(著作ID:188158)
新日本古典籍データベース
こじきはんだいかしゅう 古事記伝竟宴和歌 古事記伝卒業賀宴歌集 本居宣長(もとおりのりなが) 編 殿村篠斎(とのむらしょうさい) 補 歌集 寛政一〇
25. 詞之多麻久羅(著作ID:4360148)
新日本古典籍データベース
ことばのたまくら 古事記伝序解 記伝手枕 古事記序略述辨録 松下永福(まつしたながよし) 国学
26. 三大考(著作ID:30568)
新日本古典籍データベース
さんだいこう 古事記伝三大考 古事記伝十七附巻三大考 服部中庸(はっとりなかつね) 国学 寛政三
27. 難古事記伝(著作ID:396190)
新日本古典籍データベース
なんこじきでん 記伝慨言 古事記伝考異 橘守部(たちばなもりべ) 注釈 天保一三自序
28. 『古事記伝』[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
本居宣長もとおりのりなが自筆稿本 巻1 1785~1788年(天明5~8)国立国会図書館所蔵
29. 読古事記伝歌並別録(著作ID:4405466)
新日本古典籍データベース
とくこじきでんかならびにべつろく
30. 約古事記伝(著作ID:1765135)
新日本古典籍データベース
やくこじきでん 八木中谷(やぎちゅうこく) 注釈
31. あおくも‐の[あをくも‥]【青雲─】
日本国語大辞典
るものなれば」〔冠辞考〕などと説かれる。青雲は青空であり、青空の鮮やかな意から続くとする説〔古事記伝〕もあるが、「青雲のたなびく」のような例があるから、やはり雲
32. あお‐ひとぐさ[あを‥]【青人草】
日本国語大辞典
(1)人口の増加することを、草が生い茂りはびこることにたとえたもの〔古事記伝〕。(2)上古は貴人を木に、賤人を草にたとえたことから〔古史通・和訓栞〕。
33. あか‐かがち【赤酸醤】
日本国語大辞典
赤酸醤(アカカガチ)の眼を細めて」(1)アカカガツミ(赤赫都実)の約〔古事記伝・雅言考・菊池俗言考・大言海〕。(2)アカカガヤクチ(赤輝血)の約〔名言通〕。(3
34. あがた【県】
日本国語大辞典
(2)アガタ(吾田)の意〔塩尻・孝経楼漫筆・日本古語大辞典=松岡静雄〕。(3)アガリタ(上田)〔古事記伝・和訓考〕。アゲタ(上田)の義〔雅言考・名言通・古今要覧
35. あがり【殯】
日本国語大辞典
黄泉に赴くことを、忌み詞でカムアガリ(神上)、天にアガリマス(上坐)というところから〔古事記伝〕。
36. あき【安芸・安藝】
日本国語大辞典
(2)アは接頭語。キは部族の名。キ族の名から転じたもの〔日本古語大辞典=松岡静雄〕。(3)アギ(我君)か〔古事記伝〕。(4)キはケイ(芸)の反〔名語記〕。
37. あき【秋】
日本国語大辞典
・文学以前=高崎正秀〕。(3)草木が赤くなり、稲がアカラム(熟)ことから〔和句解・日本釈名・古事記伝・言元梯・菊池俗言考・大言海・日本語源=賀茂百樹〕。(4)天
38. あぎと・う[あぎとふ]
日本国語大辞典
(1)アギトフ(仰問)の意〔かしのしづ枝〕。(2)アギは吾君、トヒは言問のトフ〔古事記伝〕。(3)アギト(顎)の動詞化〔大言海〕。(4)赤子の口を仰向けるさまが
39. あ‐ぐら【胡床・胡坐】画像
日本国語大辞典
足座説は足代(アシシロ)から考えた説か〔東亜古俗考=藤原相之助〕。(2)アゲクラ(上座・揚座)の義〔県居雑録・古事記伝・雅言考・名言通〕。(3)アミクラ(編座)
40. あしひき‐の【足引─】
日本国語大辞典
栞〕。(6)アシヒキキノ(足引城之)の意。足は山の脚、引は長く引き延ばした意、城は山をいう〔古事記伝〕。(7)イカシヒキ(茂檜木)の意〔万葉集枕詞解〕。(8)ア
41. あしひとつあがりのみや【一柱騰宮】
国史大辞典
一柱騰宮を造り饗を奉ったとあり、『古事記』には足一騰宮としているが記事はほぼ一致している。『古事記伝』は川岸の山へ片かけて宮を構え、一方は流れの中に大きな柱を建
42. あしひとつあがり‐の‐みや【足一騰宮・一柱騰宮】
日本国語大辞典
神武天皇の行宮。筑紫国菟狭(うさ)に建てた宮と伝えられる。現在の大分県宇佐市南宇佐などに比定される。「古事記伝」では、川に大きな柱をたてて宮を支えたことにちなむ
43. 排蘆小船(近世随想集) 281ページ
日本古典文学全集
以為二字をもよめり」。『古事記伝』一、訓法の事「以為、淤母布、また淤母本須と訓べし」。『和訓栞』「たとひ、仮令をよめり。或は音をよべり。仮使も纂要には逆料之辞と
44. 排蘆小船(近世随想集) 333ページ
日本古典文学全集
『金葉和歌集』春、三月尽、証観「春のゆく道に来むかへ時鳥かたらふ声にたちやとまると」。さて。そうして。『古事記伝』一、訓法の事「漢籍にて斯加宇志弖と訓むは、音便
45. あすか【飛鳥】奈良県:高市郡/明日香村
日本歴史地名大系
「飛鳥浄御原大朝廷」とある。飛鳥の表記はアスカにかかる枕詞「飛ぶ鳥の」によるという説がある(古事記伝)。語源については賀茂真淵・伴信友らはイスカ(
46. あずま‐ごと[あづま‥]【東琴】
日本国語大辞典
吾妻で流布したところから〔南窓筆記〕とも、上代に、夫婦の契りを固めるために女の親から婿に琴を贈ったところから〔古事記伝・筆の御霊・雅言考〕ともいうが、「唐琴」に
47. あぜ【畔・畦】
日本国語大辞典
田と田との合にある堺の意からアセ(合迫)か〔日本語源=賀茂百樹〕。(2)アゼ(畔背)の意から〔古事記伝・雅言考・俗語考・日本古語大辞典=松岡静雄〕。(3)アヒセ
48. あそつひこ【阿蘇都彦】
日本人名大辞典
阿蘇都媛とともに「私たち2人がいます」と人の姿となってあらわれた。このことから国名を阿蘇と名づけたとされる。「古事記伝」では阿蘇神社の祭神の健磐竜命(たけいわた
49. あそみ【朝臣】
日本国語大辞典
・日本釈名〕。(2)アヒソフオミ(相副臣)の義から〔和訓栞〕。(3)アセオミ(吾兄臣)の義〔古事記伝・雅言考・万葉考〕。(4)アセまたはアソ(男子の敬称)にオミ
50. あた【咫・尺】
日本国語大辞典
八尺鏡は八葉鏡(菱花鏡)をさすことになる。または、アタマ(頭)の意で、八咫鏡、八咫烏は八つの頭の意となる〔古事記伝〕。(2)アは発語。タは手の義。一手は四寸、故