1. 論語徴
世界大百科事典
荻生徂徠(1666-1728)の著した《論語》の注釈書。10巻。〈古言に徴した〉ことから書名が出ており,徂徠の古文辞学の方法に従った特色のある解釈が示される。朱
2. 論語徴(著作ID:65214)
新日本古典籍データベース
ろんごちょう 荻生 徂徠(おぎゅう そらい) 漢学 元文二刊
3. 論語徴 1
東洋文庫
秦・漢以前の古文辞に対する確固たる自信から孔子の言論を読みとく,論語の注釈のなかでもっとも論争的な注釈書。卓抜した孔子論を展開するとともに,徂徠自身の思想も開陳
4. 論語徴 2
東洋文庫
秦・漢以前の古文辞に対する確固たる自信から孔子の言論を読みとく,論語の注釈のなかでもっとも論争的な注釈書。卓抜した孔子論を展開するとともに,徂徠自身の思想も開陳
5. 論語徴渙(著作ID:1029910)
新日本古典籍データベース
ろんごちょうかん 論語徴解 中根 鳳河(なかね ほうか) 漢学 宝暦一二刊
6. 論語徴訓約覧(著作ID:1858942)
新日本古典籍データベース
ろんごちょうくんやくらん 西岡 天津(にしおか てんしん) 漢学 文化元刊
7. 論語徴考(著作ID:3573259)
新日本古典籍データベース
ろんごちょうこう 漢学
8. 論語徴集覧(著作ID:8286)
新日本古典籍データベース
ろんごちょうしゅうらん 松平 頼寛(まつだいら よりひろ) 漢学 寛延三序、宝暦一〇刊
9. 論語徴集覧序(著作ID:3571833)
新日本古典籍データベース
ろんごちょうしゅうらんじょ 服部 南郭(はっとり なんかく) 撰 漢学
10. 論語徴駁(著作ID:4405647)
新日本古典籍データベース
ろんごちょうばく 富永 仲基(とみなが なかもと) 井狩 雪渓(いかり せっけい)
11. 物氏論語徴評(著作ID:4389950)
新日本古典籍データベース
ぶつしろんごちょうひょう 久徳 重恭(きゅうとく しげやす) 漢学
12. 排蘆小船(近世随想集) 328ページ
日本古典文学全集
然ル後ニ君子」。宣長のこの語に対する理解は、文の方に比重があるように受止められるが、徂徠の『論語徴』丙にいうところも同然である。同書「大氐君子の君子たるゆゑんの
13. 伊藤仁斎[文献目録]
日本人物文献目録
』太田兵三郎『仁斎先生の経学』武内義雄『仁斎徂徠学術の同異』内藤耻叟『仁斎と徂徠 論語古義と論語徴』吉川幸次郎『素行・仁斎・徂徠』渡辺年応『徂徠の仁斎への手紙』
14. うさみ-しんすい【宇佐美
水】
日本人名大辞典
上総(かずさ)(千葉県)出身。名は恵。字(あざな)は子迪(してき)。通称は恵助。著作に「弁道考注」「論語徴考」など。
15. 宇佐美灊水
世界大百科事典
開塾。晩年,松江藩に出仕。学風は徂徠の経学を忠実に継承する。著書に《弁道考注》《弁名考註》《論語徴考》《学則考》など。三宅 正彦
16. 江戸繁昌記 2 76ページ
東洋文庫
提唱。門下から太宰春台、服部南部らを出した。享保一三年没。年六三ρ著書に『弁道』『護 園随筆』『論語徴』『訳文笙蹄』『政談』『太平策』『南留別志』などがある(五
17. 江戸繁昌記 3 172ページ
東洋文庫
初め朱子学を学び、後古文辞学を唱道、門下から太宰春台、服部南郭等を出した。著書に『弁道』『譲園随筆』『論語徴』『訳文塞蹄』『政談』『太平策』『南留別志』『弁名』
18. 荻生徂徠画像
日本大百科全書
たので、実現をみなかった。墓は長松寺ちょうしょうじ(東京都港区三田)にある。 著書はほかに『論語徴ろんごちょう』『学則』『答問書』、および法律に関する『明律国字
19. 荻生徂徠
世界大百科事典
加え500石となる。長年の儒典研究の最初の成果として17年(享保2)《弁道》を完成。以後数年間に《弁名》《論語徴》など経学上の主著をまとめた。21年将軍吉宗の下
20. おぎゅう‐そらい【荻生徂徠】
日本国語大辞典
著「弁道」「弁名」「
園随筆」「政談」「
論語徴」など。寛文六~享保一三年(一六六六~一七二八)
21. おぎゅうそらい【荻生徂徠】画像
国史大辞典
享保元年(一七一六、五十一歳)から二、三年の間に、『学則』一巻、『答問書』三巻、『辨道』一巻、『辨名』二巻、『論語徴』十巻をつぎつぎに著わした。これより先、徂徠
22. おぎゅう-そらい【荻生徂徠】
日本人名大辞典
別号に
園。著作に「訳文筌蹄」「
論語徴」「弁道」「弁名」など。【格言など】炒り豆をかじりながら,古今の人物を罵るは,最大の快事なり
23. 荻生徂徠[文献目録]
日本人物文献目録
国分剛二『徂徠の歴史主義史観』今中寛司『南総に於ける荻生徂徠』林天然『仁斎と徂徠 論語古義と論語徴』吉川幸次郎『日本儒学の特色と物徂徠』岩橋遵成『福沢諭吉と荻生
24. おぼえ‐ちがい[‥ちがひ]【覚違】
日本国語大辞典
*随筆・
園雑話〔1751~72頃〕「二弁
論語徴はそらにて書れし文なれば、時々覚違ひあるなり」*青春〔1905~06〕〈小栗風葉〉秋・五「似た
25. 近世説美少年録 489ページ
日本古典文学全集
未来に成仏する機縁を作ること。よい死に所。『論語』先進に「由ノ若キハ、其ノ死然ヲ得ズ」とあり、荻生徂徠の『論語徴』では「然ハ猶ホ焉ノゴトシ」と注する。今様は朱之
26. 近世説美少年録 585ページ
日本古典文学全集
義士等は出陣の准備整ひなが よい死に所。『論語』先進に「由ノ若キハ、其ノ死然ヲ得ズ」とあり、荻生徂徠の『論語徴』では「然ハ猶ホ焉ノゴトシ」とする。→[2]四八
27. ぎょ【御・馭】
日本国語大辞典
【一】〔名〕(1)馬を乗りこなすこと。乗馬術。*
論語徴〔1737〕九「是古者以
御為
28. 慊堂日暦 2 160ページ
東洋文庫
やと。翁は指して曰く、ここに在りと。平原仲(金花)は櫨に在り酒を温む。曰く、先生は杜撰、ただ論語徴のみにあらざるなりと。九日 陰、暖。午後、西条世子に赴き、月令
29. こぶんじがく【古文辞学】画像
国史大辞典
これらを古言で解釈することによって、聖人の道が明らかになると主張する。主著『辨道』『辨名』『論語徴』はこの方法で著わされた。このような手続によって明らかにされた
30. 新編 日本思想史研究 村岡典嗣論文選 193ページ
東洋文庫
(四)論語徴 二項 (五)徂徠集 五項 (六)〓園談余 一項 (七)〓園随筆 二項 (八)弁道 三項 (九)弁名 一項 (以上本居宣長随筆二及同四) (十)〓
31. 新編 日本思想史研究 村岡典嗣論文選 194ページ
東洋文庫
徂徠学の全般が国字消息文を用ゐて、平易に述べてある。抄録は二箇所で、いづれも詩文に関する。 (四)論語徴 十巻 徂徠の主著の一つで、朱注、及び朱注を全く脱しきら
32. 新編 日本思想史研究 村岡典嗣論文選 197ページ
東洋文庫
思ふに詩歌論と神道論との二つである。 第一に属する「詩論」についての徂徠からの抄出は、 答問書からの二つ、 論語徴の詩可以興の一節、 徂徠集中の対宇士茹問書の六
33. 新編 日本思想史研究 村岡典嗣論文選 204ページ
東洋文庫
くものがあるが、そのうち、仔細によんでくると、多少とも徂徠の論語徴の説を想起せしむるものがある。 即ち論語雍也〓「子曰。雍也可〓使〓南面〓。仲弓問〓子桑伯子〓。
34. すがぬま-とうかく【菅沼東郭】
日本人名大辞典
死去。74歳。名は大簡。字(あざな)は子行。通称は文蔵。別号に文庵。姓は阮ともいう。著作に「論語徴疏義(ちょうそぎ)」「大学闡(せん)」「東郭文集」など。
35. 先哲叢談 206ページ
東洋文庫
明和四年(董ハ七)刊。 (2) 一巻。明和三年序o (3) 六巻。天明四年(宅八四)刊。徂徠『論語徴』 と『弁道』を逐条ごとに論難した書。 (4) 天明四年刊
36. 先哲叢談 209ページ
東洋文庫
に反して説を立つ。『現語』『質疑篇』に見ゆo (1) 巻七、述而、子之燕居章。天明四年刊o (2) 『論語徴』丁、述而、子日甚突吾衰也章。 (3) 前世からのう
37. 先哲叢談 327ページ
東洋文庫
『紫芝園漫筆』巻六。(12) 同右巻九。(13) 「仁斎務欲レ出レ奇、而不レ知二其畔レ道遠輔臭」 (『論語徴』丙、子貢問日賜也何如章)。(14) 『春秋左伝』僖
38. 先哲叢談 328ページ
東洋文庫
『弁道』一巻と『弁名』二巻o(25) かす、取るに足りないものo(26) 『護園雑話』に、「二弁論語徴はそらにて書 れし文なれば、時々覚違ひあるなりoよって校
39. 先哲叢談 383ページ
東洋文庫
摂津の人。 木下順庵門。 (5) 六巻。巻一-三、寛延二年刊、巻四-六、 享和二年刊。徂徠の『論語徴』を批判した書。 (6) 世にまたとない。 (7) 顕常
40. 先哲叢談 417ページ
東洋文庫
与に之れを言ふに足らず。縢維槙自ら古学と称するも、宋儒の弊を免れず。物茂卿、『二弁』を作為し、又『論語徴』『庸学解』を著すも亦、『二義』及び『定本』『発揮』と輿
41. 全讃史[文献解題]香川県
日本歴史地名大系
儒学者。藤川東園に古文辞を学び、寛政一一年には招かれて高松城中で講じた。著書は「弁道弁考」「論語徴考」「孟子弁解」「城山見聞録」など多数で、四五部一二五冊に及ぶ
42. 太平楽府他 江戸狂詩の世界 16ページ
東洋文庫
をれく」。 ○周の諺 荻生徂徠の『論語徴』が、『論語』に見える孔子の言葉の幾つかを孔子自身の言ではなく、周代の諺を引用したものと見なして、斬新な解釈を立てたこ
43. とさきたんえん【戸崎淡園】画像
国史大辞典
栄利に淡く詩文を楽しみ、書を善くした。性温厚で家の使用人にも声を荒げなかった。『周易約説』『論語徴余言』『詩経考』『左伝考』『読韓非子』『老子道徳経正訓』『李
44. 中井竹山
日本大百科全書
堂の4代学主となり、懐徳堂の最盛期を築く。 1784年、荻生徂徠おぎゅうそらいを批判した『非論語徴ひろんごちょう』を著し、1788年の大老松平定信京坂巡視のおり
45. 中井竹山
世界大百科事典
て詩文をよくし,片山北海の主宰する詩文の結社混沌社の連中とも親交を結んだ。著書は荻生徂徠の《論語徴》を批判した《非徴》(1767成立,1784刊)のほか,老中松
46. なかね-ほうか【中根鳳河】
日本人名大辞典
寛政9年10月29日死去。63歳。本姓は三野。名は之紀。字(あざな)は伯綱。通称は善右衛門。著作に「論語徴渙(ちょうかん)」など。
47. にしおか-てんしん【西岡天津】
日本人名大辞典
藩校時習館の教授となった。文化14年3月6日死去。名は淵。字(あざな)は於菟。通称は善助。著作に「論語徴訓約覧」「大学解約覧」。
48. 日本教育史 2 14ページ
東洋文庫
礼、楽なり。子思、孟子が、諸子と争ひてより、降りて儒家者流と為ると。鋭意に聖学を以て自ら任じ、論語徴、弁道、弁名を著し、宋儒を罵り、思、孟を詣る。声名籍甚にして
49. 日本雑事詩 116ページ
東洋文庫
経書の解釈をした書物には、あの「七経孟子考文」のほかに「論語解」「四書古義」〔伊藤維槙著〕「論語徴」「大学解」「中庸解」〔物茂卿著〕「論語古訓」〔太宰純著〕「大
50. はぎの-きゅうこく【萩野鳩谷】
日本人名大辞典
れる。文化14年4月1日死去。101歳? 名は信敏。字(あざな)は求之。通称は喜内。著作に「論語徴考」「先秦(せんしん)真解」など。