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天邪鬼

ジャパンナレッジで閲覧できる『天邪鬼』の日本架空伝承人名事典・日本国語大辞典・日本大百科全書のサンプルページ

新版 日本架空伝承人名事典

天邪鬼
あまのじゃく
 アマノザク、アマンジャクメ、アマノサグメなどとも称され、漢字は天邪鬼を当てている。昔話の瓜子姫を代表として、民間説話に多く登場する想像上の妖怪。現在も、性質が素直ではなく、人に逆らう者を称して通常用いられる。天邪鬼は神や人に反抗して意地が悪く、さらに人の心中を探り、その姿や口真似を得意とするところに特徴があり、最後には滅ぼされるという悪者の典型を示す。主人公である神の正しさと勝利をよりきわだたせる脇役として設定され、結果的には善と悪二つを対照させる効果をあげている。また天邪鬼は山中にある妖怪の一つとも考えられている。たとえば栃木県や富山県、岐阜県などでは山姥やまうばをいい、秋田県、茨城県、群馬県、静岡県などでは口真似をするというところからこだまをアマノシャグ、アマンジャクと呼んでいる。さらに神話に登場する天探女あめのさぐめ天邪鬼と共通性があると認められる。
[戸塚 ひろみ]


日本国語大辞典

あま‐の‐じゃく 【天邪鬼

解説・用例

〔名〕

(1)民話などに悪役として登場する鬼。天探女(あまのさぐめ)に由来するといわれるが、瓜子姫(うりこひめ)の話に見えるものなど変形は多い。あまのざこ。あまのじゃき。あまのじゃこ。あまんじゃく。

*俗語考〔1841〕「あまのじゃく あまのざことも。〈略〉此言天探女を訛り伝へたる詞なるべし」

(2)(形動)何事でも人の意にさからった行動ばかりをすること。また、そのような人、さま。ひねくれ者。つむじまがり。

*評判記・赤烏帽子〔1663〕中村蔵人「人のなせそといふことを、別而好まるるは、天(アマ)のじゃくの氏子にはなきかとおほさる」

*人情本・娘太平記操早引〔1837~39〕初・四回「豆八さん、お前は誠に天邪鬼(アマノジャク)だね」

*雑俳・柳多留‐一四六〔1838~40〕「あまのじゃくだと塞翁が女房言」

*吾輩は猫である〔1905~06〕〈夏目漱石〉一〇「『人が右と云へば左、左と云へば右で、何でも人の言ふ通りにした事がない、─そりゃ強情ですよ』『天探女(アマノジャク)でせう。叔父さんはあれが道楽なのよ』」

*世相〔1946〕〈織田作之助〉二「この小説もまた『風俗壊乱』の理由で闇に葬られるかも知れないと思ったが、手錠をはめられた江戸時代の戯作者のことを思へば、いっそ天邪鬼な快感があった」

(3)仏像で、仁王や四天王の足下に踏みつけられている小悪鬼。また、毘沙門(びしゃもん)の鎧の腹についている鬼面の名。

〓〓鈔〔1445~46〕一〇「毘沙門の鎧の前に鬼面あり。其名如何 常には是を河伯面と云。〈略〉或書に云。河伯面、是を海若(アマノジャク)と云」

*虎明本狂言・仏師〔室町末~近世初〕「『にわうはなにとあらふぞ』『それはふだん、お前に参るに、何とやらあたまをはられさうでわるひ』と云『ざわうは』いやといふ『あまのじゃくは』」

(4)昆虫「じむし(地虫)」の異名。

*随筆・嬉遊笑覧〔1830〕一二「又あまのじゃくという虫あり」

語誌

(1)上代神話に登場する巫女神、天探女(あまのさぐめ)の転訛とする説が有力。天探女が他者の邪念を探ってそそのかしたことから、人の意向に逆らう邪悪な存在、心理を表わす言葉に転じたか。

(2)瓜子姫譚を始め数多くの民間説話にも、負け滅びる悪役や、相手の意に逆らう悪戯者として登場する。中でも他者の意を測り(サグル)、それを模倣する(モドク)ことで相手に違和感や反発を覚えさせる型のものが、上代神話における天探女と、人に逆らう、素直でないものという現在の意味とに連なるとされる。

方言

(1)架空の怪物。なんとなく恐ろしいもの。あまのじゃく秋田県鹿角郡132

(2)いろりの灰の中などにいるという妖怪。あまのじゃく青森県三戸郡083あまのしゃく岩手県上閉伊郡098

(3)人のまねをすること。また、その者。あまのしゃく山形県西置賜郡・西村山郡139

(4)なんにでも口出ししたりよけいな手出しをしたりする人。あまのしゃく山形県東田川郡054西置賜郡139

(5)大きな建物の中などで声を出したときに返ってくる反響。やまのじゃく長野県下水内郡470

(6)こだま。山びこ。あまのしゃく秋田県由利郡012平鹿郡130

(7)蝶類などのさなぎ。あまのじゃく東京都八王子311神奈川県津久井郡317あまのしゃく山形県中部144

語源説

アマノサグメ(天探女)の転という〔〓嚢鈔・俗語考・大言海〕。

発音

〓アマヌシャグメ〔壱岐〕アマノジャコ〔和歌山・伊予〕アマンシャグ〔長崎〕アマンジャク〔茨城・埼玉方言・神奈川〕アマンシャグマ〔長崎・壱岐〕アマンシャクメ〔大隅〕アマンジャコ〔神戸・徳島〕アマンジャッメ〔鹿児島方言〕

〓[ノ]〓[0]/[ノ](ノ)

辞書

書言・言海

正式名称と詳細

表記

海若烏摩妃書言

図版

天邪鬼(3)〈多聞天像部分 奈良県 西大寺蔵〉



日本大百科全書(ニッポニカ)

天邪鬼
あまのじゃく

昔話や伝説に登場してくる想像上の悪者。妖怪 (ようかい)とも精霊とも決めがたい。他人の心中を察することが巧みで、口まね、物まねなどして、人の意図に逆らったり、すなおでないのだが、屈服されたりもする。昔話「瓜子姫 (うりこひめ)」では、姫を誘拐し着物を脱がせて木に縛り、姫に化けて嫁入りしようとしたりする。この悪者を山姥 (やまんば)に変えている地方(栃木、富山、岐阜県)もあって、天邪鬼が山へ逃げる結末の型に重ねて、山の妖怪と考える伝承もあったと思われる。秋田、群馬県では口まねから山彦 (やまびこ)の異名になっているが、岩手県遠野 (とおの)地方では炉の灰の中にいる妖怪とされる。『日葡 (にっぽ)辞書』では「アマノザコAmanozaco――ものをいうといわれる獣 (けだもの)の名。また出しゃばって口数の多い者」とあり、東日本で娘をばかにしていう呼び名と同じ系統を引く意味であろう。

 そのほかに種々の型があって、赤い根の穀物、菜類は、人間にはもったいないと天邪鬼が手でしごいたから赤いのだという伝説や、一年中温和の気候に逆らって夏や冬を設けたとか、橋や池の土木工事のじゃまをした、といった伝承もある。『日本書紀』天孫降臨神話に天稚彦 (あめのわかひこ)に仕えていた天探女 (あまのさぐめ)は、『万葉集』『摂津逸文風土記 (せっついつぶんふどき)』にもあって、天逆女 (あまのさかめ)とする説もあり、関連のある女神であろう。

[渡邊昭五]

 仏教では、海若、耐董とも書き、天 (あま)の邪古 (ざこ)ともいう。仏教守護の神々である四天王の一の毘沙門天 (びしゃもんてん)の鎧 (よろい)の腹部にある鬼面の名を海若 (あまのじゃく)(別名は河伯 (かはく))といい、のちにはこの神が足下に踏みつけている小悪鬼を耐董と書き、「あまのじゃく」とよぶようになった。毘沙門天はもとインドのベーダ時代(紀元前1500年前後)以来の古い神で北方守護神であったが、仏教に取り入れられて、四天王の一となった。その像容は、身に甲冑 (かっちゅう)をつけ、左手のひらに宝塔を掲げ、右手に宝棒をとるのが一般的であるが、腹部に鬼面がつけられるようになった経緯は明らかではない。ただ、中国では9世紀ごろには毘沙門天は武道の神として崇拝されており、また海若とその別名河伯はともに『荘子 (そうじ)』秋水篇 (へん)にみえる水神の名であるところから、中国成立の可能性も考えられる。

[藤井教公]

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1. あま‐の‐じゃき【天邪鬼】
日本国語大辞典
〔名〕「あまのじゃく(天邪鬼)」に同じ。*浄瑠璃・天神記〔1714〕天尽し「国土の悪鬼、天(アマ)の邪気(ジャキ)」*歌舞妓年代記〔1811~15〕一・享保六「
2. あま‐の‐じゃく【天邪鬼】画像
日本国語大辞典
はなきかとおほさる」*人情本・娘太平記操早引〔1837~39〕初・四回「豆八さん、お前は誠に天邪鬼(アマノジャク)だね」*雑俳・柳多留‐一四六〔1838~40〕
3. 天邪鬼
日本大百科全書
姫に化けて嫁入りしようとしたりする。この悪者を山姥やまんばに変えている地方(栃木、富山、岐阜県)もあって、天邪鬼が山へ逃げる結末の型に重ねて、山の妖怪と考える伝
4. 天邪鬼
世界大百科事典
どとも称され,漢字は天邪鬼を当てている。昔話の瓜子姫を代表として,民間説話に多く登場する想像上の妖怪。現在も,性質が素直ではなく,人に逆らう者を称して通常用いら
5. あまのじゃく【天邪鬼】
国史大辞典
これはおうむ返しに反響することが、口まねによる反抗ということと結びついたものであろう。仏教では天邪鬼は毘沙門天が腹部に帯びる鬼面の名で、河伯面・河伯・海若の別名
6. あまのじゃく【天邪鬼】
日本人名大辞典
民間説話に登場する妖怪(ようかい)。人の心中をさぐることがたくみで,口まね,物まねを得意とするが,人や神にさからい,最後にはほろぼされる。「瓜子(うりこ)姫」な
7. あまのじゃく【天邪鬼】
日本架空伝承人名事典
アマノサグメなどとも称され、漢字は天邪鬼を当てている。昔話の瓜子姫を代表として、民間説話に多く登場する想像上の妖怪。現在も、性質が素直ではなく、人に逆らう者を称
8. あま‐の‐じゃく【天邪鬼】
仏教語大辞典
仏像で、仁王や四天王の足下に踏みつけられている小悪鬼。また、毘沙門の鎧の腹についている鬼面の名。あまのじゃこ。あまんじゃく。 塵添壒囊鈔 一五・一七 「毘沙門の
9. あま‐の‐じゃこ【天邪鬼】
日本国語大辞典
〔名〕「あまのじゃく(天邪鬼)」に同じ。*俳諧・鷹筑波集〔1638〕二「月の前(まへ)にさし出る雲やあまのじゃこ〈信相〉」*仮名草子・仁勢物語〔1639~40頃
10. あまん‐じゃく【天邪鬼】
日本国語大辞典
〔名〕「あまのじゃく(天邪鬼)」の変化した語。*歌舞伎・松竹梅湯島掛額(お七吉三)〔1856〕「そのあまんじゃくの剣のありかは」*童謡・にしゃどっち〔1926〕
11. あまん‐じゃこ【天邪鬼】
日本国語大辞典
〔名〕(1)「あまのじゃく(天邪鬼)」に同じ。*浄瑠璃・京羽二重娘気質〔1764〕七「ムム、俺ゃ又隠居親爺のあまんじゃこに、偉う叱られる夢を見て居た最中」*譬喩
12. あまのじゃく【天邪鬼】[標準語索引]
日本方言大辞典
あまがかー / あまがく / あまぬしゃぐめ / あまんさっめ / あまんしゃくま / あまんしゃぐま / あまんしゃくめ / あまんじゃぐめ / あまんしゃし
13. あまのじゃく【天邪鬼】[標準語索引]
日本方言大辞典
あまがく / かめだい / からせめる / げってん / すじろむじろ / やまかわ
14. あまんじゃく【天邪鬼】[方言]
日本方言大辞典
(一)(1)架空の怪物。なんとなく恐ろしいもの。 島根県隠岐島740隠岐島の昔話と方言(横地満治・浅田芳朗)1936《あまのじゃく》 秋田県鹿角郡「そらあまのじ
15. あまのじゃく を 出(だ)す
日本国語大辞典
石坂洋次郎〉「嬉しかった。が、口まで出かかった言葉をさきに室田が言ってしまったので、私はスグ天邪鬼(アマノジャク)を出した」
16. 炉の灰を掘ると天邪鬼が出る〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔俚諺調(1906頃)二戸郡(岩手県)〕
17. あまぬしゃぐめ[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
18. あま‐の‐さぐめ【天探女】
日本国語大辞典
の責任追及のため高天原から遣わされた雉(きじ)の鳴き声を解して天稚彦に射殺すよう進言した。「天邪鬼(あまのじゃく)」はこの神の名から出たという民間語源説がある。
19. あま‐の‐ざこ【天邪古】
日本国語大辞典
〔名〕「あまのじゃく(天邪鬼)(1)」に同じ。*日葡辞書〔1603~04〕「Amanozaco (アマノザコ)〈訳〉物を言うと言われるある獣の名。比喩、サシデガ
20. あまのしゃく[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
21. あまのじゃく[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
22. あまのじゃくま[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
23. あまのじゃこ[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
24. あまりじゃこ[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
25. あまんさっめ[方言]
日本方言大辞典
→あまんじゃく【天邪鬼
26. あめ[方言]
日本方言大辞典
たま【―頭】あめえび【―蝦】方言地図:はげあたま(禿頭)あめ の赤熊しゃぐま→あまんじゃく【天邪鬼
27. 天探女
世界大百科事典
聞いたアメノサグメはアメワカヒコに進言して雉を射殺させたという。人の意にいちいち逆らうことを天邪鬼(あまのじやく)といい,また同名のものが昔話に見えるが,それら
28. あめのさぐめ【天探女】
国史大辞典
来魔女視され、「天邪鬼(あまのじゃく)」もその訛言という説もあるが、天稚彦横死の結果から邪神化されたので、本来は鳥獣の言語を聞く呪力をもつ一種の巫女であったと思
29. あめのさぐめ【天探女】
日本人名大辞典
理由をききに雉(きぎし)がつかわされた。天探女はその雉を天稚彦に射殺させた。古来,魔女視され,天邪鬼(あまのじゃく)はそのなまりという説がある。「古事記」では天
30. いうちむら【井内村】兵庫県:宍粟郡/一宮町
日本歴史地名大系
メートルの長方形の大石が垂直に立ち、立石と称されている。伝承によると、弘法大師と天邪鬼が力競べをした際、天邪鬼が投げた大石が大地に突刺さったものという。
31. 瓜子姫
日本大百科全書
手になる。嫁入りが近づいたとき、天邪鬼あまのじゃくがきて、姫をだまして木に縛り付け、姫に化ける。嫁入りの途中、木の上から、天邪鬼が嫁に行くという声がする。天邪鬼
32. 瓜子姫
世界大百科事典
御伽草子絵巻《瓜子姫物語》が残されている。内容は幸福な結末で終わる型の昔話とほぼ一致する。→天邪鬼(あまのじゃく) →瓜姫物語小松 和彦 ウリ(瓜) 瓜姫 瓜子
33. うりこ‐ひめ【瓜子姫】
日本国語大辞典
老夫婦に川で拾われたウリから誕生した瓜子姫が美しく成長し、嫁入り仕度のため機(はた)を織っていると天邪鬼(あまのじゃく)が現われて姫をだまそうとするが、雀の知ら
34. うりこひめ【瓜子姫】
国史大辞典
拾って、その瓜から姫が生まれた。姫は巧みに機を織ったが、じじとばばとの留守に、アマノジャク(天邪鬼)が家に入りこみ、姫を木にしばりつけるか、または姫を殺してしま
35. うりこひめ【瓜子姫】
日本人名大辞典
しい姫に成長する。養い親の爺さんと婆さんの留守に天邪鬼(あまのじゃく)におそわれる。その後の展開は,すくわれて無事に嫁入りする西日本型と,天邪鬼に殺される東北・
36. うりこひめ【瓜子姫】
日本架空伝承人名事典
伽草子絵巻『瓜子姫物語』が残されている。内容は幸福な結末で終わる型の昔話とほぼ一致する。 →天邪鬼(あまのじゃく)[小松 和彦] 折節、天照る御神天降りける昔よ
37. エルフ画像
世界大百科事典
,打穀や糸紡ぎの家事の手伝いをし,報酬に1杯のミルクを欲しがる。整頓されているものを散らかす天邪鬼(あまのじやく)や,旅人の道を迷わせるいたずら好きなものもいる
38. 落窪物語 113ページ
日本古典文学全集
心強く思し慰め。もろともだに籠めなむ」と書きたまへり。帯刀も、 〔四五〕 〔四六〕  にも見える。また天邪鬼などから思いついたのかもしれない。夜になったころ。「
39. おに【鬼】
国史大辞典
与えるとは限らず、仏法擁護の側にまわることもあるわけで、これは彫刻においても、四天王によって天邪鬼(あまのじゃく)が踏みつけられて征せられている場合もあり、興福
40. 木霊
日本大百科全書
山の霊がこたえるのだと考えたものである。山彦やまびこ、山響き、山鳴りなどといい、山の神、山男、天狗てんぐ、天邪鬼あまのじゃくなどが人まねをするともいう。物理現象
41. 坂元雪鳥
世界大百科事典
1879-1938(明治12-昭和13) 能楽評論家,国文学者。旧姓は白仁(しらに)三郎。坂元家の養子となる。天邪鬼(あまのじやく)の号を持つ。福岡県柳川出身。
42. さかもと‐せっちょう【坂元雪鳥】
日本国語大辞典
能楽評論家、国文学者。福岡県出身。本名三郎。東京帝国大学卒。朝日新聞に「天邪鬼」の筆名で能評を担当。日本大学教授。著に「能楽論叢」「能楽筆陣」「坂元雪鳥能評全集
43. さかもとせっちょう【坂元雪鳥】
国史大辞典
生まれる。本名、三郎。東京帝国大学文科大学を卒業するや東京朝日新聞社へ入社、明治四十年より「天邪鬼」の筆名で能評を担当する。また夏目漱石の同社への入社に奔走する
44. さかもと-せっちょう【坂元雪鳥】
日本人名大辞典
楽評論家。明治12年4月25日生まれ。坂元家の養子となる。明治40年東京朝日新聞社にはいる。天邪鬼(あまのじゃく)の筆名で三十余年能評欄を担当した。日大教授。昭
45. 坂元 雪鳥
日本近代文学大事典
昭和13・2・5 1879 ~ 1938 能評家、能楽研究者。 福岡県柳河城内村の生れ。本名三郎、天邪鬼とも号す。柳河藩士白仁成功の三男。幼少より父から喜多流の
46. さかもとせっちょう【坂元雪鳥】[人名]
能・狂言事典
13)・2・5能楽評論家、国文学者。旧名白仁(しらに)三郎。鹿児島藩医坂元家の養子となる。号天邪鬼(あまのじゃく)。福岡県柳川出身。一九〇七年東京大学文科を首席
47. 邪鬼
世界大百科事典
ている小型の鬼類をさす。毘沙門天(四天王の多聞天)の足下にいる鬼を特に天邪鬼(あまのじやく)と呼ぶという説がある。〈天邪鬼〉は毘沙門天像の鎧に付けられた鬼面の名
48. たく【柝】
日本国語大辞典
1896〕〈泉鏡花〉六「迷ついてる間に、柝(タク)が鳴って」*凍港〔1932〕〈山口誓子〉「天邪鬼夜番の柝(タク)にめつぶれる」*易経‐繋辞下「重
49. 知恵の七柱 1 319ページ
東洋文庫
いう天邪鬼的な喜びを思う気持が私に涌いた。そこで線路に行きつくとラクダを線路のそばにひざまずかせ、それから導師としてダヒールーアッラーの司祭で、線路の上で静かに
50. 知恵の七柱 3 39ページ
東洋文庫
はない。これは至極わかり切った原理であり、本気になって戦争を考えている敵軍には何の価値もない天邪鬼的態度であって、トルコ人のやりそうなまったく目茶苦茶な仕打ちな
「天邪鬼」の情報だけではなく、「天邪鬼」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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