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ジャパンナレッジで閲覧できる『暫』の国史大辞典・世界大百科事典のサンプルページ

国史大辞典

しばらく
歌舞伎の荒事劇の一つ。元来独立の狂言ではなく、江戸歌舞伎の狂言中に設定された類型的な一場の通称。危機的な場面に「しばらく、しばらく」と声をかけて主人公が登場することから『』と呼ばれた。初代市川団十郎の創始と伝えられ、内容を確認できる最古のものは、元禄十年(一六九七)正月の『参会名護屋』第二番目北野社頭の場である。その後二代目団十郎が『』の定型を作り上げ、以後主として市川系の俳優が演じた。毎年十一月の顔見世狂言で不可欠の一場となるのは、正徳四年(一七一四)以来のことである。主人公の名は狂言によって異なるが、荒若衆の出立で登場し、花道でつらねを述べ、本舞台に入って悪をくじくのが型で、その豪快な荒事が江戸市民の正義感に迎えられた。天保十一年(一八四〇)七代目団十郎によって歌舞伎十八番の一つに選定され、明治二十八年(一八九五)十一月以後『』の外題で上演される。現行台本は明治期九代目団十郎所演のものに基づく。『評釈江戸文学叢書』五、『日本古典文学大系』九八などに所収。→歌舞伎十八番(かぶきじゅうはちばん)
[参考文献]
石塚豊芥子『寿十八番歌舞妓狂言考』(『新燕石十種』三)、伊原敏郎『団十郎の芝居』
(松崎 仁)


世界大百科事典

しばらく

歌舞伎狂言。時代物。1幕。初世市川団十郎初演の演目の一部に〈しばらく,しばらく〉と声をかけて登場し,悪人を追い散らす場面があった。初演は1692年(元禄5)正月江戸森田座の《大福帳朝比奈百物語》というが,現存の狂言本で,その内容をつかめるのは97年の《参会名護屋》まで下る。2世団十郎もこの荒事の場面を踏襲し,以来11月顔見世狂言の三建目(序幕)に不可欠のものとなった。歌舞伎十八番の一つに加えられたときから《》の俗称が狂言外題として定着した。現行の脚本は,1895年,9世団十郎上演のものを基本とする。福地桜痴によって改訂されたもの。鶴岡八幡などの社頭に,悪公卿(ウケと称する)が青い隈の化粧で登場し,腹を出した赤っ面の家来(腹出しまたは中ウケと称する)たちに命じ,自分に従わない善良な男女(太刀下と称する)を斬ろうとするそのとき,揚幕から〈しばらく〉と声をかけて主人公が登場する。主人公は〈世界〉によって名称を異にするが,現在は鎌倉権五郎景政として上演されることが多い。鬘(かつら)は五本車鬢(ごほんくるまびん)に白い力紙と烏帽子をつける。顔は紅の筋隈,衣装は胴襦袢に胸当,白地に萌葱(もえぎ)色の向い鶴菱模様の上着。その上に三升の紋をつけた柿色の素袍に長袴。素袍の袖には,籐を入れてつっぱらせるので,三升紋の凧を両腕に持ったよう。大小の刀のほかに2m余の大太刀を差して現れる。この独特の扮装は荒事の主人公にふさわしい。花道のほぼ中央で止まって〈つらね〉を述べる。追い返そうとする悪人方を寄せつけず,舞台へ来て肌をぬぎ,仁王襷となり,元禄見得をきる。大太刀を抜いて,仕丁たちの首を一度に斬り落とし,善人たちを助け,大太刀を肩にして〈ヤットコドッチャウントコナ〉の掛声につれて花道を引き返す。50分余の1幕であるが,構成の奇抜さ,色彩の豊かさなど,典型的な江戸歌舞伎の舞台は,歌舞伎の醍醐味を満喫させる。
→荒事 →女
[鳥越 文蔵]

[索引語]
市川団十郎(初世) 大福帳朝比奈百物語 参会名護屋 福地桜痴
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検索コンテンツ
1. 暫
新選漢和辞典Web版
常用漢字 〈しばらく〉 ①すこしのあいだ。「時(ざんじ)」 ②たった今。…したばかり。 ③…するとすぐに。 《国》〈しばらく〉ながいあいだ。ひさしぶり。
2. 暫画像
字通
爾 ざんじ 時。 住 ざんじゆう 寓。 署 ざんしよ 臨時の代理。 駐 ざんちゆう 一時駐留する。 定 ざんてい 臨時。 輟 ざんてつ しば
3. しば【暫】
日本国語大辞典
〔副〕しばらく。ちょっと。*謡曲・山姥〔1430頃〕「(しば)させ給ひとてもさらば、暮るるを待ちて月の夜声に、歌ひ給はばわれもまた、まことの姿を現はすべし」*
4. しばい【暫】
日本国語大辞典
〔副〕「しばし(─)」の変化した語。*日葡辞書〔1603~04〕「Xibai (シバイ)〈訳〉ちょっとの間。シバシという方が良い」[辞書]日葡
5. 暫
日本大百科全書
ウケが清原武衡(きよはらのたけひら)とほぼ決まっている。なお、変型として、女方(おんながた)が演じる『女』があるが、これは1746年(延享3)嵐小六(あらしこ
6. 暫
世界大百科事典
踏襲し,以来11月顔見世狂言の三建目(序幕)に不可欠のものとなった。歌舞伎十八番の一つに加えられたときから《》の俗称が狂言外題として定着した。現行の脚本は,1
7. しばらく【暫】
国史大辞典
ことから『』と呼ばれた。初代市川団十郎の創始と伝えられ、内容を確認できる最古のものは、元禄十年(一六九七)正月の『参会名護屋』第二番目北野社頭の場である。その
8. しばらく【暫】
歌舞伎事典
以来一一月顔見世狂言の三建目(序幕)に不可欠のものとなった。歌舞伎十八番の一つに加えられた時から《》の俗称が狂言外題として定着した。現行の脚本は、明治二八(1
9. しばら‐く【暫・且・姑・須臾】画像
日本国語大辞典
少選・頃刻・俄傾・聊且】書言【時】ヘボン[同訓異字]しばらく【・且・姑・須臾・少・頃・頃刻・少間】【】(ザン)わずかな時間。しばらくの間だけ。 「時」「
10. しま‐し【暫】
日本国語大辞典
〕「『父(てて)よしまし、今行くは』とて〈略〉山路をさして行くところに」[辞書]言海[表記]【】言海
11. しまし‐く【暫】
日本国語大辞典
〔副〕(「く」は副詞語尾。多く下に助詞「も」を伴って用いる)しばらく。少しの間。しまし。*万葉集〔8C後〕二・一一九「芳野河行く瀬の早み須臾(しましく)も淀む事
12. ざん〔字音語素〕
日本国語大辞典
ざん(慙)〓短い時間。ちょっとのま。しばらく。/且/定/時/槧
13. しばし【暫】[標準語索引]
日本方言大辞典
やんずけしばらく【】しばし:の間こま / こまい / こわい / しとたか
14. しばらく【暫】[方言]
日本方言大辞典
しばらく とて久しぶりで。 宮城県仙台市「しばらくとておめんかけしてござりす」121仙台方言集(土井八枝)1919
15. しばらく【暫】[標準語索引]
日本方言大辞典
ふとはな / まつ が間 / やっさとざんじ【時】とうぶん【当分】もうしばらく:もっとない今しばらく:まいっとき / まいとき / まっときしばらく:
16. ざん‐か【暫仮・暫暇】
日本国語大辞典
〓。謂時請
17. ざん‐か【暫仮・暫暇】
仏教語大辞典
禅林で、修行中の僧が帰省などのため、しばらく暇を請うこと。 日用工夫略集 三・永徳二・一・六 「恵詳仮、帰省」
18. ざん‐こう[‥カウ]【暫行】
日本国語大辞典
〔名〕しばらくの間行なわれること。一時的に行なうこと。[発音]ザンコー〓[0]
19. ざん‐しょ【暫且】
日本国語大辞典
〔名〕しばらくの間。しばし。時。*自由太刀余波鋭鋒〔1884〕〈坪内逍遙訳〉三「孰れか真の利福にして、孰れか且(ザンショ)の虚栄なるぞ」*真善美日本人〔18
20. ざん‐じ【暫時】
日本国語大辞典
軍事「国中の敵の城七十余箇所を時(ザンじ)に責落して、勢ひ又強大になりぬ」*運歩色葉集〔1548〕「時 ザンジ」*滑稽本・浮世風呂〔1809~13〕前・上「
21. ざん‐てい【暫定】
日本国語大辞典
〈篠野乙次郎〉「Provisional 仮ノ、一時ノ、定」*出発は遂に訪れず〔1962〕〈島尾敏雄〉「戦闘停止ということはあくまで定のものだから」[発音]
22. 暫定王座[格闘技]
情報・知識 imidas
各王座認定団体が正規王者の王座保持を認めた上で、上位ランカー同士が王座決定戦を行い、その勝者が定王者として認定される。定王者にはチャンピオンベルトが贈られ、
23. ざんてい‐じょうやく[‥デウヤク]【暫定条約】
日本国語大辞典
一時的な条約。仮条約。*新しき用語の泉〔1921〕〈小林花眠〉「定条約(ザンテイジョーヤク) 正式の条約を締結するまでの、一時の条約。時、試験的に定めるもの
24. 暫定セーフガード[国際貿易]
情報・知識 imidas
上げや輸入数量の制限が認められているが、定措置は関税の引き上げに限られている。関税は最大で国内製品との価格差を埋める税率まで引き上げることができる。定措置を
25. ざんてい‐そち【暫定措置】
日本国語大辞典
一時的な処置。*日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定〔1954〕前文「平和及び安全保障のために定措置として若干の自国軍隊を日本国内〈略〉に維持する」
26. ざんてい‐てき【暫定的】
日本国語大辞典
さま。一時的なさま。*シベリヤ物語〔1950~54〕〈長谷川四郎〉ナスンボ「ナスンボはいわゆる定的に、日本人軍事捕虜収容所へ入れられることになった」[発音]ザ
27. 暫定予算
日本大百科全書
必要最小限の政府支出を許容する予算が定予算である(財政法30条)。定予算も予算であることには変わりはないから、予算に準じて作成し、国会の議決を要する。ただ
28. 暫定予算
世界大百科事典
が成立すれば,その時点で定予算は失効し,それまでに行われた支出あるいは債務の負担もすべて本予算に吸収され,本予算に基づいて行ったものとみなされることとなる。な
29. ざんてい‐よさん【暫定予算】
日本国語大辞典
〔名〕新会計年度開始のときまでに予算が成立していない場合、本来の予算が成立するまでの間、必要最小限の政府支出を認める一時的な予算。期間は、通常一~三か月くらいで
30. ざんてい‐よさん【暫定予算】
法律用語辞典
年度の予算が成立していない場合において、本来の予算が成立するまでの間に必要な経費の支出を認める定的な予算。現行憲法は、いわゆる施行予算に関する規定を置いていな
31. 暫定予算【2019】[財政予算【2019】]
現代用語の基礎知識
支出ができるように、年度開始後一定期間に限って定予算を作成し、これを国会に提出して、本予算成立までのつなぎとすることを認めている。したがって、定予算は、当該
32. ざん‐とう【暫到】
仏教語大辞典
あるいは寺に入って止住の式の終わらない者をもいう。 禅林象器箋 六・称呼門 「時到某寺、当不久而去故、曰到僧。敕修清規聖節云、堂僧堂司給由、到客司給由」
33. しばい‐しばい【暫暫】
日本国語大辞典
〔副〕少しの間。ほどなく。しばらく。*日葡辞書〔1603~04〕「Xibaixibai (シバイシバイ)」[辞書]日葡
34. しば‐し【暫─】
日本国語大辞典
〔副〕(「しまし(─)」の変化した語)(イ)限られた短時間内の意を表わす。ちょっとのま。少しの間。わずかの時間。時。当分。*日本書紀〔720〕景行二七年一二
35. しばし【暫し】
全文全訳古語辞典
〔副詞〕ある程度の時間。しばらく。 「年ごろ、常のあつしさになり給へれば、御目馴れて、『なほしばしこころみよ』とのみのたまはするに」〈源氏・桐壷〉数年間、常々病
36. しばし の 泳(およ)ぎ
日本国語大辞典
一時、質に入れること。主として遊里でいう。*滑稽本・無飽三才図会〔1850〕一「工面(ぐめん)あしき時は七夕の七夜(しちや)に趣く、是をしばしの游(およぎ)とい
37. しば‐しば【暫暫】
日本国語大辞典
〔副〕(人に呼びかけたり、人を呼びとめたりするのに用いる)ちょっとちょっと。*能因本枕草子〔10C終〕一〇四・五月の御精進のほど「いつのまにか装束しつらん、帯は
38. しばらく【暫く】
全文全訳古語辞典
〔副詞〕《上代は「しまらく」》 ❶あまり長くない、ある程度の時間。少しの間。 「手の裏に据ゑてさし上げさしおろし、しばらく見るほどに」〈今昔・19・9〉(硯を愛
39. しばらく ありて
日本国語大辞典
ほんのわずかな間をおいて。少したって。*日本書紀〔720〕武烈即位前(寛文版訓)「俄而(シハラクアリテ)鮪(しび)の臣来て、太子と影媛との間を排(おしはなち)立
40. しばらく 措(お)く
日本国語大辞典
(オク)」*都会の憂鬱〔1923〕〈佐藤春夫〉「彼の暮しの方から言ってそれが全く不可能なことはく措いて」
41. しばらく して
日本国語大辞典
7~89〕〈二葉亭四迷〉二・一〇「らくしてから『まづ兎も角も』ト気を替へて、懐中して来た翻訳物を取出して読み初めた」*雁〔1911~13〕〈森鴎外〉一一「
42. しばらく すると
日本国語大辞典
*滑稽本・八笑人〔1820~49〕五・下「ヱ狐だかなんだか知りやせんが、くすると船を洲ヘ付て別に網船が来て夜網サ」*倫敦塔〔1905〕〈夏目漱石〉「くすると
43. しばらく‐ぶり【暫振】
日本国語大辞典
ひさしぶり。*火の柱〔1904〕〈木下尚江〉二一・三「く振りで梅ちゃんの琴を聴かせて頂きませう」*続俳諧師〔1909〕〈高浜虚子〉六四「其を(シバラ)くぶり
44. しまし【暫し】
全文全訳古語辞典
〔副詞〕《上代語》⇒しばし 「春されば散らまく惜しき梅の花しましは咲かず含みてもがも」〈万葉・10・1871〉春が来ると散ってしまうのが惜しい梅の花よ、しばらく
45. しましく【暫しく】
全文全訳古語辞典
〔副詞〕《上代語》しばらくの間。 「秋山に落つるもみぢ葉しましくはな散りまがひそ妹があたり見む」〈万葉・2・137〉秋山に散るもみじ葉よ、しばらくは散り乱れてく
46. しま‐ら【暫─】
日本国語大辞典
ら」の付いたもの)しばらく。少しの時間。ちょっとの間。*新訳華厳経音義私記〔794〕「無已 已止也。又為〓
47. しまら‐く【暫─】
日本国語大辞典
810~824〕下・序「爾(シマラク)の身、〓(たれ)か眉(なが)く存(ながら)へむ〈真福寺本訓釈 爾 シ万良久乃〉」*唐招提
48. しまらく【暫く】
全文全訳古語辞典
〔副詞〕《上代語》⇒しばらく 「しまらくは寝つつもあらむを夢のみにもとな見えつつ吾を音し泣くる」〈万葉・14・3471〉しばらくの間は寝続けてもいたいのに、(あ
49. 【暫時】ざんじ
新選漢和辞典Web版
【一】ざんじしばらく。一時。 【二】(ツァンシー)  zànshí《現》【一】に同じ。
50. 【暫定】ざんてい
新選漢和辞典Web版
かりに決める。しばらくの間決めておくこと。「定的」「定予算」
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