日本をはじめとする先進諸国に蔓延する、近年の「なんでもかんでもダイエット!」的な風潮のアンチテーゼとして、昨今なかば無理矢理気味にもてはやされているのが、ややポッチャリ型の女子。
たとえば、女性向けビューティ雑誌『VoCE』(講談社)で、「ポッチャリとボンキュッボンの中間型=ポニョ」として特集・推奨されたり、モテ(たい)系20代女性向けファッション雑誌『CanCam』(小学館)誌面で、「ぷに子」として、あえてモデルに起用したり……と、発信側の全身全霊をかけた苦心・工夫を経て、さまざまなネーミングに枝分かれしている。
だが最近は、これらのすべてに共通する「ややポッチャリ型」の「やや」がなくなった「単なるポッチャリ型→小太り」な女子までもが「自然なまんまのアタシが一番!」と開き直りはじめてきた感が否めず、どちらかと言えば否定的なニュアンスで、そういう“油断脂肪”をとらえた反動のタームが「プヨ」ではないか、と筆者はにらんでいる。
いずれにせよ、個人の主観にかなりの部分が委ねられる“基準”であり、デブ専の御仁から見れば、「体重100kg=ややぽっちゃり」「体重120kg=小太り」だったりもするので、我々がとやかく言う問題ではないようだ。
たとえば、女性向けビューティ雑誌『VoCE』(講談社)で、「ポッチャリとボンキュッボンの中間型=ポニョ」として特集・推奨されたり、モテ(たい)系20代女性向けファッション雑誌『CanCam』(小学館)誌面で、「ぷに子」として、あえてモデルに起用したり……と、発信側の全身全霊をかけた苦心・工夫を経て、さまざまなネーミングに枝分かれしている。
だが最近は、これらのすべてに共通する「ややポッチャリ型」の「やや」がなくなった「単なるポッチャリ型→小太り」な女子までもが「自然なまんまのアタシが一番!」と開き直りはじめてきた感が否めず、どちらかと言えば否定的なニュアンスで、そういう“油断脂肪”をとらえた反動のタームが「プヨ」ではないか、と筆者はにらんでいる。
いずれにせよ、個人の主観にかなりの部分が委ねられる“基準”であり、デブ専の御仁から見れば、「体重100kg=ややぽっちゃり」「体重120kg=小太り」だったりもするので、我々がとやかく言う問題ではないようだ。