今年の夏あたりから「かき氷」がちょっとしたブームになっているらしい。
六本木交差点近くでは年中無休のかき氷専門店がオープンし、都内の某一流シティホテルのレストランでは「石垣島天然マンゴー添え羽衣ミルクかき氷」なる2592円の高級かき氷がそれなりの人気を博しているという。
すでにアイスクリームブームが一周してしまった昨今に「次はかき氷だ!」と逸る気持ちはわからなくもないが、筆者としては「あまりそそられない」というのが正直なところだ。
まず、冬には絶対に食べたいとは思わないだろう。いくら暖房のきいた暖かい室内であろうが、その見た目の“雪”のような寒々しさは如何しようもない。(高級)アイスクリームの濃厚感と比べ、かき氷のアッサリ感は夏の乾いた喉を潤してくれそうだが、冬はそこまで切実に喉も乾かない……。極論、冬にかき氷を食べるヒトたちの気が知れない。
あと、かき氷ブームを煽る代表的なコピーとして「ふわっふわの~」などがよく目に付くが、筆者の個人的好みで言えば、あまり目が細かすぎない、どちらかといえば「ジョリジョリ」の氷に、マンゴーだのツバメの巣だのといった余計な物はあえてのせず、カルピスだけをサッとかけたかき氷がいちばん美味しい、と主張したい。
六本木交差点近くでは年中無休のかき氷専門店がオープンし、都内の某一流シティホテルのレストランでは「石垣島天然マンゴー添え羽衣ミルクかき氷」なる2592円の高級かき氷がそれなりの人気を博しているという。
すでにアイスクリームブームが一周してしまった昨今に「次はかき氷だ!」と逸る気持ちはわからなくもないが、筆者としては「あまりそそられない」というのが正直なところだ。
まず、冬には絶対に食べたいとは思わないだろう。いくら暖房のきいた暖かい室内であろうが、その見た目の“雪”のような寒々しさは如何しようもない。(高級)アイスクリームの濃厚感と比べ、かき氷のアッサリ感は夏の乾いた喉を潤してくれそうだが、冬はそこまで切実に喉も乾かない……。極論、冬にかき氷を食べるヒトたちの気が知れない。
あと、かき氷ブームを煽る代表的なコピーとして「ふわっふわの~」などがよく目に付くが、筆者の個人的好みで言えば、あまり目が細かすぎない、どちらかといえば「ジョリジョリ」の氷に、マンゴーだのツバメの巣だのといった余計な物はあえてのせず、カルピスだけをサッとかけたかき氷がいちばん美味しい、と主張したい。