「君にシンクロするニュースアプリ」と銘打った「ハッカドール」は、アニメ・ゲーム・声優などに関する情報を、女の子のキャラクターが集めてきてくれる趣向。キャラの質問に答えたり、閲覧した内容と近い記事に対し「イラナイ」「ホシイ」の意思表示をすることで、徐々にユーザー向けの記事を分析してくれるのがミソだ。アプリの有用性が高まると同時に、一種「育成」的な楽しみもある。ちなみに「ハッカドール」という名称は、情報の収集が「捗(はかど)る」から来ている。
ディー・エヌ・エーが2014年8月から無料でリリースしているが、その制作に関しては10月10日付のITmediaニュースの記事が興味深いものとなっている。企画者いわく、最初は社の色に合わないと否定的な意見があった。しかし、現状のオタク文化は分散化が激しく、面白いコンテンツが、それを楽しんでくれるユーザーにまで届いていないという危機感を持ったという。この思いは、おおいに開発を推し進める原動力になったそうだ。「オタク」が、業界としての問題点を明確に認識して動いた結果、ユーザーの支持を受けた。これはビジネスとして非常に幸せなスタートといえそうだ。
ディー・エヌ・エーが2014年8月から無料でリリースしているが、その制作に関しては10月10日付のITmediaニュースの記事が興味深いものとなっている。企画者いわく、最初は社の色に合わないと否定的な意見があった。しかし、現状のオタク文化は分散化が激しく、面白いコンテンツが、それを楽しんでくれるユーザーにまで届いていないという危機感を持ったという。この思いは、おおいに開発を推し進める原動力になったそうだ。「オタク」が、業界としての問題点を明確に認識して動いた結果、ユーザーの支持を受けた。これはビジネスとして非常に幸せなスタートといえそうだ。