弁当箱をキャンバスに、キャラクターなどを食材で描き出す「デコ弁」(「デコレーション弁当」の略)。かつては「こんな細かいところまで表現するなんて」という新鮮な驚きがあったものだが、いまや専用の型抜きが市販されるなど、一般に普及している。簡単なレベルなら試してみたママも多いだろう。そして、遂には二次元から三次元へ進化(?)。近頃では、キャラが立体化した「デコ鍋」なるものが登場しているのだ。カンタンに作れる料理の代表、鍋物の概念が、根底から覆っている。
ネット上に画像がアップされている「デコ鍋」の印象といったら、さながら「デコレーションケーキ」である。きれいな「デコ」も、食べ始めてしまえばすぐに消えてなくなるという儚さも、ケーキのようだと言えはしまいか。子どもが喜ぶ一瞬のために時間をかけて準備する、その愛情には頭が下がる。ちなみに、カゴメなど、企業のホームページにデコ鍋の作り方を掲載している例も見られる。この冬のブームが、来年以降も定着するや否や。ただ、ここまで来ると、「食べ物で遊びすぎ」といった拒否反応も出ているようだ。
ネット上に画像がアップされている「デコ鍋」の印象といったら、さながら「デコレーションケーキ」である。きれいな「デコ」も、食べ始めてしまえばすぐに消えてなくなるという儚さも、ケーキのようだと言えはしまいか。子どもが喜ぶ一瞬のために時間をかけて準備する、その愛情には頭が下がる。ちなみに、カゴメなど、企業のホームページにデコ鍋の作り方を掲載している例も見られる。この冬のブームが、来年以降も定着するや否や。ただ、ここまで来ると、「食べ物で遊びすぎ」といった拒否反応も出ているようだ。