保育園・幼稚園・小学校などで、初対面の母親同士が挨拶代わりに配る名刺のこと。
既婚女性用ファッション雑誌『VERY』(光文社)が発祥であるらしく、記載内容は主にママの氏名・子どもの氏名と写真・住所・電話番号・メールアドレス・LINEやFacebookのID・ママの趣味や特技……あたりが一般的で、作成価格は30枚2000円弱と、小口発注も可能なのだそう。
しかし、夫の職業まで記載したり、紙質を無駄に上質なものにしたり……といった、セレブを自認する一部のママによる、まるで銀座のホステスのようなアピール合戦がエスカレートしはじめ、ここ最近はママ間のマウンティング(格付け)用の小道具の一つと成り果てているとも聞く。
一方で、個人情報漏れに過剰な反応を示すタイプのママ名刺は、自分のブログのURLとママのファーストネームしか記載されていない(驚くべきことに、誘拐とかを恐れているのか子どもの名前さえもない!)ケースも実在し、「アンタは事務所に入っていないC級グラビアアイドルか!」と思わずツッコミを入れたくなる次第である。
載せすぎ・載せなさすぎ──いずれにせよ名刺としての正確な機能を果たしていないものであるかぎり、“ごっこ感”は否めない。
既婚女性用ファッション雑誌『VERY』(光文社)が発祥であるらしく、記載内容は主にママの氏名・子どもの氏名と写真・住所・電話番号・メールアドレス・LINEやFacebookのID・ママの趣味や特技……あたりが一般的で、作成価格は30枚2000円弱と、小口発注も可能なのだそう。
しかし、夫の職業まで記載したり、紙質を無駄に上質なものにしたり……といった、セレブを自認する一部のママによる、まるで銀座のホステスのようなアピール合戦がエスカレートしはじめ、ここ最近はママ間のマウンティング(格付け)用の小道具の一つと成り果てているとも聞く。
一方で、個人情報漏れに過剰な反応を示すタイプのママ名刺は、自分のブログのURLとママのファーストネームしか記載されていない(驚くべきことに、誘拐とかを恐れているのか子どもの名前さえもない!)ケースも実在し、「アンタは事務所に入っていないC級グラビアアイドルか!」と思わずツッコミを入れたくなる次第である。
載せすぎ・載せなさすぎ──いずれにせよ名刺としての正確な機能を果たしていないものであるかぎり、“ごっこ感”は否めない。