「耳で感じているのに聞き取れない音」で、すべての音は、耳で聞こえる「基音」と聞こえにくい「倍音」との二つの要素でできているのだそう。そして、この「倍音」が毎週日曜深夜に放映されている『ヨルタモリ』(フジテレビ系)で取り上げられて以来、ちょっとしたブームとなっている。
ちなみに「倍音」には、「整数次倍音」と「非整数次倍音」があり、声にすると前者は「強く響く明るく高い声にカリスマ性、頼もしさを感じさせる」らしく、硬くてハリがある声のタモリや黒柳徹子などが、このタイプに該当するという。
一方で後者は「ささやく声やしゃがれた声に親しみやすさ、重要性、優しさを感じさせる」らしく、かすれ声・ダミ声のビートたけしなどは、このタイプに該当するという。
いずれにせよ、テレビに出演することを仕事とする人たちにとって「声」とは、下手すりゃ見た目より重要で、筆者なんぞがたまにテレビに呼ばれたりすると、その周囲に蠢く“プロフェッショナル”な面々による千差万別の魅力的な声を耳にしながら、自分の籠もりがちな声がいかにしょぼいか、すなわちテレビタレントとしての才能のなさをいつも痛感させられる。
筆者と同じ「山田」でも、たとえばコラムニストでタレントの山田五郎氏の声は、かつて同じ編集部の一室で仕事をご一緒させていただいたとき、その一言一言が隅から隅まで響きわたったものである。
ちなみに「倍音」には、「整数次倍音」と「非整数次倍音」があり、声にすると前者は「強く響く明るく高い声にカリスマ性、頼もしさを感じさせる」らしく、硬くてハリがある声のタモリや黒柳徹子などが、このタイプに該当するという。
一方で後者は「ささやく声やしゃがれた声に親しみやすさ、重要性、優しさを感じさせる」らしく、かすれ声・ダミ声のビートたけしなどは、このタイプに該当するという。
いずれにせよ、テレビに出演することを仕事とする人たちにとって「声」とは、下手すりゃ見た目より重要で、筆者なんぞがたまにテレビに呼ばれたりすると、その周囲に蠢く“プロフェッショナル”な面々による千差万別の魅力的な声を耳にしながら、自分の籠もりがちな声がいかにしょぼいか、すなわちテレビタレントとしての才能のなさをいつも痛感させられる。
筆者と同じ「山田」でも、たとえばコラムニストでタレントの山田五郎氏の声は、かつて同じ編集部の一室で仕事をご一緒させていただいたとき、その一言一言が隅から隅まで響きわたったものである。