おもに、相手とコミュニケーションを円滑に交わせないとき、誰かと不仲になったときに使う言葉で、「(人間関係が)ギスギスする」の略語。
「ミスる」(失敗を犯すこと=「ミスをする」の略語)や、「ディスる」(相手を侮辱すること=「ディスリスペクトする」の略語)あたりの、どちらかと言えばネガティブなニュアンスを持つ略語の進化形だという見方もある。
外来語とミックスした造語を思わせるせいか、どこかポップな響きがあり、「友人との些細な行き違い」だとか「自分とは無関係な有名人同士のいざこざ」などが話題になったとき、さくっと出てくるケースが多く、「不倫がバレて今、嫁と慰謝料問題でギスってるんだよ」みたいなシャレにならないケースでは、さすがに使用は憚れる傾向が強い。
「ハラハラする」「メラメラする」「悶々する」などが「ハラる」「メラる」「モンる」と略されないことから考えるに、やはり語感がかなりの部分、重要視されている点は否めない。
ちなみに、スマホで検索をかけてみたら「G・I・S・U」と打っただけで「ギスる」が候補語に出てきた。筆者のようなアラフィフ世代が考える以上に浸透力の高い言葉であるようだ。
「ミスる」(失敗を犯すこと=「ミスをする」の略語)や、「ディスる」(相手を侮辱すること=「ディスリスペクトする」の略語)あたりの、どちらかと言えばネガティブなニュアンスを持つ略語の進化形だという見方もある。
外来語とミックスした造語を思わせるせいか、どこかポップな響きがあり、「友人との些細な行き違い」だとか「自分とは無関係な有名人同士のいざこざ」などが話題になったとき、さくっと出てくるケースが多く、「不倫がバレて今、嫁と慰謝料問題でギスってるんだよ」みたいなシャレにならないケースでは、さすがに使用は憚れる傾向が強い。
「ハラハラする」「メラメラする」「悶々する」などが「ハラる」「メラる」「モンる」と略されないことから考えるに、やはり語感がかなりの部分、重要視されている点は否めない。
ちなみに、スマホで検索をかけてみたら「G・I・S・U」と打っただけで「ギスる」が候補語に出てきた。筆者のようなアラフィフ世代が考える以上に浸透力の高い言葉であるようだ。