「ぬいぐるみのよう」とも形容される、かわいらしいイヌが「シバラニアン」。といっても、犬種ではない。ポメラニアンの毛を柴犬のようにカットしたものを指す。あくまで俗称である。
ポメラニアンといえば、欧州の厳しい寒さに対応するよう改良された種であるため、豊かな毛が特徴だ。ゆえに、基本的には日本の蒸し暑い夏が苦手で、サマーカットを行なう飼い主が多い。だが「もふもふは苦しかろう」と考えるのはいささか早計だ。毛には熱をさえぎって体温を一定に保つなど、プラス面も多い。愛犬家のあいだでは、むやみに切ることについて異論がある。また毛の質がデリケートで、切ったはいいがなかなか生えてこない場合もあるという。
だが、飼い主の愛情の注ぎ方というものは人それぞれ。いたずらにリスクばかりを指摘するのも野暮というものだ。ネット上に散見されるシバラニアンの画像は、いわゆる「豆柴」、小型の柴犬の雰囲気が出ていて、人気が出るのもうなずける。愛犬の体調とも相談しながら、すこやかな関係性を築いてほしいものだ。
ポメラニアンといえば、欧州の厳しい寒さに対応するよう改良された種であるため、豊かな毛が特徴だ。ゆえに、基本的には日本の蒸し暑い夏が苦手で、サマーカットを行なう飼い主が多い。だが「もふもふは苦しかろう」と考えるのはいささか早計だ。毛には熱をさえぎって体温を一定に保つなど、プラス面も多い。愛犬家のあいだでは、むやみに切ることについて異論がある。また毛の質がデリケートで、切ったはいいがなかなか生えてこない場合もあるという。
だが、飼い主の愛情の注ぎ方というものは人それぞれ。いたずらにリスクばかりを指摘するのも野暮というものだ。ネット上に散見されるシバラニアンの画像は、いわゆる「豆柴」、小型の柴犬の雰囲気が出ていて、人気が出るのもうなずける。愛犬の体調とも相談しながら、すこやかな関係性を築いてほしいものだ。