「フレンド(友だち)」と「エネミー(敵)」を合わせた造語で、「仲が良いと思っていたのに、じつは裏では敵だった」という人間関係のことを指し、なぜか2015年の『ユーキャン新語・流行語大賞』(『現代用語の基礎知識』選)にもノミネートされている。
なぜ「なぜか〜」なのかと言えば、この「フレネミー」なる言葉は、「五郎丸ポーズ」や「あったかいんだからぁ」……に代表される従来の大賞候補語と違って、その出どころやブレイクの時期が特定できないから。表現を変えれば、数年前からすでにじわじわと浸透してきて、「そろそろ今年あたり、いいんじゃない?」みたいな感じでピックアップされた(っぽい)、流行語大賞史上では、なかなか珍しいケースであるからだ。
とくに女性同士の恋愛絡みのいざこざで勃発しやすいネガティブワードとされているが、このような関係性は男性社会の出世競争や国家間のかけひきにおいても日常茶飯事であり、ゆえにライトなテイストでメジャーな流行語として世に出回るには少々ポップさに欠ける印象が筆者的には強い。もっとベタに「テキトモ」くらいにとどめておいたほうが、LINEとかでも気軽に使用できるのではなかろうか?
なぜ「なぜか〜」なのかと言えば、この「フレネミー」なる言葉は、「五郎丸ポーズ」や「あったかいんだからぁ」……に代表される従来の大賞候補語と違って、その出どころやブレイクの時期が特定できないから。表現を変えれば、数年前からすでにじわじわと浸透してきて、「そろそろ今年あたり、いいんじゃない?」みたいな感じでピックアップされた(っぽい)、流行語大賞史上では、なかなか珍しいケースであるからだ。
とくに女性同士の恋愛絡みのいざこざで勃発しやすいネガティブワードとされているが、このような関係性は男性社会の出世競争や国家間のかけひきにおいても日常茶飯事であり、ゆえにライトなテイストでメジャーな流行語として世に出回るには少々ポップさに欠ける印象が筆者的には強い。もっとベタに「テキトモ」くらいにとどめておいたほうが、LINEとかでも気軽に使用できるのではなかろうか?