今年の4月1日に、カルビーから“新商品”として発表されたポテトチップスのこと。世界最笑のワライダケから摂れる成分「ワライガトマランゴ」が配合されており、「食べたら笑いが止まらなくなる?」らしい──
カルビー側の弁だと、当初は架空の商品としてエイプリルフールのネタにすぎなかったのが、話題として盛り上がったこと、商品化の要望が多かったことから、本物の商品として発売する流れになったのだそう(※ただし「ワライガトマランゴ」は配合されていない)。
4月18日から早くも全国のコンビニの棚に並ぶという迅速な動きをなぞるかぎり、エイプリルフールの“ウソ”はアドバルーン的な役割で、ある程度“本当の発売”を想定した上での凝ったプロモーション活動だったのでは……と、つい穿った見方もしてしまうが、少なくともこのデマによって筆者が迷惑を被ったわけでもなく、それなりの結果も出しているのだから、「企業努力の一環」として片付けてもよいクラスの“可愛い情報操作”だと言えよう。
しかし、“企業レベルでつくエイプリルフールのウソ”は年々エスカレート、すなわち「巧妙で大がかり」となってきており、その「今年もやっちゃいました」的な悪ノリ感が少々鼻につき出し、またGoo○leのように“実害”を及ぼしはじめてきているのもまた事実。ネット上に氾濫する有象無象の情報の真贋を見極めることが至難となりつつある昨今、もはやエイプリルフールはホワイトデーに匹敵するくらい“要らない日”だと筆者個人は思うのだが、いかがだろう?
カルビー側の弁だと、当初は架空の商品としてエイプリルフールのネタにすぎなかったのが、話題として盛り上がったこと、商品化の要望が多かったことから、本物の商品として発売する流れになったのだそう(※ただし「ワライガトマランゴ」は配合されていない)。
4月18日から早くも全国のコンビニの棚に並ぶという迅速な動きをなぞるかぎり、エイプリルフールの“ウソ”はアドバルーン的な役割で、ある程度“本当の発売”を想定した上での凝ったプロモーション活動だったのでは……と、つい穿った見方もしてしまうが、少なくともこのデマによって筆者が迷惑を被ったわけでもなく、それなりの結果も出しているのだから、「企業努力の一環」として片付けてもよいクラスの“可愛い情報操作”だと言えよう。
しかし、“企業レベルでつくエイプリルフールのウソ”は年々エスカレート、すなわち「巧妙で大がかり」となってきており、その「今年もやっちゃいました」的な悪ノリ感が少々鼻につき出し、またGoo○leのように“実害”を及ぼしはじめてきているのもまた事実。ネット上に氾濫する有象無象の情報の真贋を見極めることが至難となりつつある昨今、もはやエイプリルフールはホワイトデーに匹敵するくらい“要らない日”だと筆者個人は思うのだが、いかがだろう?