家電業界の景気は決してよろしくない。一方では新興のメーカーの商品、たとえば以前に紹介したバルミューダのトースターなど、着実にヒットはある。決して安くない価格帯にもかかわらずだ。大手もこの時流を察知し、保守性を脱しようとしている。家電のニーズが変わってきたといえるかもしれない。
いま、持っているだけで人に自慢できる、ステータスの高い家電が人気を集めている。これらドヤ顔が出てしまうような家電は、俗に「ドヤ家電」と呼ばれる。日経MJが発表した2016年上半期ヒット商品番付にもランクインした。彼氏・彼女をはじめて部屋に入れたとき、相手にアピールできる側面(ちょっと自意識過剰っぽいが)から、「モテ家電」ともいうそうだ。
エスプレッソマシンや赤外線ロースター、蚊取り機能付き空気清浄機……。ドヤ家電自体、あるいはその機能性は、生活に絶対的に必要なものではない。だがオシャレで、ふだんの暮らしのステージを高める。かつてクルマを持っていることが「ファッション」として重要だったように、いまは家電が「ファッション」なのだといえるだろう。
いま、持っているだけで人に自慢できる、ステータスの高い家電が人気を集めている。これらドヤ顔が出てしまうような家電は、俗に「ドヤ家電」と呼ばれる。日経MJが発表した2016年上半期ヒット商品番付にもランクインした。彼氏・彼女をはじめて部屋に入れたとき、相手にアピールできる側面(ちょっと自意識過剰っぽいが)から、「モテ家電」ともいうそうだ。
エスプレッソマシンや赤外線ロースター、蚊取り機能付き空気清浄機……。ドヤ家電自体、あるいはその機能性は、生活に絶対的に必要なものではない。だがオシャレで、ふだんの暮らしのステージを高める。かつてクルマを持っていることが「ファッション」として重要だったように、いまは家電が「ファッション」なのだといえるだろう。